Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
社内での継続的な機械学習勉強会の開催のコツ
Search
Yudai Hayashi
May 13, 2024
Technology
2
800
社内での継続的な機械学習勉強会の開催のコツ
第三回天下一勉強会で話した内容です
Yudai Hayashi
May 13, 2024
Tweet
Share
More Decks by Yudai Hayashi
See All by Yudai Hayashi
MCP Clientを活用するための設計と実装上の工夫
yudai00
1
790
人とシゴトのマッチングを実現するための機械学習技術
yudai00
1
12
MCPを理解する
yudai00
16
11k
データバリデーションによるFeature Storeデータ品質の担保
yudai00
1
110
「仮説行動」で学んだ、仮説を深め ていくための方法
yudai00
7
1.8k
相互推薦システムでのPseudo Label を活用したマッチ予測精度向上の取り組み
yudai00
1
830
Wantedly Visitにおけるフリーワード検索時の推薦のオンライン化事例紹介
yudai00
1
230
RustとPyTorchで作る推論サーバー
yudai00
12
7.2k
BigQueryで作る簡単なFeature Store
yudai00
2
370
Other Decks in Technology
See All in Technology
会社員しながら本を書いてきた知見の共有
sat
PRO
3
690
Things you never dared to ask about LLMs — v2
glaforge
1
510
Contract One Dev Group 紹介資料
sansan33
PRO
0
6k
GoogleのAI Agent
shukob
0
120
CSS polyfill とその未来
ken7253
0
140
TechBull Membersの開発進捗どうですか!?
rvirus0817
0
140
Houtou.pm #1
papix
0
660
人とAIとの共創を夢見た2か月 #共創AIミートアップ / Co-Creation with Keito-chan
kondoyuko
1
690
GitHub Coding Agent 概要
kkamegawa
1
1.6k
テストを実施する前に考えるべきテストの話 / Thinking About Testing Before You Test
nihonbuson
PRO
13
2k
ソフトウェアは捨てやすく作ろう/Let's make software easy to discard
sanogemaru
10
5.8k
エンジニア幼年期の終わり
rebase_engineering
1
110
Featured
See All Featured
Responsive Adventures: Dirty Tricks From The Dark Corners of Front-End
smashingmag
252
21k
Art, The Web, and Tiny UX
lynnandtonic
298
21k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
269
20k
Scaling GitHub
holman
459
140k
Become a Pro
speakerdeck
PRO
28
5.4k
Building Adaptive Systems
keathley
41
2.6k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
53
11k
Intergalactic Javascript Robots from Outer Space
tanoku
271
27k
CoffeeScript is Beautiful & I Never Want to Write Plain JavaScript Again
sstephenson
160
15k
The Art of Programming - Codeland 2020
erikaheidi
54
13k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
137
7k
Side Projects
sachag
454
42k
Transcript
© 2024 Wantedly, Inc. 社内での継続的な機械学習勉強会 の開催のコツ 第三回天下一勉強会 ~勉強会の勉強会~ May. 13
2024 - Yudai Hayashi
© 2024 Wantedly, Inc. INTERNAL ONLY 自己紹介 林 悠大 • 経歴:
◦ 東京大学工学系研究科でPh.D取得 ◦ 2022年にウォンテッドリーにデータ サイエンティストとして新卒入社。 推薦システムの開発を行う • X: @python_walker • 趣味: ◦ 読書 ◦ 音楽聴くこと ◦ ウイスキー
© 2024 Wantedly, Inc. INTERNAL ONLY 社内で開催している機械学習勉強会 https://github.com/wantedly/machine-learning-round-table • 毎週水曜日に機械学習に関する勉強会を開催
◦ 最新の論文の内容を発表し合ったり、機械学習周りのブログやニュース 記事を紹介したり • 2018年から継続的に開催 勉強会用のGitHubリポジトリ 外部からの参加者用の募集ページ https://www.wantedly.com/projects/391912
© 2024 Wantedly, Inc. INTERNAL ONLY 社内で開催している機械学習勉強会 勉強会の進め方 • GitHub
Issueを使って勉強会 の内容を管理 • 発表者がコメントで発表内容 を投稿してそれをベースとし て他の参加者に説明 • 発表後は参加者間で自由に ディスカッション
© 2024 Wantedly, Inc. INTERNAL ONLY どうやったら勉強会を続けられる? 1. 勉強会をする意味を共通認識としてもっておく 2.
頑張りすぎない 3. 勉強会の内容を外部に公開する
© 2024 Wantedly, Inc. INTERNAL ONLY なぜ勉強会をするのか 目的があるとそれがモチベーションになる 勉強会をすることで個人やチームがどういった状態になることを目指すのか 「Machine
Learning 輪講会」は、最新の技術や論文を追うこ とで、エンジニアが「技術で解決できること」のレベルをあ げていくことを目的にした会です。 「推薦・機械学習勉強会」は、推薦や機械学習、その周辺技 術についてのニュースやブログから論文まで、気になったも のについてカジュアルにお互い共有することで、 様々な知識 をインプットしてサービス改善に役立てることを目的にした 会です。 READMEから抜粋 良くない例 • 毎週やっているから • 参加が必須だから
© 2024 Wantedly, Inc. INTERNAL ONLY 頑張りすぎない 働いていると忙しくて勉強会の準備に時間が取りづらい... • 面白そうな記事を見つけたという紹介だけでもOK
• 勉強会の準備の一部に業務時間を使って良い • 発表スライドを作り込まなくてもいい、Issueにメモ書きをしておいてそれについて 少し話すというのでも良い
© 2024 Wantedly, Inc. INTERNAL ONLY 自分たちのやっていることを外部に公開する Xでの共有ポスト • 外から見える状態にしておくことによる適
度なプレッシャー • Xなどで共有して反応があることによるモチ ベーションの向上 Xで得られた反応
© 2024 Wantedly, Inc. INTERNAL ONLY まとめ • ウォンテッドリーで行っている勉強会について紹介 •
勉強会を続けていく中で得られた継続させるための知見を紹介 ◦ なぜやるのか明確にする ◦ 頑張りすぎない ◦ 自分たちのやっていることをオープンにする