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他者と働き、チームで成果を出す方法- 人との関係からみるカケハシ -/KAKEHASHI of the relationship between members

kakehashi
January 11, 2024

他者と働き、チームで成果を出す方法- 人との関係からみるカケハシ -/KAKEHASHI of the relationship between members

kakehashi

January 11, 2024
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Transcript

  1. © KAKEHASHI Inc. 自己紹介 kubop エンジニア -> QA -> エンジニア

    品質向上のため頑張る💪 自費でCSM取得した。
  2. © KAKEHASHI Inc. - 組織で起きる問題には、 - 既存の知識・方法で解決できる技術的課題と、 - 技術やノウハウで解決することができない -

    「適応課題」が存在する。 - それらの適応課題に向き合い、解決する方法が「対話」 技術課題と適応課題 他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論 第1章 より 既存のノウハウで解決できる技術的課題 既存の解決方法では解決できない適応課題
  3. © KAKEHASHI Inc. - マルティン・ ーバーによる人間同士の関係性 - 「私と、それ」 - 「私と、あなた」

    - 「私と、それ」は人間でありながら、向き合う相手を自分の「道具」のよ うに捉える関係性のこと。 人間関係の2つの分類 他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論 第1章 より https://coach.co.jp/view/20210609.html 「私と、それ」 「私と、あなた」
  4. © KAKEHASHI Inc. - 前提 - QAチームを組成したばかりの3人チーム。 - 同僚はス ードタイ

    、私は手が遅い熟考タイ でお互い のコミットに対立があった。 - ローを作る際にも... - 私「既存の ローと理想の ローを本と他社事例を調査して描きました!」 - 同僚「まずは現状調査して、出来ることからクイックに成果出していこう!」 QAチームでの同僚との対立
  5. © KAKEHASHI Inc. わたしがカケハシで実践している「架け橋」 - QAのあるべき姿や、アーキテクチャの理想論など正論を押し付けない。 - 単体テストの書き方をTipsとして提案して意見を集う。 - 品質についての勉強会を各チームで行い、それぞれのチームが求める

    知識に寄り添って構成を変更する。 - DDDやスクラムの輪読会を実施し、実際に設計・サン ルコードを書い て少しずつ展開する。 輪読会ハ ネスレーダー 単体テスト提案 DDDサン ルコード 品質勉強会
  6. © KAKEHASHI Inc. 入社時に発生していたこと - ロダクト成長とともにチームは拡大を続けていた - エンジニアも10名を超えてEM層拡充へ - ロダクトに対する開発要望も積み上がっている

    - 0-1 ェーズが終わりエンター ライズ企業導入ステッ へ - 新入社員には開発チームが何をしているか見通せない - 開発テーマが肥大化しリリースまでの期間が伸びている - メンバーも開発ス ードが落ちている実感がある - 振り返りでコメントは出るが理由まではわかっていない
  7. © KAKEHASHI Inc. 僕とメンバーとの間にある溝 現場の課題や温度感 良いチーム体験の有無 ラクティスなどの知識による 大きな溝 現場も知らずに 理想ばかり

    今でも開発はできてる! 理想の組織になるんだ! こうやって進めたい! 過去の経験 組織システムに対する興味 それらに基づく知識 今の開発 ロセスによる経験 業務への責任感やドメイン知識 そららに基づく価値観
  8. © KAKEHASHI Inc. どうしようとしたか? - 可逆性の高い変化を積み重ねる - 組織変更など不可逆な変更は後回し - 少し前に進むだけで変化の大きな

    ラクティスを選ぶ - まずはユーザーストーリーを小さくする - 理解が得られなくても必ず進める内容は説明する - 一緒にできる事は一緒にやる - ロダクトマネージャーやデザイナーとも一緒に進める - 信じて一歩進めてくれるメンバーを全力で支援する
  9. © KAKEHASHI Inc. 小さなカケハシを作りたい 『少し良くなったかも』という 小さなカケハシ 少し現場を理解してるし 理想ばかりではないかも 変化も感じられそう 僕も不安だし

    みんなも不安 少しずつ少しずつ 過去の経験 組織システムに対する興味 それらに基づく知識 今の開発 ロセスによる経験 業務への責任感やドメイン知識 そららに基づく価値観
  10. © KAKEHASHI Inc. たくさんの小さなカケハシを作りたい 『少し良くなったかも』という 小くてたくさんのカケハシ 少し現場を理解してるし 理想ばかりではないかも 変化も感じられる 僕も不安だし

    みんなも不安 少しずつ少しずつ 過去の経験 組織システムに対する興味 それらに基づく知識 今の開発 ロセスによる経験 業務への責任感やドメイン知識 そららに基づく価値観