$30 off During Our Annual Pro Sale. View Details »
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AI時代のワークフロー設計〜Durable Functions / Step Function...
Search
やくも
December 19, 2025
Technology
0
150
AI時代のワークフロー設計〜Durable Functions / Step Functions / Strands Agents を添えて〜
JAWS-UG Presents - AI Builders Day
https://jawsug.connpass.com/event/371658/
やくも
December 19, 2025
Tweet
Share
More Decks by やくも
See All by やくも
AIの長期記憶と短期記憶の違いについてAgentCoreを例に深掘ってみた
yakumo
4
430
品川会立ち上げについて
yakumo
1
130
5分で体感するhuman-in-the-loop!AIに丸投げはもうやめよう!
yakumo
1
350
re:Inventで発表された新サービス~AgentCore Evaluations/Policy~
yakumo
2
230
効果的なAIエージェントを考える〜それホントにAIエージェントじゃなきゃだめですか?〜
yakumo
3
660
新米エンジニアがJapan AWS Jr.Championsになるまで〜ゼロから始めたAWSとの歩み〜
yakumo
2
310
グラフDBがチョットわかるようになる話
yakumo
5
490
Amazon Bedrock で LINEbotを作成する
yakumo
2
170
BedrockでNL2SQLをやってみる
yakumo
1
110
Other Decks in Technology
See All in Technology
AWS Security Agentの紹介/introducing-aws-security-agent
tomoki10
0
310
GitHub Copilotを使いこなす 実例に学ぶAIコーディング活用術
74th
3
3.4k
Lookerで実現するセキュアな外部データ提供
zozotech
PRO
0
150
Lessons from Migrating to OpenSearch: Shard Design, Log Ingestion, and UI Decisions
sansantech
PRO
1
150
会社紹介資料 / Sansan Company Profile
sansan33
PRO
11
390k
子育てで想像してなかった「見えないダメージ」 / Unforeseen "hidden burdens" of raising children.
pauli
2
270
シニアソフトウェアエンジニアになるためには
kworkdev
PRO
3
180
2025年 開発生産「可能」性向上報告 サイロ解消からチームが能動性を獲得するまで/ 20251216 Naoki Takahashi
shift_evolve
PRO
1
200
.NET 10の概要
tomokusaba
0
120
AlmaLinux + KVM + Cockpit で始めるお手軽仮想化基盤 ~ 開発環境などでの利用を想定して ~
koedoyoshida
0
100
Snowflakeでデータ基盤を もう一度作り直すなら / rebuilding-data-platform-with-snowflake
pei0804
6
1.6k
AI駆動開発の実践とその未来
eltociear
0
130
Featured
See All Featured
Fireside Chat
paigeccino
41
3.7k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
141
7.2k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1371
200k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
413
23k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.8k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
333
24k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
46
7.8k
A Tale of Four Properties
chriscoyier
162
23k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
234
18k
The Cost Of JavaScript in 2023
addyosmani
55
9.4k
Designing for Performance
lara
610
69k
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
46
2.6k
Transcript
AIエージェント時代のワークフロー設計 Durable Functions / Step Functions / Strands を添えて 八雲
慎之助/Shinnosuke Yakumo 2025/12/20 JAWS-UG Presents - AI Builders Day
八雲 慎之助(やくも しんのすけ) 年次:2年目 選出:2025 Japan AWS Jr.Champions コミュニティ:JAWS-UG 新潟支部
運営 好きなサービス:Amazon Neptune, AgentCore Who am I @yakumo_09 @yakumo_0905
2025年、気づくと 早いものであと2週間ですね…!
世はまさに、大AIエージェント時代!!
AIエージェントで開発 ⇩ AIエージェントを開発
AIエージェントで開発 ⇩ AIエージェントを開発
AIエージェントって2種類あんねん 1. タスクはLLMに丸投げ! 仕事が終わるまでループを回し続ける! 参考:https://www.anthropic.com/engineering/building-effective-agents 繰り返し推論を実行 モデル ツール
AIエージェントって2種類あんねん 2. あらじめ自分でワークフローを設計しておく! 参考:https://www.anthropic.com/engineering/building-effective-agents モデル ツール 1. 2.
今日のゴール •AIエージェントのワークフローにおいて、 「何を選ぶか」ではなく、 「なぜ選ぶか」を理解して持ち帰って頂く
今日のゴール •AIエージェントのワークフローにおいて、 「何を選ぶか」ではなく、 「なぜ選ぶか」を理解して持ち帰って頂く ちなみに… 設計の比較や意思決定がメイン サービスの概要や紹介は触れません
AI×ワークフロー処理×AWS といえば…?
Lambda Step Functions Strands AWSでワークフロー処理といえば…! re:Invent 2025! 王道! 新登場!
これらの使い分け、 意識できていますか?
ワークフローの設計で 気をつけたいのは…「」
ワークフローの設計で 気をつけたいのは… →ワークフローの主導権を持つのは誰?
フローの中で、主導権を誰に持たせる?
フローの中で、主導権を誰に持たせる? • 一つの処理の中で割り込みながら全体の処理を進める • ワークフロー全体の状態を管理しながら進めたい • 人間の割り込みをイベントとして管理したい
フローの中で、主導権を誰に持たせる? • 一つの処理の中で割り込みながら全体の処理を進める • ワークフロー全体の状態を管理しながら進めたい • 人間の割り込みをイベントとして管理したい
フローの中で、主導権を誰に持たせる? • 一つの処理の中で割り込みながら全体の処理を進める →Lambda Durable Functions • ワークフロー全体の状態を管理しながら進めたい • 人間の割り込みをイベントとして管理したい
フローの中で、主導権を誰に持たせる? • 一つの処理の中で割り込みながら全体の処理を進める →Lambda Durable Functions • ワークフロー全体の状態を管理しながら進めたい • 人間の割り込みをイベントとして管理したい
フローの中で、主導権を誰に持たせる? • 一つの処理の中で割り込みながら全体の処理を進める →Lambda Durable Functions • ワークフロー全体の状態を管理しながら進めたい →Step Functions
• 人間の割り込みをイベントとして管理したい
フローの中で、主導権を誰に持たせる? • 一つの処理の中で割り込みながら全体の処理を進める →Lambda Durable Functions • ワークフロー全体の状態を管理しながら進めたい →Step Functions
• 人間の割り込みをイベントとして管理したい
フローの中で、主導権を誰に持たせる? • 一つの処理の中で割り込みながら全体の処理を進める →Lambda Durable Functions • ワークフロー全体の状態を管理しながら進めたい →Step Functions
• 人間の割り込みをイベントとして管理したい →Strands Agents(HITL)
3つの選択肢まとめ • Lambda Durable Functions →割り込みを「処理の中」で扱う • Step Functions →割り込みを「状態」で管理する
• Strands Agents →人間の割り込み、判断を前提に設計する
3つの選択肢まとめ • Lambda Durable Functions →割り込みを「処理の中」で扱う • Step Functions →割り込みを「状態」で管理する
• Strands Agents →人間の割り込み、判断を前提に設計する
Durable Functions vs Step Functions
Durable Functions vs Step Functions 観点 Durable Functions Step Functions
定義方法 コードベース JSON/YAML 学習コスト 低 やや高? デバッグ 通常のLambdaと同様 視覚的に可能 実行状態の管理 一部のケースでは注意 遷移状態を視覚的に確認 サービスとの統合 SFnに分があるか ネイティブに可能 料金体系 実行時間に依存 状態遷移回数
Durable Functions利用時の注意ポイント •前回と今回が独立した処理は注意 1日目:実行開始→WAIT状態 2日目:新規で起動→1日目の処理が残ってる →不整合が発生するかも
まとめ •AI時代のワークフローをどう設計していく?
まとめ •AI時代のワークフローをどう設計していく? • 既存のコードを拡張したい!コードベースで定義したい!
まとめ •AI時代のワークフローをどう設計していく? • 既存のコードを拡張したい!コードベースで定義したい! →Lambda Durable Functions
まとめ •AI時代のワークフローをどう設計していく? • 既存のコードを拡張したい!コードベースで定義したい! →Lambda Durable Functions • ビジュアルベースで複雑な並列・分岐を管理したい!
まとめ •AI時代のワークフローをどう設計していく? • 既存のコードを拡張したい!コードベースで定義したい! →Lambda Durable Functions • ビジュアルベースで複雑な並列・分岐を管理したい! →Step
Functions
まとめ • AI時代のワークフローをどう設計していく? • 既存のコードを拡張したい!コードベースで定義したい! →Lambda Durable Functions • ビジュアルベースで複雑な並列・分岐を管理したい!
→Step Functions • AIの処理に対して、人間の介入をより的確に挟んでいきた い!
まとめ • AI時代のワークフローをどう設計していく? • 既存のコードを拡張したい!コードベースで定義したい! →Lambda Durable Functions • ビジュアルベースで複雑な並列・分岐を管理したい!
→Step Functions • AIの処理に対して、人間の介入をより的確に挟んでいきたい! →Strands Agents
まとめ • AI時代のワークフローをどう設計していく? • 既存のコードを拡張したい!コードベースで定義したい! →Lambda Durable Functions • ビジュアルベースで複雑な並列・分岐を管理したい!
→Step Functions • AIの処理に対して、人間の介入をより的確に挟んでいきたい! →Strands Agents
まとめ • サービスを選ぶのではなく、 ワークフローの主導権を誰に渡すか? • そこから自然と利用すべきサービスは見えてきます!