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仮説を形作るステップ

 仮説を形作るステップ

ふわっとした考えから仮説に至るまでをステップに分解して、見通しを良くする試みです。また、仮説を作業仮説とクレームに分けて考えることで、仮説の現在地を分かりやすくしました。
仮説行動』という書籍で扱っているトピックのまとめです。

Takaaki Umada / 馬田隆明

December 05, 2024
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Transcript

  1. 『解像度を上げる』に続き、スライドが本になりました 『解像度を上げる』の姉妹本 『仮説行動』発売中 2 第1部 仮説行動を理解する なぜ仮説は重要なのか 仮説行動の全体像 第2部 仮説を強くする

    仮説を生成する 仮説を検証する 仮説マップを生成/統合する ループの停滞を回避する 第3部 仮説を現実にする 仮説を評価する 決断する 仮説を実行する 第4部 大胆な未来を実現する 影響度の大きな仮説を目指す 目次
  2. ステップ (3) 問いを立てる 情報を構造化し、「◦◦ではないだろうか?」といった、 Yes/No で答えられるクローズドな問いを立てて調査します。 10 問い 疑問 興味・関心・問題意識

    興味を持つ この領域やテーマが面白そうだ 疑問に感じる この顧客はなぜこうしていない のだろう? 探究を行う 顧客の課題はここにあるのでは ないだろうか?
  3. ステップ (4) 仮説を作る 問いをさらに、正誤を白黒つけられて「言い切る」形の仮説へ と変換します。 11 仮説 問い 疑問 興味・関心・問題意識

    興味を持つ この領域やテーマが面白そうだ 疑問に感じる この顧客はなぜこうしていない のだろう? 探究を行う 顧客の課題はここにあるのでは ないだろうか? 主張をする この顧客はこれが原因でこの課 題に苦しんでいる!
  4. 興味から仮説までの一連のステップ このように仮説を持つまでにはいくつかの段階があります。 12 仮説 問い 疑問 興味・関心・問題意識 興味を持つ この領域やテーマが面白そうだ 疑問に感じる

    この顧客はなぜこうしていない のだろう? 探究を行う 顧客の課題はここにあるのでは ないだろうか? 主張をする この顧客はこれが原因でこの課 題に苦しんでいる!
  5. ステップ (2) 疑問を持つ これを使って何ができるだろう? どういったものがあるのだ ろう? 16 疑問 興味・関心・問題意識 興味を持つ

    AI のニュースが気になっている 疑問に感じる AI を使って新規事業を作ると したら何がいいだろう?
  6. (例)AI への興味関心から仮説まで 「AI についての仮説を持とう」と言われたときのステップの例 として以下のようなものがあります。 17 問い 疑問 興味・関心・問題意識 興味を持つ

    AI のニュースが気になっている 疑問に感じる AI を使って新規事業を作ると したら何がいいだろう? 探究を行う この AI サービスは英語論文を 読むときに使えるのでは?
  7. (例)AI への興味関心から仮説まで 「AI についての仮説を持とう」と言われたときのステップの例 として以下のようなものがあります。 18 仮説 問い 疑問 興味・関心・問題意識

    興味を持つ AI のニュースが気になっている 疑問に感じる AI を使って新規事業を作ると したら何がいいだろう? 探究を行う AI を使えば英語論文の要約を するサービスを作れるのでは? 主張をする AI を使った英語論文の要約 サービスは売れる!
  8. 問いを立てるためのヒント 25 問い 疑問 興味・関心・問題意識 • グルーピングする • 情報をグラフ等で可視化する •

    仮説マップをラフに作る • 簡単な調査をしてみる 情報を構造化して「分からな い部分」を明確にすると問いに
  9. 仮説を作るためのヒント 27 仮説 問い 疑問 興味・関心・問題意識 • 白黒つけられる形式にする • 言い切ろうとしてみる

    • 探索から検証フェーズに移っ て良いかを考える 仮説化は怖いけれど、一度仮 説にして検証してみるのも手
  10. 詳細は書籍をご参照ください 『解像度を上げる』の姉妹本 『仮説行動』発売中 53 第1部 仮説行動を理解する なぜ仮説は重要なのか 仮説行動の全体像 第2部 仮説を強くする

    仮説を生成する 仮説を検証する 仮説マップを生成/統合する ループの停滞を回避する 第3部 仮説を現実にする 仮説を評価する 決断する 仮説を実行する 第4部 大胆な未来を実現する 影響度の大きな仮説を目指す 目次 このスライドの 主なカバー範囲