Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
「それいけ!アンパンマン vs APIリクエスト:技術的勝利への道」
Search
Shuma
October 13, 2024
Programming
0
260
「それいけ!アンパンマン vs APIリクエスト:技術的勝利への道」
10月12日IT勉強会で発表した内容です。
Shuma
October 13, 2024
Tweet
Share
More Decks by Shuma
See All by Shuma
阿部寛のホームページをSRE観点で改善出来るか考えてみた。
shubox
0
75
一日の終わりに、晩酌しながら眺めたいシステムログの世界
shubox
0
76
プロダクトがクローズした話
shubox
0
26
今も熱いもの!魂を揺さぶる戦士の儀式:マオリ族のハカ
shubox
0
240
信頼性工学とは? ~カツオを題材に~
shubox
0
92
バージョン管理と人生設計の類似点ver2 -リポジトリから学ぶ生きるヒント-
shubox
0
270
バージョン管理と人生設計の類似点
shubox
0
120
今年を振り返り、来年の抱負
shubox
0
260
インフラエンジニアが活きる組織、活きない組織って?
shubox
0
200
Other Decks in Programming
See All in Programming
問題の見方を変える「システム思考」超入門
panda_program
0
190
2026年向け会社紹介資料
misu
0
150
HTTPじゃ遅すぎる! SwitchBotを自作ハブで動かして学ぶBLE通信
occhi
0
230
Temporal Knowledge Graphで作る! 時間変化するナレッジを扱うAI Agentの世界
po3rin
5
1.3k
自動テストのアーキテクチャとその理由ー大規模ゲーム開発の場合ー
segadevtech
2
940
The Missing Link in Angular's Signal Story: Resource API and httpResource
manfredsteyer
PRO
0
100
CSC509 Lecture 09
javiergs
PRO
0
290
Kotlin + Power-Assert 言語組み込みならではのAssertion Library採用と運用ベストプラクティス by Kazuki Matsuda/Gen-AX
kazukima
0
110
Kotlinで実装するCPU/GPU 「協調的」パフォーマンス管理
matuyuhi
0
370
競馬で学ぶ機械学習の基本と実践 / Machine Learning with Horse Racing
shoheimitani
0
810
CSC509 Lecture 13
javiergs
PRO
0
240
高単価案件で働くための心構え
nullnull
0
110
Featured
See All Featured
Being A Developer After 40
akosma
91
590k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.9k
A better future with KSS
kneath
239
18k
GitHub's CSS Performance
jonrohan
1032
470k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
24k
How to Think Like a Performance Engineer
csswizardry
28
2.3k
What’s in a name? Adding method to the madness
productmarketing
PRO
24
3.8k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
Writing Fast Ruby
sferik
630
62k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
514
110k
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
253
22k
Faster Mobile Websites
deanohume
310
31k
Transcript
「それいけ!アンパンマン vs APIリクエスト:技術的勝利への道」 Shuma
自己紹介 名前:Shuma 現職:ベンチャー企業でインフラエンジニア 経歴:飲食店店長→バイト→インフラエンジニア 技術:クラウド(AWS、GoogleCloud ) PHP,Python 好きなパン:あんぱん
このLTの対象者 • APIを初めて学ぶ人 • APIの基本概念を楽しく復習したい人 • アンパンマンが好きな人
APIとは? • Application Programming Interface(アプリケーション・プログラミング・インター フェース)の略 • ソフトウェアコンポーネント間の通信を可能にする • Webサービスでよく使用される
アンパンマンとは? 漫画家:やなせたかしが作った日本の人気アニメキャラクター 特徴:顔がアンパン、正義の味方 主な能力: • 顔を新しいアンパンに交換可能 • 空を飛ぶ • アンパンチという必殺技
• 困っている人を助ける 仲間たち:ジャムおじさん(生みの親)、バタコさん、メロンパンナ等 対抗者:バイキンマン
アンパンマンが技術的に勝利するために 普通に考えてもアンパンマンが APIリクエストに勝つことは難しい。。 ですが、アンパンマンの強みを考えた時に ・顔が新しいアンパンに交換可能 ・正義の心と勇気 ・仲間たちのサポート 彼にはこれらの強みがあるので今回はこれらの強みを 技術的に強化していこうと思います。
クイズ① アンパンマンの最高飛行速度は次のうちどれでしょうか? 1.秒速 1.5km (マッハ4.4) 2.秒速 7.9km (マッハ23) 3.秒速 15.0km
(マッハ43.9)
技術的勝利への道①(アンパンチ = 高速化 (キャッシュ)) ・アンパンマン:「僕のアンパンチは一撃必殺だよ!」 ・API:「私のレスポンスも一瞬で返せるんです!」 このコードでは、最新の投稿を Redisにキャッシュしています。キャッシュがある場合は即座に返し、なければデータベースから取得してキャッシュします。
技術的勝利への道②(顔の交換 = スケーラビリティ (オートスケーリング)) ・ジャムおじさん:「アンパンマン、新しい顔だよ!」 ・API:「負荷に応じて、私も新しいサーバーを立ち上げます!」 この設定では、CPU使用率が50%を超えると自動的にポッドを増やし、最大10個まで拡 張します。
クイズ② 名作アニメ「アンパンマン」に登場する「バタコ」さんは、新しい顔をどのくらいの速度でアンパンマンに投げ ているでしょうか?アンパンマンとの距離は15m、投げる角度は45°です。 1. 時速 87km 2. 時速 540km 3.
時速 5400km
技術的勝利への道③バタコさんの投げ = ロードバランシング • バタコさん:「アンパンマン、ちゃんと届けるわよ!」 • API:「リクエストも適切なサーバーに振り分けます!」
技術的勝利への道④ジャムおじさんの回復力 = レジリエンス (エラーハンドリング) • ジャムおじさん:「大丈夫、すぐに新しい顔を作るよ!」 • API:「エラーが起きても、自動で回復します!」 具体例 :Pythonでのリトライ機能実装
この関数は、失敗した場合に最大 3回まで再試行します。待機時間は指数関数的に増加します。
まとめ
まとめ アンパンマン:「みんなで力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられるよ!」 API:「そうですね!各機能が協調して働くことで、強靭で効率的なシステムになりま す!」 バイキンマン:「うぎゃー!こんなに強いAPIじゃ、僕の出る幕がないよ〜!」
参考文献 参考資料 アンパンマン公式サイト : [アンパンマンポータルサイト (anpanman.jp)] バタコさんの投球速度 :[名作アニメ「アンパンマン」強肩!「バタコ」さん徹底解説!魅力溢れる「バタコ」さんの 秘密│雑学探求心 (sakihopapa.com)]
Super源さんの雑学辞典:[アンパンマンの飛行速度は、秒速 7.9km? | Super源さんの雑学事典 (zatsugaku-jiten.net)] 実践:はじめてのWebAPI設計:[ 実践:はじめてのWebAPI設計 #Python - Qiita] API開発とは?何ができるの?分かりやすく解説 :[API開発とは?何ができるの?分かりやすく解説 | WEBシステム開発・アプリ開 発なら株式会社イーポート (e-port.co.jp)]
おわり ・このスライドを作成するまで ジャムおじさんとバタコさんが妖精だと知りませんでした・・・