0→1でデザイナーは何とむきあうのか？ / 0→1 Meetup 〜多様な0→1フェーズにおけるデザイナーの働き方〜 / Yasuhiro Yokota

2024年5月8日「0→1 Meetup 〜多様な0→1フェーズにおけるデザイナーの働き方〜」 に提供したプレゼンテーション。

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Enablerとしてのデザイン, Driverとしてのデザイン
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タイミーでは、プロダクトデザイナーを募集しています。
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■ 作成者
Yasuhiro Yokota - Timee, Inc.
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Transcript

1. Designer as an Enabler 0→1でデザ イ ナーは何と む き あ う のか ？ 50 slides 0→1 Meetup 〜多様な0→1フ ェ ー ズにおけ る デ ザ イ ナーの働き方〜 May 9, 2024 Yasuhiro Yokota at Timee, Inc.
2. Yasuhiro Yokota 株式会社タイ ミー プロダク トデザインマネージャー （2024.2 - ） Webデザイン育ち ・ 公務員 ・ フ リーランス ・ メガベンチャー ・ スター トアップ3社など を経験。 デジタルプロダク ト ・ ブランデ ィ ング両面のデザイン、 フロン トエンド開発、 プロダク ト マネジメン ト。 マイベス トのデザイン責任者を経てタイ ミーへ。 @yktyshr こんばんは。 Current here
3. 1 ス ライ ドは公開予定 2 写真OK + 投稿OK! 3 笑えそうなと ころは笑っ て く ださい はじめに
4. タイミーへようこそ！ （カジュアル面談しましょう）
8. バイトしましょう ！
9. 何かを増やす人生だった New York, 2022
10. デザイン会社 2 デザイン組織 3 アパレルブランド 2 スタートアップ 2 イベント 3 ペットカフェ SaaS 30+ ちょっとしたツール類 10+ toC 5+ アプリ 5+ 社内システム 5+ たくさん増やしてきた
11. 1 Beforeの状態がある意味でゼロである 2 不可逆で、 完全再現されない → 属人的である宿命 3 後になにかが続く 0→1とはなんだろ う ？
12. 企業 組織 事業 ドメイン プロダクト 0→1の射程はいろいろある 施策 仕組み
13. Section 1 イ ネー ブ ラー と ド ラ イ バー
15. デザインにしろなににしろ、 あらゆる活動は EnablerとDriverとして理解することができる という説を提唱したい
16. Design as an Enabler Design as an Driver ある事実を獲得す る ある連続を良化す る
17. Enabler ある事実を獲得す る
18. Driver ある連続を良化する
19. なにかを可能たらしめること ・伸ばすこと。 事業にはどちらも必要な営みであるし、
 その価値はEnabler/Driverどちらかで説明可能。
20. ０→1はまぎれもなくEnabler的営みである 0→1 Enabler的営み Drive的営み 1→10 Time
21. いまの世の中、 機会の数でいえば 1→10/Driver的な仕事のほうが多い
22. Section 2 0→1にど う向き合うべきか
23. デザイナーがどう動いても、 0→1の物事の成功にはいろんな要因が影響する 顧客の存在 CSF 市場規模 営業能力 ランウェイ UX タイミング 運 開発スピード 獲得コスト 消費性向 競争環境
24. 何にこだわるべきか？ 何が必要なのか？ 何を得られるのか？
25. 少人数 再現できない 高リスク 確率 期日 長期的なレバレッジ 少ない どんどん規模化へ向かう 細かく刻む 細かく刻む 細かくPDCAを刻む 短期的なレバレッジ どんどん多くなる 0→1 Enabler的営み 意思決定のリスク 追求対象 人数規模 学習と適応 1つの行動のインパクト 利用可能な情報 Driver的営み 1→10
26. 青春は喧騒のうちに過ぎ去り、 Driverのフェーズに移行する 0→1 1 → 1.1 Enabler的営み 連携規模の多様化と柔軟性が重要 効率化とインサイトが重要 推進力と優先度付けが重要 立ち上げ初期のカオス Drive的営み 1→10 オペ構築 バグ対応 計測基盤 PR マーケ 思わぬインサイト 当たり前品質 この間にも
 いろんなものが 立ち上がる
27. 0→1 1 → 1.1 Enabler的営み 立ち上げ初期のカオス Drive的営み 1→10 もちろん、 運用フェーズにも大小の0→1はたくさん発生する 0→1 Enabler 0→1 Enabler 0→1 Enabler 0→1は
 ここにも
28. 0→1に直面するデザイナーが
 直面すること
29. 1 決める 少ない情報 / 長期的なレバレッジ / 高リ ス ク 脅威 手元の情報の不完全さ、 将来のみえなさ 要求 優先順位と影響を評価する力、 ア イ デアを棄却する力 機会 レバレッジの高い意思決定、 自分に親和性のある決定
30. 0→1には 「経路依存性」 が宿命づけられている 過去が現在に大きな影響を与えること
31. デザイナーの選択が
 同時多発する
32. 意思決定に慣れる必要がある
33. 意思決定の材料 方針 ファクト ファクト ファクト 決まらないのはどちらかが不足しているから
34. 結論の類型 さっさとやるか さっさとやるか vs. ちゃんとやるか ちゃんとやるか 攻めるか 攻めるか vs. 守るか 守るか これが決まれば細かいこともどんどん決まる
35. 2 情報を得る 少ない情報 / 高リスク / 少人数 脅威 なにがわからないかわからない 要求 フッ軽に情報をと りに行く姿勢、 良質な問いの設定 機会 高頻度かつ多角的なインプッ ト、 情報調達能力
36. デザイナーこそ
 一番フッ軽な気持ちでとりにいく
37. ふりかえると
 心残りだったシリーズ 1 ユーザーにインタビューする 2 詳しい人に聞く 3 他社のベンチマーク, 模倣 4 小さく試してフィードバックを得る 5 バイトしてみる
38. 一方、 問いの優先度づけも大事
39. 不足している情報の優先度をつける 優先度付けフレームワークたち 合意の少なさ 緊急度 インパクト 不確実 重要度 不確実 (本当はここに加えてReach, Effortが関係する) Stacey Matrix Eisenhower Matrix RICE Prioritization Prioritize Frameworkでググるとでてくる
40. 3 越境する 少人数 / 長期的なレバレッジ / 期日 脅威 人が足りない （ベロシティとケイパビリティ両面） 要求 少人数でフルスペックな能力を実現すること 機会 1→10では任されないような新しい経験
41. MECE風につくられたチームには”スキマ”ができる デザイナー デザイン PM PM マーケ マーケ スキマ スキマ エンジニア エンジニアリング 分業的な状態 越境する状態
42. 未経験への挑戦機会が
 むこうからやってくる
43. 4 次のフェーズに接続する 長期的なレバレッジ / 少人数 脅威 立ち上がっても効果的に運営できないリスク 要求 スケーラビリティをふまえた設計能力 機会 運用や成長フェーズへ経験を接続する
44. 1.1の期間をなるべく短くしていきたい 0→1 Enabler的営み Drive的営み 1→10 Time 1 → 1.1 立ち上げ初期のカオス （短くしたい） オペ構築 バグ対応 計測基盤 PR マーケ 思わぬインサイト 当たり前品質 短くしたい
45. デザインシステム オペに手がかかる機能 ターゲット顧客 ブランディング バリュープロポジション 技術基盤 短期リカバリがむずかしい 運用カバー可能 データモデル CRM コード品質 デザインデータ 消すに消せない機能 立ち上げ後に短期リカバリできないものはしっかり ユースケース 変えるの
 しんどい
46. 「スピード優先」 は納得した上で選択しましょう
47. 1 組織的に決める能力 2 フッ軽に情報を調達する姿勢 3 未経験のことにも越境しやすい機会 4 １→1.1を経て1→10に接続する観点 0→1で得られる もの
48. Resourcefulness リ ソース フルネス 手持ちの資源が限られた世界で、
 問題を解決したり目標を達成したりする能力 創造性 適応力 機知 ネッ トワーク 粘り強さ 優先順位付け
49. タイミーでは、
 プロダクトデザイナーを募集しています 宣伝 ご興味もっていただいた方はぜひお話しましょう ！ ！
50. ご清聴ありがとうございました