Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
Google Colabを転移学習・モデル変換に使ったりAPIサーバーで使おうとした話 / Y...
Search
you(@youtoy)
PRO
April 08, 2021
Technology
1
5.7k
Google Colabを転移学習・モデル変換に使ったりAPIサーバーで使おうとした話 / YurufuwaML vol.6
you(@youtoy)
PRO
April 08, 2021
Tweet
Share
More Decks by you(@youtoy)
See All by you(@youtoy)
"かわいい" がテーマのハッカソンでWebの技術を使って魔法の世界を作った話など / HTML5 10th Anniversary
you
PRO
0
56
ブラウザで AI・機械学習が扱える TensorFlow.js が使われているライブラリなどの話 / #さくらのAI Meetup vol.4「ブラウザ」
you
PRO
0
130
Blynk と Raspberry Pi Pico W で IoT 〜 MQTT・HTTPリクエストの組み合わせも 〜 / IoTLT vol.114
you
PRO
0
270
AIを活用したWebアプリのプロトタイプを作ってコンテストや展示に出してみた話 / 大阪工業大学 ネットワークデザイン学科 LT大会 2024v2
you
PRO
0
64
Babylon.jsと色々なものを組み合わせる:ブラウザのAPIやガジェットや2D描画ライブラリなど / Babylon.js 勉強会 vol.3
you
PRO
0
490
WebHID API で Joy-Con・DUALSHOCK 4 のセンサーをブラウザから利用する / IoTLT vol.109
you
PRO
0
230
UIFlow 2.0 で MQTT をやってみた! / IoTLT vol.108
you
PRO
0
2.5k
UIFlow 2.0 と ATOMS3 の組み合わせで LINE通知を試す / ビジュアルプログラミングIoTLT vol.16
you
PRO
0
450
技術コミュニティの中での生成AI(自身の観測範囲での事例について) / 23 Xmas Talk / 20231209
you
PRO
0
1.5k
Other Decks in Technology
See All in Technology
TypeScript、上達の瞬間
sadnessojisan
42
11k
VideoMamba: State Space Model for Efficient Video Understanding
chou500
0
150
【Pycon mini 東海 2024】Google Colaboratoryで試すVLM
kazuhitotakahashi
2
310
組み込みLinuxの時系列
puhitaku
4
1.1k
マイベストのデータ基盤の現在と未来 / mybest-data-infra-asis-tobe
mybestinc
2
2k
AWS Media Services 最新サービスアップデート 2024
eijikominami
0
110
rootlessコンテナのすゝめ - 研究室サーバーでもできる安全なコンテナ管理
kitsuya0828
2
250
[FOSS4G 2024 Japan LT] LLMを使ってGISデータ解析を自動化したい!
nssv
1
190
Deno+JSRでパッケージを作って公開する
askua
0
120
形式手法の 10 メートル手前 #kernelvm / Kernel VM Study Hokuriku Part 7
ytaka23
5
830
今、始める、第一歩。 / Your first step
yahonda
2
730
RubyのWebアプリケーションを50倍速くする方法 / How to Make a Ruby Web Application 50 Times Faster
hogelog
2
900
Featured
See All Featured
Visualization
eitanlees
145
15k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
27
830
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
409
22k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
94
13k
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
226
22k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
329
21k
Music & Morning Musume
bryan
46
6.2k
Java REST API Framework Comparison - PWX 2021
mraible
PRO
28
8.2k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
32
1.5k
What's new in Ruby 2.0
geeforr
343
31k
Refactoring Trust on Your Teams (GOTO; Chicago 2020)
rmw
31
2.7k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
49
11k
Transcript
Google Colabを転移学習・モデル変換に 使ったりAPIサーバーで使おうとした話 2021年4月8日 (木) ゆるふわマシンラーニング vol.6 豊田 陽介 (
@youtoy )
豊田陽介(@youtoy) 自己紹介 普段は、某通信会社の研究所勤務 話題のものを たくさん購入 してる気がする ビジュアルプログラミング・IoT 関連など主催、運営・登壇も ガジェット好き その他
IT系イベント主催・登壇・運営、多数参加 子ども向けの活動いろいろ(IT系以外も) プライベートでの活動
過去のコミュニティ活動中 での機械学習関連の話 (学習を含むもの)
Maker Faire出展で使った音の機械学習 https://www.youtube.com/watch?v=Ve6TyzzmXck Googleさんの Teachable Machine の音を対象にした機械学習を利用 (+Web Bluetooth API
)
「小さい子でも分かる・ 楽しめる」を機械学習で実現
機械学習が使われた仕組み を活用した話
ブラウザ上で両手を認識(+矩形描画) Googleさんの MediaPipe Hands のサンプルに少し矩形の描画処理 を追加してみたもの
ブラウザ上で両手を認識(+3D描画など) Googleさんの MediaPipe Hands と p5.js による 3D描画や画像の 透過表示
某アニメの悪役の「とっておきの手品」 Googleさんの MediaPipe Hands と p5.js による画像の透過表示
学習に関しては主に Teachable Machine 後の活用事例のほうは TensorFlow.js
一方、今回の主役は Google Colab や TensorFlow Lite など
タイトルに書いていた 「転移学習・モデル変換・ APIサーバー」の話へ
None
「TensorFlow Lite Model Maker」が便利! 1)Google Colabでの転移学習 モバイル向けなどの「TensorFlow Lite」の転移学習を簡単に 行える仕組み(コードもすごくシンプル)
簡単に転移学習!(画像分類の例) 1)公式チュートリアルを Google Colab で開く 2)Google Colab にデータセットをアップ 3)データ読み込み処理の記載を少し変更 4)Google
Colab上でボタンをポチポチ ※ 公式のデータセットを使うなら 2・3 は不要
TensorFlow Lite はスマホ用公式サンプルがある 機械学習モデルを作った後は
【余談】 TensorFlow Lite の 公式サンプルを 流用してみた事例
Teachable Machineとの組み合わせ 機械学習モデルを「TensorFlow Lite(量子化済み)」で出力 画面の下に認識結果や確信度の 表示が出てくる(動的に変化)
モデルの出力の部分 TensorFlow Lite > 量子化済み を選択
転移学習がクラウド上 での処理のみで完了!
次は「モデル変換:Core ML Tools(Lobe)」の話
とある事情により、初心者向けの「機械学習による 画像分類 + 独自データセットによる転移学習 + iPhone上での推論実行」をあれこれ探してた 先ほどの話をやり始めた背景 そんな中、Microsoftさんの Lobe のスタータープロジェクト
の話を(ニュースレターより)
とりあえず、 iPhoneで実機ビルド
ふと思った ⇒ Lobe のサンプルのモデルを Lobe 以外で作ったものにできるかな? 2)Core ML Toolsでモデル変換 【確認したり調べたり】
・Lobe のスタータープロジェクトのモデルは Core MLっぽい ・Core ML Tools という機械学習モデルをCore ML の形式に 変換する Pythonパッケージがあるっぽい ・Python ってことは、Colab上で使えたりするかも?
ちなみに、Core ML Tools の ページはこれ
再度Teachable Machineとの組み合わせ 画面の下の結果表示は、 TensorFlow Lite のサンプル とは違ってる
機械学習モデルの変換関連で行ったこと 1)Teachable Machine のサイト上での学習 2)モデルを TensorFlow > Keras で出力 3)Google
Colab上にモデルをアップロード 4)Google Colab上に Core ML Tools を インストールし変換プログラムを書く 5)変換後のモデルをゲット!
モデルの出力・変換処理の一部
転移学習・モデル変換が クラウド上での処理のみで!
最後は「APIサーバ」の話 ※ 道半ばの部分
ふと思った ⇒ Google Colab を APIサーバー的に 使う方法はないか? 3)Google ColabでAPIサーバー 結果:
▲▲ 73% ... 結果: •• 85% ... 画像を受け取り、 推論結果を返す
ngrok + Webフレームワーク(Flask/FastAPI) で外部からのアクセス等ができた! 外部からアクセス可能なサーバーにできる?
【余談】Colab上でNode.jsも動いた
外部から画像を受け取るところまではできた 外部から POST で送った画像を Colab側で保存・表示 あとは推論の処理をうまく 組み込めれば!?
長期間の連続稼働は仕組み的に ダメですが、ちょっとしたテスト・ デモ用にあると面白そうかな
終わり!