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(公開版)スクラムマスターはどのように成長するのか

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May 14, 2024

 (公開版)スクラムマスターはどのように成長するのか

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May 14, 2024
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  1. J.K (コサカ ジュンキ) スクラムマスター / Agile Japan EXPO 代表理事 Agileで日本から世界を楽しく!三島から日本を楽しく!

    Agileの世界とエンジニアコミュニティにどっぷりハマっている元製造業の人。 ソフトウェア開発でプロセスやコミュニケーションに課題を感じていたところア ジャイルに出会い、以降、アジャイルの世界へのめり込む。 開催した研修から200名の有資格者を輩出。現在はAgileとScrumの専門家と しての知識や経験を活かしながら組織開発に従事。カンファレンス運営などを 通じ、日本にAgileが楽しく広まることを夢見て日々活動中。
  2. お品書き • スクラムマスターとは ◦ アジャイルの歴史 ◦ スクラムマスターの定義 ▪ スクラムガイド ▪

    #ScrumMasterWay • 職場の中のスクラムマスターの定義 ◦ 職場の中における役割 ◦ 人事制度(評価・職位・職能など) • スクラムマスターの育ち方 ◦ 自分の経験・足跡 ◦ 職場としての体制・育成
  3. 職場の中におけるスクラムマスターの役割(?) • スクラムチームのスクラムマスター ◦ #ScrumMasterWayレベル1 • 開発チームのスクラムマスター(?) • (直雇用社員としての)業務委託企業と組織の橋渡し •

    プロジェクトマネージャー(PM) ◦ (PMBOK第6〜7版になると不確実性に対する向き合い方が出てくる 一方でPMを名乗る人はアジャイル・スクラムマスター要素が令和の 現在も少ない傾向を感じている) • 上司への進捗報告(と報告ネタ収集)役 • ホワイトボードマーカー管理
  4. 組織はスクラムマスターがそもそも受け入れられるのか • 初めてスクラムに取り組む組織 ◦ 社内にロールモデルがいない ◦ 評価制度とスクラムマスターの振る舞いが一致しない ◦ 既存の仕組みにスクラムを当てはめられてしまう ▪

    スクラムマスターは課長、プロダクトオーナーは部長 ▪ 社内レビュー等でスクラムイベントが代替される ◦ スクラムマスターの振る舞いの評価の仕方がわからない
  5. 組織はスクラムマスターがそもそも受け入れられるのか • 過去にスクラムに取り組んでいて継続していない組織 ◦ アジャイルやスクラムの単語が御法度となる人がいる ◦ 社内経験者とWeb上や勉強会で得た知識にギャップがある ◦ 成功体験を得ていない可能性がある ◦

    上手に出来ている(いた)が上司が理解しない ▪ 組織においてスクラムに対する客観的な評価が不足してる ◦ そもそも組織の方針とスクラムが一致していない ◦ 推進者が一人いなくなったことで続かなくなった ◦ (失敗の歴史の振る舞いとなり)むしろ評価されない
  6. 組織はスクラムマスターがそもそも受け入れられるのか • スクラムに取り組んでいる組織 ◦ 評価制度がスクラムマスターを歓迎しているかは別 ◦ 組織でスクラムマスターを育成する仕組みがない ◦ 組織でスクラムマスターのキャリアパスが描けていない ◦

    スクラム自体は上手く進んでいるがスクラムマスターが育つ前 にスクラムチームを分割して増殖させようとする ◦ そもそもスクラムマスターが評価されていない ▪ 受託開発・業務委託 ▪ 役割や責任の与え方がわからない
  7. J.Kの歴史 • スクラムマスター ◦ レベル0 • 研修講師 ◦ 初回から大好評 •

    アジャイルコーチ ◦ 1チーム目の立ち上げ支援 • 組織開発 ◦ 会社全体とアジャイルのメガネで向き合う • スクラムマスター(Now)
  8. J.Kの歴史 • スクラムマスター • 研修講師 • アジャイルコーチ • 組織開発 •

    スクラムマスター(Now) ◦ 研修講師 ◦ アジャイルコーチ ◦ 組織開発
  9. J.Kの歴史 • スクラムマスター • 研修講師 • アジャイルコーチ • 組織開発 •

    スクラムマスター(Now) ◦ 研修講師 ◦ アジャイルコーチ ◦ 組織開発
  10. J.Kの歴史 • スクラムマスター • 研修講師 • アジャイルコーチ • 組織開発 •

    スクラムマスター(Now) ◦ 研修講師 ◦ アジャイルコーチ ◦ 組織開発 • いつでも育つ • ずっと育つ
  11. なぜ「いつでも育つ?」 • 実践する機会が常にある ◦ 実践から学ぶ機会が常にある • スクラムマスターは与えられた役割ではない ◦ 人や組織に向き合い続けられるパーソナリティが必須 •

    スクラムマスターは在り方である ◦ アジャイルを体現することで責任が果たせる役割 • 真のスクラムマスターは非エンジニア組織でも活躍する
  12. なぜ「いつでも育つ?」 • 実践する機会が常にある ◦ 実践から学ぶ機会が常にある • スクラムマスターは与えられた役割ではない ◦ 人や組織に向き合い続けられるパーソナリティが必須 •

    スクラムマスターは在り方である ◦ アジャイルを体現することで責任が果たせる役割 • 真のスクラムマスターは非エンジニア組織でも活躍する とはいえ、色々な機会は必要
  13. 意思決定のパターン アイディ ア アイディ ア アイディ ア アイディ ア 第3の

    意見 ①一人の意見 ②複数の意見 ③第3の意見 アイディ ア アイディ ア アイディ ア アイディ ア