Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「それいけ!アンパンマン vs APIリクエスト:技術的勝利への道」
Search
Shuma
October 13, 2024
Programming
0
56
「それいけ!アンパンマン vs APIリクエスト:技術的勝利への道」
10月12日IT勉強会で発表した内容です。
Shuma
October 13, 2024
Tweet
Share
More Decks by Shuma
See All by Shuma
今年を振り返り、来年の抱負
shubox
0
7
インフラエンジニアが活きる組織、活きない組織って?
shubox
0
17
少し早いけど、今年を振り返ります。。
shubox
0
39
日本のうどん文化とチェーン店比較
shubox
0
110
カウンター越しの知識 ~HackBarで得た知見~
shubox
0
89
水戸黄門で学ぶカリー=ハワード同型対応
shubox
1
190
Nagiosについて語ってみる話
shubox
0
81
○○についてググってみた。
shubox
0
13
VPN vs Zerotrust
shubox
0
18
Other Decks in Programming
See All in Programming
Cognitoが大型アップデート!Managed Loginとパスワードレスログインを実際に使ってみた@しむそくRadio Special Day1
tmhirai
3
330
TypeScript でバックもやるって実際どう? 実運用で困ったこと3選
yuichiro_serita
17
7.7k
Fibonacci Function Gallery - Part 1
philipschwarz
PRO
0
150
PipeCDの歩き方
kuro_kurorrr
4
150
testcontainers のススメ
sgash708
1
110
htmxって知っていますか?次世代のHTML
hiro_ghap1
0
260
MCP with Cloudflare Workers
yusukebe
2
200
事業成長を爆速で進めてきたプロダクトエンジニアたちの成功談・失敗談
nealle
3
1.4k
Jakarta EE meets AI
ivargrimstad
0
1.3k
フロントエンドのディレクトリ構成どうしてる? Feature-Sliced Design 導入体験談
osakatechlab
8
4k
As an Engineers, let's build the CRM system via LINE Official Account 2.0
clonn
1
670
テストケースの名前はどうつけるべきか?
orgachem
PRO
0
110
Featured
See All Featured
ピンチをチャンスに:未来をつくるプロダクトロードマップ #pmconf2020
aki_iinuma
111
49k
[RailsConf 2023 Opening Keynote] The Magic of Rails
eileencodes
28
9.1k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
251
21k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
305
110k
Visualization
eitanlees
145
15k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
59
3.6k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
6
510
Principles of Awesome APIs and How to Build Them.
keavy
126
17k
jQuery: Nuts, Bolts and Bling
dougneiner
61
7.5k
How GitHub (no longer) Works
holman
311
140k
10 Git Anti Patterns You Should be Aware of
lemiorhan
PRO
656
59k
[Rails World 2023 - Day 1 Closing Keynote] - The Magic of Rails
eileencodes
33
1.9k
Transcript
「それいけ!アンパンマン vs APIリクエスト:技術的勝利への道」 Shuma
自己紹介 名前:Shuma 現職:ベンチャー企業でインフラエンジニア 経歴:飲食店店長→バイト→インフラエンジニア 技術:クラウド(AWS、GoogleCloud ) PHP,Python 好きなパン:あんぱん
このLTの対象者 • APIを初めて学ぶ人 • APIの基本概念を楽しく復習したい人 • アンパンマンが好きな人
APIとは? • Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インター フェース)の略 • ソフトウェアコンポーネント間の通信を可能にする • Webサービスでよく使用される
アンパンマンとは? 漫画家:やなせたかしが作った日本の人気アニメキャラクター 特徴:顔がアンパン、正義の味方 主な能力: • 顔を新しいアンパンに交換可能 • 空を飛ぶ • アンパンチという必殺技
• 困っている人を助ける 仲間たち:ジャムおじさん(生みの親)、バタコさん、メロンパンナ等 対抗者:バイキンマン
アンパンマンが技術的に勝利するために 普通に考えてもアンパンマンが APIリクエストに勝つことは難しい。。 ですが、アンパンマンの強みを考えた時に ・顔が新しいアンパンに交換可能 ・正義の心と勇気 ・仲間たちのサポート 彼にはこれらの強みがあるので今回はこれらの強みを 技術的に強化していこうと思います。
クイズ① アンパンマンの最高飛行速度は次のうちどれでしょうか? 1.秒速 1.5km (マッハ4.4) 2.秒速 7.9km (マッハ23) 3.秒速 15.0km
(マッハ43.9)
技術的勝利への道①(アンパンチ = 高速化 (キャッシュ)) ・アンパンマン:「僕のアンパンチは一撃必殺だよ!」 ・API:「私のレスポンスも一瞬で返せるんです!」 このコードでは、最新の投稿を Redisにキャッシュしています。キャッシュがある場合は即座に返し、なければデータベースから取得してキャッシュします。
技術的勝利への道②(顔の交換 = スケーラビリティ (オートスケーリング)) ・ジャムおじさん:「アンパンマン、新しい顔だよ!」 ・API:「負荷に応じて、私も新しいサーバーを立ち上げます!」 この設定では、CPU使用率が50%を超えると自動的にポッドを増やし、最大10個まで拡 張します。
クイズ② 名作アニメ「アンパンマン」に登場する「バタコ」さんは、新しい顔をどのくらいの速度でアンパンマンに投げ ているでしょうか?アンパンマンとの距離は15m、投げる角度は45°です。 1. 時速 87km 2. 時速 540km 3.
時速 5400km
技術的勝利への道③バタコさんの投げ = ロードバランシング • バタコさん:「アンパンマン、ちゃんと届けるわよ!」 • API:「リクエストも適切なサーバーに振り分けます!」
技術的勝利への道④ジャムおじさんの回復力 = レジリエンス (エラーハンドリング) • ジャムおじさん:「大丈夫、すぐに新しい顔を作るよ!」 • API:「エラーが起きても、自動で回復します!」 具体例 :Pythonでのリトライ機能実装
この関数は、失敗した場合に最大 3回まで再試行します。待機時間は指数関数的に増加します。
まとめ
まとめ アンパンマン:「みんなで力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられるよ!」 API:「そうですね!各機能が協調して働くことで、強靭で効率的なシステムになりま す!」 バイキンマン:「うぎゃー!こんなに強いAPIじゃ、僕の出る幕がないよ〜!」
参考文献 参考資料 アンパンマン公式サイト : [アンパンマンポータルサイト (anpanman.jp)] バタコさんの投球速度 :[名作アニメ「アンパンマン」強肩!「バタコ」さん徹底解説!魅力溢れる「バタコ」さんの 秘密│雑学探求心 (sakihopapa.com)]
Super源さんの雑学辞典:[アンパンマンの飛行速度は、秒速 7.9km? | Super源さんの雑学事典 (zatsugaku-jiten.net)] 実践:はじめてのWebAPI設計:[ 実践:はじめてのWebAPI設計 #Python - Qiita] API開発とは?何ができるの?分かりやすく解説 :[API開発とは?何ができるの?分かりやすく解説 | WEBシステム開発・アプリ開 発なら株式会社イーポート (e-port.co.jp)]
おわり ・このスライドを作成するまで ジャムおじさんとバタコさんが妖精だと知りませんでした・・・