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フィーチャー開発から ホールプロダクト開発へ ~ 顧客価値へ向き合い続ける挑戦 ~ @itohiro73 #開発生産性con_findy

フィーチャー開発から ホールプロダクト開発へ ~ 顧客価値へ向き合い続ける挑戦 ~ @itohiro73 #開発生産性con_findy

Hiroshi Ito

June 29, 2024
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Transcript

  1. 1 ©2024 Loglass Inc. フィーチャー開発から ホールプロダクト開発へ ~ 顧客価値へ向き合い続ける挑戦 ~ 2024.6.29

    開発生産性カンファレンス 株式会社ログラス 事業執行役員 VPoE 伊藤博志 #開発生産性con_findy_5B
  2. 2 ©2024 Loglass Inc. 自己紹介 #開発生産性con_findy_5B いとう ひろし 伊藤 博志(いとひろ)

    ゴールドマン・サックスのテクノロジー部に新卒入社後、同社の基幹システム 開発に従事。その後、VP/Senior Engineerとしてプラットフォーム開発に携わ り、同社発のJavaのOSSであるEclipse Collectionsのコミッター兼プロジェク トリードやOpenJDKへのコントリビュートを行うなど、OSS戦略を牽引。ス タートアップ2社を経て、READYFORに入社し、執行役員VPoEに就任。同社の エンジニア組織の10名から30名規模への成長、決済基盤の刷新や、技術的負債 の返済、新規プロダクト開発を牽引。2022年10月に株式会社ログラスの開発部 へエンジニアとして入社。エンジニアリングマネージャー、VPoEを経て、 2024年6月より開発本部長/事業執行役員VPoEに就任。 @itohiro73 株式会社ログラス 開発本部長/事業執行役員 VPoE
  3. 3 ©2024 Loglass Inc. 本日のアジェンダ #開発生産性con_findy_5B 1. ログラスが向き合う課題とプロダクト 2. 現時点の組織状況を把握するための基本概念整理

    3. ログラスのプロダクト開発のこれまで(ワンチーム開発期 => フィーチャー開発期) 4. ログラスのプロダクト開発のこれから(ホールプロダクト開発期)
  4. 14 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 銀の弾丸はない: 本質的な作業と偶有的な作業 論文: 『銀の弾丸はない –ソフトウェアエン

    ジニアリングの本質と偶有的事項』 [Brooks, Fred P. ,1986] 『人月の神話』(Frederick P. Brooks,Jr. , 丸善出版,2014)に収録
  5. 16 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B この領域の 作業を減ら すことはで きない この領域の作

    業や複雑性は 減らしうる が、それ自体 が本質ではな い。 しかし、本質 的な作業に取 り組めるよう に偶有的作業 や複雑性を減 らすこと自体 は重要 銀の弾丸はない: 本質的な作業と偶有的な作業 銀の弾丸は ない
  6. 17 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 引用元: 広木大地, 『開発生産性について議論する前に知っておきたいこと』 , 2022,

    https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1, 2024年6月26日参照 広木大地氏の記事『開発生産性に ついて議論する前に知っておきた いこと』で語られている「期待付 加価値の生産性」は、銀の弾丸で 語られている「本質的な作業」に よってもたらされ、「仕事量の生 産性」は「偶有的な作業」によっ てもたらされる(と整理する) 銀の弾丸はない: 本質的な作業と偶有的な作業
  7. 18 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 引用元: 広木大地, 『開発生産性について議論する前に知っておきたいこと』 , 2022,

    https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1, 2024年6月26日参照 広木大地氏の記事『開発生産性に ついて議論する前に知っておきた いこと』で語られている「期待付 加価値の生産性」は、銀の弾丸で 語られている「本質的な作業」に よってもたらされ、「仕事量の生 産性」は「偶有的な作業」によっ てもたらされる(と整理する) ここも大事だが 銀の弾丸はない: 本質的な作業と偶有的な作業
  8. 19 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 引用元: 広木大地, 『開発生産性について議論する前に知っておきたいこと』 , 2022,

    https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1, 2024年6月26日参照 広木大地氏の記事『開発生産性に ついて議論する前に知っておきた いこと』で語られている「期待付 加価値の生産性」は、銀の弾丸で 語られている「本質的な作業」に よってもたらされ、「仕事量の生 産性」は「偶有的な作業」によっ てもたらされる プロダクト開発組織としてはここの生産性が重要 銀の弾丸はない: 本質的な作業と偶有的な作業
  9. 20 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 引用元: 広木大地, 『開発生産性について議論する前に知っておきたいこと』 , 2022,

    https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1, 2024年6月26日参照 広木大地氏の記事『開発生産性に ついて議論する前に知っておきた いこと』で語られている「期待付 加価値の生産性」は、銀の弾丸で 語られている「本質的な作業」に よってもたらされ、「仕事量の生 産性」は「偶有的な作業」によっ てもたらされる プロダクト開発組織としてはここの生産性が重要 ここも大事だよ 銀の弾丸はない: 本質的な作業と偶有的な作業
  10. 26 ©2024 Loglass Inc. 創業期(ワンチーム時代) #開発生産性con_findy_5B 本質的作業 • ドメインエキスパート(CEO)を巻き込んだドメイン駆動設計 •

    スクラムによる適応的かつ漸進的な開発 • ケズりまくってとにかく早くリリース ◦ 優先度のメタファー「魂・骨・肉・皮」 => 魂と骨に絞り込む 偶有的作業 • スピード、しかしデータ構造にはこだわり切る • 自動テスト・設計標準・フィーチャートグル
  11. 31 ©2024 Loglass Inc. チームの分化とフィーチャー開発 #開発生産性con_findy_5B TL Engineers Designer PdM

    2022〜2023 TL Engineers Designer PdM TL Engineers Designer PdM QA QA QA TL Engineers TL Engineers PdM Engineers Designer CEO 2019〜2021 2021〜2022 Designer タスクベース分化 ドメイン整理・主担当機能分割 ワンチーム
  12. 33 ©2024 Loglass Inc. チームの分化とフィーチャー開発(本質的作業) #開発生産性con_findy_5B 引用元: 広木大地, 『開発生産性について議論する前に知っておきたいこと』 ,

    2022, https://qiita.com/hirokidaichi/items/53f0865398829bdebef1, 2024年6月26日参照 アウトプットだけではなく アウトカムにフォーカス したフィーチャー開発事例
  13. 41 ©2024 Loglass Inc. マルチプランニングクラウドへの進化 • 経営管理に隣接する領域と Loglassの親和性は 高く、関連業務へ染み出し提供価値を上げる •

    人員数、生産、調達、販売などの各領域を Loglassで扱うことでデータの透明性と連動性を 高め、細部まで行き届いた意思決定を即時に行 える経営管理基盤の実現を目指す • 皮切りとして、2024年2月に新規プロダクトとして 「Loglass 人員計画」をリリース プロダクト戦略 #開発生産性con_findy_5B
  14. 43 ©2024 Loglass Inc. 現在のプロダクト開発組織(フィーチャー開発体制) #開発生産性con_findy_5B TL Engineers Designer PdM

    Management 経営管理 Enabling &Platform AI/LLM CRE TL Engineers Designer PdM TL Engineers Designer PdM TL TL CTO/VPoE EM EM EM EM QA QA QA TL Engineers Designer PdM QA 人員計画 TL Engineers Engineers Engineers
  15. 44 ©2024 Loglass Inc. ホールプロダクト開発に向かう上での課題 #開発生産性con_findy_5B TL Engineers Designer PdM

    Management 経営管理 Enabling &Platform AI/LLM CRE TL Engineers Designer PdM TL Engineers Designer PdM TL TL CTO/VPoE EM EM EM EM QA QA QA TL Engineers Designer PdM QA 人員計画 TL Engineers Engineers Engineers 現在は各機能群の開発生 産性向上に最適化
  16. 45 ©2024 Loglass Inc. ホールプロダクト開発に向かう上での課題 #開発生産性con_findy_5B TL Engineers Designer PdM

    Management 経営管理 Enabling &Platform AI/LLM CRE TL Engineers Designer PdM TL Engineers Designer PdM TL TL CTO/VPoE EM EM EM EM QA QA QA TL Engineers Designer PdM QA 人員計画 TL Engineers Engineers Engineers 開発チーム全体でホール プロダクト開発に向かう 必要性
  17. 47 ©2024 Loglass Inc. Org Topologiesとは #開発生産性con_findy_5B • 組織の現状を16のアーキタイプで類型化 し、組織変革の道筋を明確にするための

    共通言語として機能 • アーキタイプは水平軸(ケイパビリ ティ)と垂直軸(活動範囲)の両面で マッピング • 適応力・イノベーション・レジリエンス を追求する組織設計戦略を、可視化と共 通言語によってナビゲート 引用元: Org Topologies, https://www.orgtopologies.com/ © 2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved
  18. 48 ©2024 Loglass Inc. Org Topologiesとは #開発生産性con_findy_5B 引用元: Org Topologies,

    https://www.orgtopologies.com/ © 2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved • 組織の現状を16のアーキタイプで類型化 し、組織変革の道筋を明確にするための 共通言語として機能 • アーキタイプは水平軸(ケイパビリ ティ)と垂直軸(活動範囲)の両面で マッピング • 適応力・イノベーション・レジリエンス を追求する組織設計戦略を、可視化と共 通言語によってナビゲート
  19. 49 ©2024 Loglass Inc. Org Topologiesとは #開発生産性con_findy_5B • 組織の現状を16のアーキタイプで類型化 し、組織変革の道筋を明確にするための

    共通言語として機能 • アーキタイプは水平軸(ケイパビリ ティ)と垂直軸(活動範囲)の両面で マッピング • 適応力・イノベーション・レジリエンス を追求する組織設計戦略を、可視化と共 通言語によってナビゲート 引用元: Org Topologies, https://www.orgtopologies.com/ © 2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved
  20. 50 ©2024 Loglass Inc. Org Topologiesとは #開発生産性con_findy_5B • 組織の現状を16のアーキタイプで類型化 し、組織変革の道筋を明確にするための

    共通言語として機能 • アーキタイプは水平軸(ケイパビリ ティ)と垂直軸(活動範囲)の両面で マッピング • 適応力・イノベーション・レジリエンス を追求する組織設計戦略を、可視化と共 通言語によってナビゲート 引用元: Org Topologies, https://www.orgtopologies.com/ © 2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved
  21. 51 ©2024 Loglass Inc. Org Topologiesとは #開発生産性con_findy_5B • 組織の現状を16のアーキタイプで類型化 し、組織変革の道筋を明確にするための

    共通言語として機能 • アーキタイプは水平軸(ケイパビリ ティ)と垂直軸(活動範囲)の両面で マッピング • 適応力・イノベーション・レジリエンス を追求する組織設計戦略を、可視化と共 通言語によってナビゲート 引用元: Org Topologies, https://www.orgtopologies.com/ © 2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved
  22. 53 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 引用元: Org Topologies, https://www.orgtopologies.com/ ©

    2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved Org Topologiesをベースにした現状把握 • ログラスの各チームに分かれて自分たち の立ち位置を評価してみた • 自己認知としてはおおよそA1~A2あたり にマッピング
  23. 54 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 引用元: Org Topologies, https://www.orgtopologies.com/ ©

    2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved Org Topologiesをベースにした現状把握 • ログラスの各チームに分かれて自分たち の立ち位置を評価してみた • 自己認知としてはおおよそA1~A2あたり にマッピング A ... フィーチャーにフォーカスしたチーム 1 ... 1つの職能のみで構成されたチーム 2 ... 複数の職能で構成されたチーム(クロス ファンクショナル)
  24. 55 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 引用元: Org Topologies, https://www.orgtopologies.com/ ©

    2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved Org Topologiesをベースにした現状把握 • ログラスの各チームに分かれて自分たち の立ち位置を評価してみた • 自己認知としてはおおよそA1~A2あたり にマッピング • 事業目標のため必要なことはすべてや る、という観点に立った時に機能領域に 密に結合したチーム体制は機動力が低 い。 • まずはB2~B3あたりをめざすにはどうし たらいいのか?
  25. 56 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 引用元: Org Topologies, https://www.orgtopologies.com/ ©

    2021-2024, Roland Flemm and Alexey Krivitsky. All Rights Reserved Org Topologiesをベースにした現状把握 • ログラスの各チームに分かれて自分たち の立ち位置を評価してみた • 自己認知としてはおおよそA1~A2あたり にマッピング • 事業目標のため必要なことはすべてや る、という観点に立った時に機能領域に 密に結合したチーム体制は機動力が低 い。 • まずはB2~B3あたりをめざすにはどうし たらいいのか? B - 特定のビジネス領域をカバーするチーム 2 - 複数の職能で構成されたチーム(クロスファン クショナル) 3 - 十分なスキルセットと学習能力を兼ね備えた、 高速なリリースが可能な適応的チーム
  26. 59 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B スケーリングフレームワークとは 「スクラム」のような単一のチーム前提でのアジャ イルフレームワークの限界を突破するためのフレー ムワーク 共通してみられる特徴として

    • 全体のバックログがある • スプリントレビューが全体で統合される • チーム間連携の仕方が仕組み化されている スケーリングフレームワークの例 • Scrum@Scale • LeSS • Nexus • FAST (a.k.a FaST Agile)
  27. 60 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B スケーリングフレームワークとは 「スクラム」のような単一のチーム前提でのアジャ イルフレームワークの限界を突破するためのフレー ムワーク 共通してみられる特徴として

    • 全体のバックログがある • スプリントレビューが全体で統合される • チーム間連携の仕方が仕組み化されている スケーリングフレームワークの例 • Scrum@Scale • LeSS • Nexus • FAST (a.k.a FaST Agile) => 規模の大きなプロダクト開発組織が全体で ひとつのゴールに向かっていくためのHow
  28. 62 ©2024 Loglass Inc. Scrum@Scale, LeSS, FAST (a.k.a. FaST Agile)を学び

    比較検討した結果 #開発生産性con_findy_5B
  29. 63 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B 検討における重要観点 1. 現在の各フィーチャー開発チームのスコープ拡大(Org TopologiesでいうところのB~Cレベル への移行)が実現できるか

    2. 事業戦略の変更であったり、スタートアップならではの組織の成長に力強くかつしなやかに追従 できるか 各フレームワークの評価 • Scrum@Scale ◦ 1への寄与が難しい • LeSS ◦ 1への寄与が期待できるが、2における変更耐性やしなやかな拡張にはまだ難しさがある • FAST ◦ 1と2、いずれに対しても十分な効果が期待できる ただし、現状のログラスの体制と比較して導入に対してのコスト・難易度は Scrum@Scale  <<  LeSS  <<  FAST
  30. 67 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B FAST(a.k.a FaST Agile)とは 「スクラム」ベースではなく、「カンバン」や「OST」 のアイデアを取り入れた非常に軽量なスケーリングフ

    レームワーク • Collectiveという単位で構成される • One-time set-upで組織の基盤を築く • Value Cycleと呼ばれる継続的なサイクルで活動を 推進 ◦ 自己組織化する ◦ 活動する ◦ 同期する • 同期はFAST meetingという仕組みで実施する 引用元: FAST, https://www.fastagile.io/ © 2024, Quinton Ronald Quartel
  31. 68 ©2024 Loglass Inc. #開発生産性con_findy_5B FAST(a.k.a FaST Agile)とは 「スクラム」ベースではなく、「カンバン」や「OST」 のアイデアを取り入れた非常に軽量なスケーリングフ

    レームワーク • Collectiveという単位で構成される • One-time set-upで組織の基盤を築く • Value Cycleと呼ばれる継続的なサイクルで活動を 推進 ◦ 自己組織化する ◦ 活動する ◦ 同期する • 同期はFAST meetingという仕組みで実施する 引用元: FAST, https://www.fastagile.io/ © 2024, Quinton Ronald Quartel 「自己組織化」にまつわる大きな特徴 タスクを分配する仕組みではなく、 FASTはタスク(活動)の周りにメンバーが集って チームを形成するような力学を働かせる仕組みを 用意している。 その大きな基盤になるのが 「カンバン」と「OST」のアイデア
  32. 76 ©2024 Loglass Inc. 本日のまとめ #開発生産性con_findy_5B ログラスが向き合う課題とプロダクト • ログラスという会社が取り組むミッション、解決しようとしている課題、そのソ リューションであるプロダクトについて解説しました

    現時点の組織状況を把握するための基本概念整理 • 「銀の弾丸はない」の論文から「本質的複雑性」「偶有的複雑性」の概念、広木大地 氏の記事を参照し「仕事量の生産性」と「付加価値生産性」について整理しました ログラスのプロダクト開発のこれまで(ワンチーム開発期 => フィーチャー開発期) • ログラスがこれまで本質的課題に向き合うために取り組んできたさまざまな内容を解 説しました ログラスのプロダクト開発のこれから(ホールプロダクト開発期) • フィーチャーチームからホールプロダクト開発に向かうためにOrg Topologiesという 概念を用いた現状確認と、これからトライしていこうとしているFASTというフレーム ワークについてお話ししました