2025年1月15日、VRChatの技術イベント「Web技術集会」での発表スライドです。
「なぜ世界地図の南極はこんなに大きいのか?」という素朴な疑問から始まり、
16世紀の航海用地図「メルカトル図法」が
現代のWeb地図技術の基盤となっていった興味深い歴史を紐解きます。
Google Mapsの開発時に「地図をタイル状に分割して効率的に配信する」というアイデアが生まれた技術的背景と、その設計思想について解説しています。
400年以上前の古典的な幾何学の問題が、現代のWeb地図技術にどのように活かされているのかを、
具体的な実装例を交えながら紹介します。
WebエンジニアやGISエンジニアをはじめとした技術者の方々に、
新しい視点と実践的な知見を提供できるプレゼンテーションを目指しています。