Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ユーザースタイルシートや拡張機能で作る広告ブロック入門
Search
Kaito UDAGAWA
December 01, 2023
Programming
0
190
ユーザースタイルシートや拡張機能で作る広告ブロック入門
2023.12.1 に開催されたMeguro.cssにてお話した内容です。
https://megurocss.connpass.com/event/300400/presentation/
Kaito UDAGAWA
December 01, 2023
Tweet
Share
More Decks by Kaito UDAGAWA
See All by Kaito UDAGAWA
2025.05.10 技術書とVoicyとわたし #RPALT
kaitou
1
300
#LAPRAS正夢LTグランプリ プログラミングで作る物理的アート
kaitou
0
76
#yumemi_grow 読書シェア会 vol.1 - スコット・バークン著『デザインはどのように世界をつくるのか』
kaitou
1
230
目指せ!本を書いて夢の不労所得 #第3木曜LT会
kaitou
1
150
せっかくLTに登壇するならコレしてみませんか?
kaitou
0
120
Kaitouはどうしてエンジニアに!?(短縮版)
kaitou
0
62
音に負けない!子どもが騒いでいる脇でも快適オンラインMTGの秘伝
kaitou
0
450
自社開発企業から“良い”スカウトを受け取る方法
kaitou
0
130
電波が届かないキャンプ場で年末年始対応をするためにStarlinkを導入した話
kaitou
0
340
Other Decks in Programming
See All in Programming
AIの誤りが許されない業務システムにおいて“信頼されるAI” を目指す / building-trusted-ai-systems
yuya4
6
3.5k
AIコードレビューがチームの"文脈"を 読めるようになるまで
marutaku
0
350
Canon EOS R50 V と R5 Mark II 購入でみえてきた最近のデジイチ VR180 事情、そして VR180 静止画に活路を見出すまで
karad
0
110
Socio-Technical Evolution: Growing an Architecture and Its Organization for Fast Flow
cer
PRO
0
340
ハイパーメディア駆動アプリケーションとIslandアーキテクチャ: htmxによるWebアプリケーション開発と動的UIの局所的適用
nowaki28
0
420
LLM Çağında Backend Olmak: 10 Milyon Prompt'u Milisaniyede Sorgulamak
selcukusta
0
120
チームをチームにするEM
hitode909
0
330
認証・認可の基本を学ぼう前編
kouyuume
0
200
俺流レスポンシブコーディング 2025
tak_dcxi
14
8.7k
Developing static sites with Ruby
okuramasafumi
0
290
connect-python: convenient protobuf RPC for Python
anuraaga
0
410
【Streamlit x Snowflake】データ基盤からアプリ開発・AI活用まで、すべてをSnowflake内で実現
ayumu_yamaguchi
1
120
Featured
See All Featured
Site-Speed That Sticks
csswizardry
13
1k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
9
1k
Bash Introduction
62gerente
615
210k
RailsConf 2023
tenderlove
30
1.3k
Testing 201, or: Great Expectations
jmmastey
46
7.8k
How To Stay Up To Date on Web Technology
chriscoyier
791
250k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
2.7k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
132
19k
Building Applications with DynamoDB
mza
96
6.8k
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
97
6.4k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
225
10k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
80
6.1k
Transcript
1 © Metaps Holdings, Inc. 広告ブロック入門 ユーザースタイルシートや拡張機能で作る プラットフォーム戦略部 宇田川海人 株式会社メタップスホールディングス
2023年12月1日
3 © Metaps Holdings, Inc. プラットフォーム戦略部 フロントエンドエンジニア 宇田川 海人 HTML3.2のよりも前の時代からウェブサイト制作、ECサイト、ウェブアプリの
構築に携わる。途中セガサターンやPlayStationのソフトを玄孫受けぐらいの開 発会社で参画していたりもするが、基本はウェブ一筋。 2019年より株式会社メタップス(現・株式会社メタップスホールディングス) にフロントエンドエンジニアとして参画するが、チーム内ではあまりコードは 書かせてもらえず、別でビズ側やバックオフィス側の業務改善・支援ツールの 開発・運用をしている。 株式会社 メタップスホールディングス 𝕏 @Kaitou1192
4 © Metaps Holdings, Inc. せっかくCSSが使えるなら 自分の業務に役に立つものを 作ってみませんか?
5 © Metaps Holdings, Inc. ユーザースタイルシートとは? 「Internet Explorer」「Safari」「Firefox」 「Opera」等にある(あった)、ユーザー側で スタイルシートを当てられる機能。
macOSのSafariで言うと「設定」>「詳細」> 「スタイルシート」で、CSSファイルを 設定すると、そのCSSファイルに書かれている スタイルが適用されます。
6 © Metaps Holdings, Inc. 実際に読み込ませてみると…… #TBP { display: none;
} user_stylesheets.css を読み込ませる ここを囲っているdivのidがTBP display: none; が適用されて非表示になる
7 © Metaps Holdings, Inc. ではChromeは? おそらくChromeにはユーザースタイルシートを読み込 む機能がない。 拡張機能で対応しているものがあり、有名どころで言う と「Stylus」「Stylish」あたりがあります。
Stylishでのサンプル
8 © Metaps Holdings, Inc. どうせなら Chrome拡張自体を 自分で作りませんか?
9 © Metaps Holdings, Inc. サンプル コードは↓ https://github.com/Priarts/wework_event_link ※WeWork入居者向けのイベントページ用の拡張機能です ※拡張機能自体の使い方はREADMEを参照
const images = document.querySelectorAll('.card.event-details .event-img'); for (const image of images) { let label = image.getAttribute('src').split('/'); label = label[label.length - 1]; label = label.split('.jpg')[0]; image.outerHTML = '<a href="https://xxxxxxxx/XXXXXXXX/details?uuid=' + label + '">' + image.outerHTML + '</a>'; } window.scroll({ top: 0, behavior: 'smooth' }); main.js リンクカードの画像ファイル名に個別ページ用のURLのパラメー ターがあるので、そのimgタグを収集 取得したURLからファイル名を取得し、拡張子や余計なものを削除 画像自体をaタグで囲って、個別ページ用のURLを設定 これにより「⌘command+クリック」や「右クリック」で別ウィン ドウ遷移を可能にしている イベントページ自体は無限スクロールの仕様なので、一旦全部読み 込ませてから拡張機能を発動させるため、最後にページトップに戻 る処理 ▪なんでこんな拡張機能を作ったのか? このページはSPAで、各リンクもJS経由で遷移という仕様になってい る。個別ページを見た後にブラウザでページバックを選択すると、読 み込んでいたページやスクロールがリセットされてしまうので、それ が不便でせめて別ウィンドウを開いてストレスを軽減させたかったの で作成。
10 © Metaps Holdings, Inc. ご清聴ありがとうございました! よかったら「宇田川」と友だちになってください 𝕏 @Kaitou1192