Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

議員向けセミナー資料_地元を離れた若者を関係人口にするデジタル施策_20250522.pdf

 議員向けセミナー資料_地元を離れた若者を関係人口にするデジタル施策_20250522.pdf

Avatar for SynergyMarketing

SynergyMarketing

May 23, 2025
Tweet

More Decks by SynergyMarketing

Other Decks in Business

Transcript

  1. 自己紹介 4 シナジーマーケティング株式会社 メディア事業 事業部長/FAVTOWN事業責任者 一般社団法人 自治体DX推進協議会 賛助会員 事業構想修士/river認定アドバイザー Profile

    兵庫県出身 - 実家の移転もあり、地元地域との接点は年々希薄に… シナジーマーケティング入社 - 約15年にわたり企業と顧客を結ぶマーケティング支援に従事。 新規事業担当へ - ビジネスで培ったファンづくりの知見を、地域課題の解決に活かす方法を模索。 事業構想大学院入学 - 関係人口の源となる出身者に着目し、出身者と地域の新たな関係づくりを研究。 FAVTOWN立ち上げ - 在学中の構想から、和歌山市で実証。自治体と連携し、関係人口施策を推進中。 平手 和徳(ひらて かずのり)
  2. 解決する課題 ①若年層の転出超過 8 ①若年層の転出超過 転出をきっかけに地元地域とのつながりが薄れ、 郷土愛や帰属意識といった ‘’心の距離‘’までも徐々に離れてしまう ②地域企業の採用力低下 地域内外の潜在的な求職者に対して、 地域企業の情報や魅力を届ける手段がなく、

    そもそも認知されていない ③‘’つながり止まり‘’の関係人口 集めた関係人口に、地域への貢献行動を促す “きっかけ”や“仕組み”を提供できておらず、 十分に活かせていない 離れることは問題ではない ──“想い”まで手放してしまう地域の損失 若者を中心とした転出超過 2024年 転出超過の 都道府県数 47 40 2024年 県外大学進学率 6割超の 都道府県数 47 32 一方で… あなたは、地元が好きですか? 77 % 非常に好き/ まあまあ好き 若者の地元愛は高まっている いずれ地元に戻りたい 何らかの形で 地域に貢献したい 非常に好き(30.7%)と回答のうち 69 79 % % 放置すれば、当然“地元への気持ち”は薄れていく 転出とともに愛着やUターン意向は、10〜30ポイント低下するというデータも 調査名:「地元愛に関する意識調査」(トラストバンク地域創生ラボ調査) 対象:20〜39歳の東京圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)以外の出身で、東京圏に住む916名 各都道府県 大学進学者の他県への流出率 (各県の大学進学者における他県の大学への進学者の割合)(2024年4月入学者) (株)旺文社 教育情報センター※文部科学省『令和6年度 学校基本調査(確定値)』より算出。 総務省:住民基本台帳人口移動報告 2024年(令和6年)結果各都道府県 大学進学者の他県への流出率
  3. 解決する課題 ②地域企業の採用力低下 9 ①若年層の転出超過 転出をきっかけに地元地域とのつながりが薄れ、 郷土愛や帰属意識といった ‘’心の距離‘’までも徐々に離れてしまう ②地域企業の採用力低下 地域内外の潜在的な求職者に対して、 地域企業の情報や魅力を届ける手段がなく、

    そもそも認知されていない ③‘’つながり止まり‘’の関係人口 集めた関係人口に、地域への貢献行動を促す “きっかけ”や“仕組み”を提供できておらず、 十分に活かせていない 関心はある、でも踏み出せない ──地元就職を阻む“情報と接点”の壁 地元就職の希望割合 56.4 % 地元就職を希望 地元で就職 地元で働く のもありだな! 地元で働く関心はあっても、 選ばれる選択肢として届いていない 周りと同じように、やはり 都市圏で働くほうがいいかも… 地元は「働くところがない」「給料が安い」 そんな表面情報だけで早々に諦められている 「マイナビ2026年卒大学生Uターン ・地元就職に関する調査』より
  4. 解決する課題 ③ ‘’つながり止まり‘’の関係人口 10 ①若年層の転出超過 転出をきっかけに地元地域とのつながりが薄れ、 郷土愛や帰属意識といった ‘’心の距離‘’までも徐々に離れてしまう ②地域企業の採用力低下 地域内外の潜在的な求職者に対して、

    地域企業の情報や魅力を届ける手段がなく、 そもそも認知されていない ③‘’つながり止まり‘’の関係人口 集めた関係人口に、地域への貢献行動を促す “きっかけ”や“仕組み”を提供できておらず、 十分に活かせていない “やるべき施策”が、“やれる範囲”に ──職員依存の関係人口施策のジレンマ 取り組みを 実施している自治体 1,788 1,078 「専任者」がいる自治体 1,788 240 「関係人口の創出・拡大」に関する取組状況 自治体の課題 • 自治体内の人員不足:1078 • 取組みの推進を担う地域主体が少ないもしくは存在しない:676 • 予算の不足:593 • 関係人口と地域をつなぐ主体者(中間支援組織)が見つからない:452 • 何から始めればよいのかがわからない:291 内閣府地方創生推進事務局 令和5年度 関係人口の創出・拡大に向けた取組状況調査 横断的で成果の設定が難しい関係人口施策は、 限られた体制の中で“集めて終わり”になりがち 庁内を横断して推進する中間支援組織と、地域貢献につながる関係を 中長期で育てる専門的な設計力が不足しています
  5. 解決施策 ①若年層の転出超過 12 ①若年層の転出超過 転出をきっかけに地元地域とのつながりが薄れ、 郷土愛や帰属意識といった ‘’心の距離‘’までも徐々に離れてしまう ②地域企業の採用力低下 地域内外の潜在的な求職者に対して、 地域企業の情報や魅力を届ける手段がなく、

    そもそも認知されていない ③‘’つながり止まり‘’の関係人口 集めた関係人口に、地域への貢献行動を促す “きっかけ”や“仕組み”を提供できておらず、 十分に活かせていない 地域を離れても、関係人口として “つながりを保ち続ける仕組み”の構築 地域とつながる「登録制度」の設計 地元出身者や関心層が、いつでも関われる“入口”をつくる 懐かしさと安心感を届ける「地域情報の発信」 季節イベントや地元の話題で、ふるさとに“気持ちが戻る”きっかけを 小さな関わりから育てる「貢献の見える化」 応援・コメント・寄附 etc“できたこと”が見える、 地元に関わった実感と手ごたえを届ける
  6. 解決施策 ②地域企業の採用力低下 13 ①若年層の転出超過 転出をきっかけに地元地域とのつながりが薄れ、 郷土愛や帰属意識といった ‘’心の距離‘’までも徐々に離れてしまう ②地域企業の採用力低下 地域内外の潜在的な求職者に対して、 地域企業の情報や魅力を届ける手段がなく、

    そもそも認知されていない ③‘’つながり止まり‘’の関係人口 集めた関係人口に、地域への貢献行動を促す “きっかけ”や“仕組み”を提供できておらず、 十分に活かせていない 地域企業を“知り、親しみ、選ばれる” 「求人」から、地元で働くキャリア提案へ 地元企業と出会う「きっかけの設計」 応援や話題を通じて、まずは“知ってもらう機会”を用意する 地元で働くが想像できる「体験と相談の場」 気軽な相談や体験で、地元就職への一歩を後押しする 共感で選ばれる「企業紹介の工夫」 条件だけでなく、‘’価値観‘’や‘’想い‘’が伝わる情報を届ける
  7. 解決施策 ③ ‘’つながり止まり‘’の関係人口 14 ①若年層の転出超過 転出をきっかけに地元地域とのつながりが薄れ、 郷土愛や帰属意識といった ‘’心の距離‘’までも徐々に離れてしまう ②地域企業の採用力低下 地域内外の潜在的な求職者に対して、

    地域企業の情報や魅力を届ける手段がなく、 そもそも認知されていない ③‘’つながり止まり‘’の関係人口 集めた関係人口に、地域への貢献行動を促す “きっかけ”や“仕組み”を提供できておらず、 十分に活かせていない 関係を“集める”から‘’動かす‘’へ 地域への貢献行動を生み出す仕組みと実行体制 行動を促す「貢献ステップの設計」 情報提供から参加・貢献まで、関係の深まりに応じた 行動ステップを設計 関わりを広げる「横断的な推進体制」 就職・ふるさと納税・イベントなど、関係人口の状況に応じた関わり の場をつくるために、庁内の複数部門で連携する 自治体と企業で支える「共創型の運営体制」 行政だけでなく、地元企業も“支え手”として関わり、プロモーション や就職などで還元する持続可能な仕組みをつくる
  8. 出身者が持つ“地域資産としてのポテンシャル“ 16 すでに関心がある ✓ 出身者は、地域を「知っていて」「覚えていて」「気になって いる」存在 ✓ 無関心層と比べ、接点を築くためのきっかけとコストが少ない ✓ 関係性の再構築に向けた再接続が期待できる

    01 Point 関係を育てやすい ✓ 出身者は、地元への想いや記憶が残っており、話題や課題を“自 分ごと”として捉えやすい ✓ 小さなきっかけから、寄附・応援などの行動につながりやすい ✓ 関係を“段階的に深めていける流れ”をつくりやすい 02 Point 広げてくれる ✓ 関係が深まった出身者は、地域の“応援者”として継続的に関与 する ✓ 地域の魅力を発信し、“伝え手”として周囲に広げていく ✓ 新たな関係人口や関心層を呼び込み、循環する関係へと発展 03 Point
  9. 出身者が持つ“地域資産としてのポテンシャル“①すでに関心がある 17 すでに関心がある ✓ 出身者は、地域を「知っていて」「覚えていて」「気になって いる」存在 ✓ 無関心層と比べ、接点を築くためのきっかけとコストが少ない ✓ 関係性の再構築に向けた再接続が期待できる

    01 Point 関係を育てやすい ✓ 出身者は、地元への想いや記憶が残っており、話題や課題を“自 分ごと”として捉えやすい ✓ 小さなきっかけから、寄附・応援などの行動につながりやすい ✓ 関係を“段階的に深めていける流れ”をつくりやすい 02 Point 広げてくれる ✓ 関係が深まった出身者は、地域の“応援者”として継続的に関与 する ✓ 地域の魅力を発信し、“伝え手”として周囲に広げていく ✓ 新たな関係人口や関心層を呼び込み、循環する関係へと発展 03 Point 利益率 1/5 かかる コスト 新規顧客の 獲得コスト 低 高 既存顧客の 維持コスト 関係人口におきかえると… 利益率 1/5 かかる コスト 新たに地域との 関係を築くコスト 低 高 出身者との 関係を維持するコスト 1:5の法則 ✓ 新規のお客様を獲得するには、 既存のお客様の5倍のコストがかかるという法則 ✓ 新規顧客は、獲得コストが高いにもかかわらず 利益率が低い ✓ 新たに地域との関係を築くには、出身者と の関係を維持する5倍のコストがかかる ✓ 新たな関係人口は、接点を築くのにコスト がかかううえ、 地域への貢献につながる確率は低い
  10. 出身者が持つ“地域資産としてのポテンシャル“②関係を育てやすい 18 すでに関心がある ✓ 出身者は、地域を「知っていて」「覚えていて」「気になって いる」存在 ✓ 無関心層と比べ、接点を築くためのきっかけとコストが少ない ✓ 関係性の再構築に向けた再接続が期待できる

    01 Point 関係を育てやすい ✓ 出身者は、地元への想いや記憶が残っており、話題や課題を“自 分ごと”として捉えやすい ✓ 小さなきっかけから、寄附・応援などの行動につながりやすい ✓ 関係を“段階的に深めていける流れ”をつくりやすい 02 Point 広げてくれる ✓ 関係が深まった出身者は、地域の“応援者”として継続的に関与 する ✓ 地域の魅力を発信し、“伝え手”として周囲に広げていく ✓ 新たな関係人口や関心層を呼び込み、循環する関係へと発展 03 Point 関係人口の構築ステップ 無関係 観光/ふるさと納税 頻繁な訪問 地域貢献 移住 (Uターン) 関係人口 の階段 行動までに「費用」と「時間」がかかる 行動につながりやすい
  11. 出身者が持つ“地域資産としてのポテンシャル“③関係を育てやすい 19 すでに関心がある ✓ 出身者は、地域を「知っていて」「覚えていて」「気になって いる」存在 ✓ 無関心層と比べ、接点を築くためのきっかけとコストが少ない ✓ 関係性の再構築に向けた再接続が期待できる

    01 Point 関係を育てやすい ✓ 出身者は、地元への想いや記憶が残っており、話題や課題を“自 分ごと”として捉えやすい ✓ 小さなきっかけから、寄附・応援などの行動につながりやすい ✓ 関係を“段階的に深めていける流れ”をつくりやすい 02 Point 広げてくれる ✓ 関係が深まった出身者は、地域の“応援者”として継続的に関与 する ✓ 地域の魅力を発信し、“伝え手”として周囲に広げていく ✓ 新たな関係人口や関心層を呼び込み、循環する関係へと発展 03 Point 自治体 地域を離れた 同郷の友達 関係人口予備軍 地域 地域情報発信 参加募集 共有/紹介 参加/貢献 関係人口 地域を離れた 兄弟/家族 地域外の 友達 登録/参加
  12. 「出身者との関係を維持する」全国の取り組み事例 20 プロジェクト名/ 施策名 自治体・地域 事業主体 取組の特徴概要 情報 発信 地元物品

    郵送 Uターン 就職促進 イベント にいがた鮭プロジェクト 新潟県 新潟日報社、 新潟県 出身の学生が主体となり同世代へ魅力を発信。Uターン就職を促進。 ◯ △ ◯ ◯ 「高知家」プロジェクト 高知県 高知県、 一部民間企業 県民全体を家族と捉え、出身者にも温かい情報を発信し帰郷を促す。 ◯ △ ◯ ◯ くまラバ 熊本県 熊本県 出身者向けにイベントや就職情報を発信し、 ネットワークづくりとUターン促進。 ◯ ☓ ◯ ◯ 盛岡という星で 岩手県盛岡市 盛岡市 出身者や関係人口向けに情報発信や交流拠点を設置。Uターン・Iターン就職もサ ポート。 ◯ ☓ ◯ ◯ いいねぇ静岡 静岡県静岡市 静岡市 出身者含む県外在住者へ県の魅力を多角的に発信しUターン・Iターンを促進。 「いいねぇ静岡」で親しみやすい情報発信。 ◯ △ ◯ ◯ Love Saijoファンクラブ 愛媛県西条市 西条市 出身者や関係人口向けにSNSやイベントで交流・協働。特産品開発や地域活動も。 ◯ ✗ ◯ ◯ 南砺市応援市民 富山県南砺市 南砺市 市外在住者を「応援市民」として登録、地域活動参加や情報発信で関係人口を創出。 ◯ △ ◯ ◯ しまっち! 島根県 ふるさと島根 定住財団 地域団体が企画するイベントや交流プログラムを通じて、故郷との繋がりを再構築 したり、新たな関わり方を見つけたりする機会を提供 ◯ △ △ ◯ ふるさと南部からのエール 青森県南部町 南部町 出身学生等に地元特産品を郵送し、ふるさととのつながりを維持。 △ ◯ ☓ ✗ おかえり丹波 兵庫県丹波市 丹波市 出身者へUターンに関する情報や支援策を提供。 移住体験や就職・起業支援、交流イベントも実施。 ◯ △ ◯ ◯ 出身者とのつながりをどう保ち続けるか、全国の自治体で試行錯誤がなされています ◯:実施が確認できたもの ✗:実施が確認できなかったもの △:情報が限定的、または一部実施
  13. 第一号案件として事業開始 県主導の案件として開始 和歌山市 愛媛県 2023年2月サービス開始 2024年7月サービス開始 広域連携展開(松野町/鬼北町/愛南町) 地域から転出してしまう若者を無理につなぎ止めるのではなく、 むしろ応援し、どこに行ってもこの地域の出身者であることをう れしく思えるような取り組み。(中略)FAVTOWN

    は地域から出て 行くことを前向きに捉え、愛着を深めるきっかけにしてくれる。 グッドデザイン賞2024 受賞 実績サマリー 23 展開地域 ❚ 外部評価 ❚ 審査員 評価コメント 主要指標 ❚ 5,500⼈超 90社超 48.8 % 総会員数 地域応援パートナー企業 会員の現住所取得率 ユーザー満足度 99.3 % 98.3 % 96.0 % ✓ 若年層(20代以下):約7割 ✓ 出身者を中心とした 県外に住む関係人口 :約7割 ✓ 平均情報開封率:約40% ✓ 和歌山市:70社超 ✓ 愛媛県 :20社超 ✓ ふるさと便/プレゼント企画を 通じて、転出先動向を把握 ふるさと便 交流イベント 就職イベント
  14. FAVTOWNの提供サービス 24 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員 イベント

    ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 関係をつなぐ 忘れず、もっと好きに 地元地域を一緒に応援 ふるさと納税 地元就職 Uターン移住 帰省 クラウドファンディング 地域イベント参加 出身者や関心層とのつながりを保ち続け、 情報発信・参加促進・貢献行動までを一貫して支える仕組み がそろっています の提供サービス
  15. FAVTOWNの提供サービス ①関係人口管理 25 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員

    イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 関係人口 管理 関係人口管理 関係人口を会員化するための各種フォームと、属性情報・行動履歴・アン ケート結果を統合管理するデータベースを提供。取得した情報は、ダッ シュボードを通じて分析し、関係人口施策へ活用することができます。 ダッシュボード 絞り込み分析機能 LINEと連携した 会員登録フォーム
  16. FAVTOWNの提供サービス ②地域情報発信 26 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員

    イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 地域情報 発信 地域情報発信 自治体からの情報を、若者に届きやすい形に編集し、LINEやメルマガで配 信。データにもとづき、対象会員を絞って届けることも可能です。 また、地元メディアと連携し、“気になる地元ニュース”を手軽に取得でき る情報発信機能も備えています。 森の国の夏祭り 学生団体 メールマガジン /LINE公式アカウント WEBサイト お知らせページ Instagram(抜粋) おすすめ 地元ニュース配信
  17. FAVTOWNの提供サービス ③ふるさと便 27 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員

    イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 ふるさと 便 ふるさと便 地元企業の特産品を若年層の出身者に届ける「ふるさと便」は、地域との つながりを実感するきっかけとなり、FAVTOWNの会員登録にもつながっ ています。本企画は企業協賛により実現しており、地元企業の応援メッ セージとともに届けることで、企業認知の向上や商品PR、さらには採用 活動への波及効果も期待できる仕組みです。 地元企業の応援メッセージ ふるさと便
  18. FAVTOWNの提供サービス ④会員イベント 28 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員

    イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 会員 イベント 会員イベント 地元イベントとの連携を通じて地域の魅力を再発見できる場を創出すると ともに、同郷出身者が語り合える交流イベントや、会員同士がつながるゆ るやかなコミュニティづくりも支援しています。転出先にいても地域との つながりを実感できるよう、企業や自治体と連携した多様なイベントを展 開しています。 はたちのつどい ボランティア おまつり
  19. FAVTOWNの提供サービス ⑤アンケート調査 29 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員

    イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 アンケート 調査 アンケート調査 出身者や関係人口を対象に、移住意向や地元就職への関心を把握するアン ケートを実施できます。自治体はリアルな声をもとに、関係人口や移住施 策の検討・改善に活用可能です。また、地元企業の商品PRや調査にも活 用でき、特産品が当たるプレゼント企画で参加率の向上も期待できます。 アンケート実施例 アンケート回答者の年代 アンケート 回答者の性 別 30代 20代 50代 10代以下 60代以下 40代 女性 男性
  20. FAVTOWNの提供サービス ⑥ふるさと納税 30 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員

    イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 ふるさと 納税 ふるさと納税 ふるさと便を通じて、地元の特産品や企業を新社会人に紹介するとともに、 ふるさと納税の仕組みと意義をわかりやすく伝えています。「なぜ地元に 納税することが地域の支援になるのか」を伝え、地元へのふるさと納税を “あたりまえ”と捉える文化の醸成をめざしています。 ふるさと納税の案内
  21. FAVTOWNの提供サービス ⑦Uターン就職支援 31 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員

    イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 Uターン 就職支援 Uターン就職支援 FAVTOWNでは、Uターン就職を希望・検討する出身者に向けた情報発信 を行っています。地元で働くという選択肢を広げることを目的に、地元企 業の若手社員を相談役とした“ゆる相談”やオンライン就職フェアを実施。 今後は、地域での就職を支援するサービス「FAVTOWNキャリア」として 展開を進め、地域企業から直接スカウトできるダイレクトスカウト機能や、 就職潜在層に向けた企業の魅力発信サイトの構築も予定しています。 潜在層に向けた オンライン就職フェア わかやま就職ゆる相談
  22. FAVTOWNの提供サービス ⑧MAP/スタンプラリー/クーポン 32 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員

    イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 MAP スタンプラリー クーポン MAP/ スタンプラリー /クーポン FAVTOWNマップは、地域に根ざしたインスタグラマーとともに、リアル な“地元の声”を届けながら、おすすめスポットを地元目線で楽しく知るこ とができるコンテンツです。 また、地域周遊を促す施策に活用できるスタンプラリーやクーポン機能も あわせて提供しています。 FAVTOWNマップ 地元を紹介するインスタグラマーがおすすめする 地元のスポットを手軽に体験できる
  23. FAVTOWNの提供サービス ⑨イベント/同窓会募集 ⑩貢献度の可視化 33 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理

    会員 イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 貢献度の 可視化 イベント 同窓会 募集 イベント/同窓会募集 FAVTOWNでは今後、会員や地元の団体が地元イベントや同窓会の開催情 報を自由に投稿・募集できる機能を拡充予定です。地元出身者同士が自発 的につながり、地域との関係を広げるきっかけづくりを支援します。 貢献度の可視化 寄附や参加、応援など、地域へのアクションが“見える化”されるマイペー ジ機能を今後実装予定です。出身者自身が関わりの積み重ねを実感できる 設計とし、継続的な関与につなげていきます。
  24. FAVTOWNの提供サービスと解決施策との関係 34 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員 イベント

    ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 地域とつながる「登録制度」の設計 地元出身者や関心層が、いつでも関われる“入口”をつくる 懐かしさと安心感を届ける「地域情報の発信」 季節イベントや地元の話題で、ふるさとに“気持ちが戻る” きっかけを 小さな関わりから育てる「貢献の見える化」 応援・コメント・寄附 etc“できたこと”が見える、 地元に関わった実感と手ごたえを届ける 地元で働くが想像できる「体験と相談の場」 気軽な相談や体験で、地元就職への一歩を後押しする 共感で選ばれる「企業紹介の工夫」 条件だけでなく、‘’価値観‘’や‘’想い‘’が伝わる情報を届ける 地元企業と出会う「きっかけの設計」 応援や話題を通じて、まずは“知ってもらう機会”を用意する 行動を促す「貢献ステップの設計」 情報提供から参加・貢献まで、関係の深まりに応じた 行動ステップを設計 ★P12~14で示した解決施策を盛り込んだサービス設計
  25. 35 FAVTOWNの運営体制 行政だけでなく、地元企業も“支え手”として関わり、 プロモーションや就職などで還元する持続可能な関係人口の仕組みづくりをサポートします 関わりを広げる「横断的な推進体制」 就職・ふるさと納税・イベントなど、関係 人口の状況に応じた関わりの場をつくるた めに、庁内の複数部門で連携する 自治体と企業で支える「共創型の運営 体制」

    行政だけでなく、地元企業も“支え手”とし て関わり、プロモーションや就職などで還 元する持続可能な仕組みをつくる 地域情報 発信 ふるさと 便 関係人口 管理 会員 イベント ふるさと 納税 貢献度の 可視化 MAP スタンプラリー クーポン Uターン 就職支援 アンケート 調査 イベント 同窓会 募集 P11の解決施策
  26. エリア横断で出身者のシェア 37 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月

    3月 ✓ 複数の自治体が連携し、出身者を“エリア横断”でシェアできる仕組みを構築 ✓ 通学・通勤・居住などが異なる出身者が、複数の地域と同時に関われる設計 ✓ 一人の出身者との接点を複数自治体で活かすことで、関係人口の可能性を最大化 のべ会員登録数 1700 人超 一人あたり2.0町以上に会員登録
  27. 地域のお祭り支援 38 4 1 2 3 鬼北町住民の方に知ってもらい、応援してもらう 町外の家族や友人へ紹介してもらう 町外の出身者に知ってもらい、応援してもらう 更なる鬼北町への応援アクションにつなげる

    出身者どおしで紹介してもらう 自身の応援が鬼北町への貢献につながったことを実感してもらう (ふるさと納税、クラウドファンディング、ボランティア参加etc) 約 170名が 応援登録 今は、県内ではありますが、鬼北(広見)を離れて暮らしています。でも、〝でちこんか〟開催の 時期に〝でちこんか〟という言葉を聞くと故郷を思い出します。少しでも多くの県内外方に、鬼北 の素晴らしさを感じて味わってもらいたいなと思っています。開催の成功を願っています。 41歳 松山市在住 出身者 こころが燃えるようなイベントだと思います!見に行くことは出来ませんが 遠くから一緒に盛り上がります! 20歳 松山市在住 出身者
  28. ユーザーの声(ふるさと便) 39 「和歌山を離れて一人暮らしを始め、その大変さでホームシックに なり気分が落ち込んでいた時にふるさと便が届きました。 各企業さんの応援メッセージを読んで、 前向きな気持ちに切り替える事が出来ました」 「本当に、冗談抜きで送られてきた時、品物の懐かしさと、 地元の温かさを感じて泣きそうになりました。 お会いしたこともなく、私の事をしらないのに、 これからは、親に定期的に送ってほしいという話をした(笑)

    」 「皆様ありがとうございます!アンケートを通じて ふるさと便の仕組みを理解することができて面白かったです! 私が現在大学3年生で就職を考える身なので、 各企業様について調べてみようと思います!」 会員の声 その他、計115名の方々から、感謝のメッセージが寄せられました。 とても満足している 満足している 99.3% 満足率 品数が充実していた 内容が懐かしいものだった よく使う/よく食べるのだった 好きな企業が入っていた その他 98.9% SNSで投稿した + 勧めたい 18歳 新大学生 18歳 新大学生 20歳 大学生 Q.ふるさと便を通じて今後和歌山市に ふるさと納税したいと思いましたか? (単一選択) もともと 検討していた ふるさと便によって 和歌山市へのふるさと納税を 検討したくなった 69% 87%の新社会人が 和歌山市へのふるさと納税を検討 n=42 n=267
  29. ユーザーの声(就職フェアへの参加) 40 「元々大阪や京都で働こうと思っていましたが、 地元である和歌山はとても暮らしやすく良い町であるため、 和歌山で働くのもいいなと思いました。」 20歳 大学生 「どの方ものびのびと働いてるという印象でした。 和歌山は、地域に根ざした働き方をするのに適しているように 思いますが、お話をお伺いした方々からも、プライベートと

    仕事を両立しながら働ける環境なんだろうなと感じました。」 21歳 大学生 「プライベートと仕事のバランスについて見つめ直す きっかけとなりました。 和歌山に住むことで自分の理想としているプライベートを 実現できるのかなと思いました。」 20歳 大学生 参加者の声 本イベントの満足度をお聞かせください n=40
  30. 事例)ふるさと便をきっかけにUターン就職 41 01 品物自体が嬉しかったのはもちろんですが、一緒に入っていた「頑張ってね」といった メッセージに、非常に励まされたと感じました。このメッセージを通じて、 「(地元が)繋がって応援してくれている」と感じたことが嬉しかったです。 物品支援とは違った「ふるさと便」との出会い 寂しさを感じていた時期に届いた温かいメッセージに感動 02 FAVTOWNを通して、地元が色々な取り組みをしていることを知りました。

    『地元って、こんなに面白いんだ』と興味が湧いたんです。 自ら取りにはいかないけど、送られてくると気になる地元ニュース 03 地元の就職イベントについても、FAVTOWNで初めて知ることが多かったです。 FAVTOWNから届くメールマガジンやLINEのメッセージは、知らない情報ばかりで、 本当にありがたかったです。 就活のタイミングにピンポイントで届いた地元就職情報 04 市役所に対して「固い」イメージを持っていましたが、FAVTOWNの取り組みを知り、 そのイメージも大きく変わりました。この体験を通じて市の仕事に興味を持ち始め、市役 所への就職を意識するきっかけとなりました。 行政と若者の距離を縮めるデザインと体験設計 【特別インタビュー】 FAVTOWNとの出会いが私のUターン就職のきっかけに 2025年4月~和歌山市職員 Mさん
  31. Uターン調査の結果 42 2023年 スタート FAVTOWN会員向け調査 調査対象:2953名 この1年で移住したと回答 15名 会員のうち年内移住が 確認できた割合

    0.5% 2025年4月 FAVTOWN会員向け調査 調査対象:4622名 2024年4月 この1年で移住したと回答 53名 会員のうち年内移住が 確認できた割合 1.1% 前年比 350%UP 年間移住者数:53人 1人あたりの年間住民税収入(市民税):約10万円 (年収350万円程度を想定) 仮算出: 53人 × 10万円 = 530万円/年 × 複数年 参考)移住による税収効果 15 名 53 名 仕事でUターンした20代のうち、 62% が過去にふるさと便を受け取り
  32. FAVTOWNサービスの特徴 45 企業CRMで培った知見と実績 20年以上にわたり企業の顧客データを一元管 理してきた堅牢なセキュリティと、企業CRM で培った知見と実績を活用し、地域のファンづ くりを効果的に推進します。さらに会員データ の活用により、より効果的なマーケティング戦 略の立案や、地域コミュニティのニーズに合っ たコミュニケーションを実現します。

    1 継続性を重視した導入設計 2 3 持続可能な公民共創モデルの構築 未顧客 顧客化 会員化 リピーター ロイヤルカスタマー CRM 最もコストがかかる 企業のファンづくり支援の実績を活用 ・競合が多くて見つけられない/比較が大変 ・初回購入の不安/失敗したくない ・一度利用した安心感 ・サービスへの愛着 ・他を選ぶのが面倒くさい 地域での自走化を目指したモデル構築 必要性は感じていても、成果が見えづらく予算 化が難しい——そんな関係人口施策に対して、 FAVTOWNでは会員基盤の構築に大きなコスト をかけず、“つながりを深める”関係構築や貢献 行動の促進に重点を置いた設計としています。 また、自治体の規模や体制に応じた柔軟なプラ ンにより、無料で始められ、運用状況に合わせ た継続仕組みを提供しています。 連携協定を締結し、自治体には広報や学校・地 域団体への案内、協力企業の紹介などを担って いただきます。私たちは、会員獲得に向けた告 知物の作成や、「ふるさと便」などの登録メ リットの企画・実施を支援します。 さらに、地元企業や団体との連携により、自治 体単独よりも費用を抑え、無理なく継続できる 運用体制の構築を支援します。 無理なく始め、続けやすいモデル構築 地域情 報 発信 ふるさ と 便 関係人 口 管理 会員 イベン ト ふるさ と 納税 貢献度 の 可視化 MAP スタンプラ リー クーポン Uター ン 就職支 援 アンケート 調査 イベン ト 同窓会 募集
  33. FAVTOWN導入を検討頂く場合 46 2025年 10月 ・無償プラン導入 ・連携協定締結 2026年 1月 ・サイトOPEN 3月

    ・ふるさと便〆切 6月 ・ふるさと便発送 ・次年度有料プランの検討 無料プランに含まれるもの ・初期構築(サイト、会員データベース、フォーム各種、LINE構築) ・会員ダッシュボード(ライト版) ・地域情報の発信(自動配信機能のみ) ・ふるさと便組成 (企業協賛の獲得により、送料含め自治体負担はありません。※数量相談) ・その他告知物準備(チラシ/ポスター、バナーの作成) スケジュールイメージ 有料プランの参考価格 ・1万人未満の自治体 :年間120万円(税抜)~ ・1万~10万人未満の自治体:年間240万円(税抜)~ ・10万人以上の自治体 :年間300万円(税抜)~ ※プランの詳細は、別途お問い合わせください。 ・有料プランの開始 会員が蓄積され、 このようなご要望が出てきたら… ・さらに会員を分析して、 施策に活用したい ・会員にあわせて原稿を作成し、 個別に情報を発信したい ・会員向けにアンケートを 取りたい ・会員向けイベントを実施したい etc ・ふるさと便受付開始 ・会員登録開始 2027年 1月 ・ふるさと便受付開始 ・ふるさと便〆切 3月 4月 無料プラン導入時の自治体へのお願い 1.本取組推進における事業連携協定の締結 2.会員獲得の推進 自治体広報媒体(市報・Webサイト・SNS等)での告知・発信、学校への協力依頼 3. 協力企業・団体のご紹介および連携調整
  34. 財務課向けのご説明 47 無料プラン導入時には、財政コストはかかりません。 有料プラン契約後も、財政コスト以上の税収の伸びが期待できます。 有料プラン導入自治体様は、「デジタル田園都市国家構想交付金の地方創生推進タイプ横展開型」 (補助率1/2)」を利用いただいております。 ※ 年間1万人未満の自治体:年間60万円〜、1万~10万人未満の自治体:年間120万円〜、10万人以上の自治体:年間150万円〜 で導入いただけます。 (

    1. Uターンによる税収効果(個人住民税) 2.ふるさと納税による税収効果 年間Uターン就職者数:7人(会員の0.7%) 1人あたりの年間住民税収入(市民税):約10万円 (年収350万円程度を想定) 仮算出: 7人 × 10万円 = 70万円/年 年間寄付者数:50人(会員の5%) 平均寄付額:約2万円 仮算出: 50人 × 1万円 = 50万円/年 ※ 返礼品および手数料除く50%で計算 ※出身者のため、毎年の継続が見込めます + × ) 複数年 例)会員数1,000人 ※会員数増加により積み上げ ※和歌山市での実績より保守的に試算 初年度:会員のうち年内移住が確認できた割合:0.5% 2年目 :会員のうち年内移住が確認できた割合:1.1% ※和歌山市でのアンケート結果および、ふるさと納税情報の開封率、 会員の年齢層等を加味して総合的に試算 ふるさと便を通じてふるさと納税をしたくなった:69% ふるさと納税情報の平均開封率:35%