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OpsJAWS34_CloudTrailLake_for_Organizations

 OpsJAWS34_CloudTrailLake_for_Organizations

h-ashisan

April 21, 2025
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  1. ⾃⼰紹介 2 • 〜2021年8⽉まで 独⽴系SIer ◦ 客先常駐でインフラエンジニア(OS)、AWSなし • 2021年9⽉ クラスメソッド⼊社 • 2022年6⽉ マルチアカウント案件に初めて関わる

    ◦ 「Organizations..? Control Tower..?」 • 〜2024年 マルチアカウント関連のアウトプット多め ◦ 「マルチアカウント関連サービスならまかせろ」 • 2024年3⽉ 2024 Japan AWS Top Engineers(Security) に ◦ 「マルチアカウント関連サービスのおかげ!!!」 • 所属 ◦ クラスメソッド株式会社 • 名前(ニックネーム) ◦ 芦沢 広昭(あしさん) • 普段の業務 ◦ AWSインフラ設計構築‧コンサル • 趣味 ◦ ライブに⾏くこと (⾳楽、お笑い) ◦ ゲーム (MHWs)
  2. CloudTrail Lakeの料⾦ 17 • データ取り込み ◦ 7年保存:〜2.5 USD/GB(ログ量によって安くなる) ◦ 1年保存:0.75

    USD/GB(固定) • データ保持 ◦ 無料(取り込み料⾦に含まれる) • データクエリ ◦ 0.005 USD/GB(Athenaと同じ) ※上記は、イベントデータストアを管理するアカウントのみで発⽣する https://aws.amazon.com/jp/cloudtrail/pricing/
  3. CloudTrail Lakeの直近のアップデート 21 • ダッシュボードの拡充(2024年11⽉) ◦ ハイライト、マネージドダッシュボード、カスタムダッシュボードが追加 • リソースベースポリシーによるクロスアカウントアクセス(2024年11⽉) ◦

    イベントデータストアへの他アカウントからのアクセス許可が可能に ◦ ただし、現状は管理者向けのアクセス許可の仕様 • ⽣成AIによる⾃然⾔語からのクエリ⽣成、結果の分析(2024年11⽉) ◦ クエリエディタから⾃然⾔語でクエリ⽣成できる ◦ ハイライトダッシュボードでクエリ結果分析が可能に ◦ 上記は現在⽇本語⾮対応(英語のみ)
  4. CloudTrail Lakeに改善してほしいこと 22 • コストをもっとお安く...! ◦ 安くなったけど、やっぱりまだちょっと⾼い • リソースベースポリシーをより細かく制御したい ◦

    イベントデータストアを共有すると全部⾒えてしまう • ⽣成AIによるクエリ⽣成で⽇本語をサポートしてほしい ◦ 英語でのクエリ⽣成のなかなか良いので、尚更ほしい
  5. まとめ:私がCloudTrail Lakeをおすすめする理由 23 • 統制 ◦ 管理アカウントでのみ変更が可能(他アカウントでの変更は構成上できない) • コスト ◦

    管理アカウントのみに集約できる(他アカウントは無料) • 運⽤ ◦ クエリや可視化が管理コストなしで利⽤可能(AthenaやQuickSightが不要) • その他 ◦ 定期的にアップデートされている シングルアカウントでも使えます。まずは試しに使ってみてほしいです!!