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見えづらい活動の成果の伝え方は日頃からめちゃくちゃ悩んでるけど、実際こんな取り組みをしな がら...

KAKEHASHI
October 09, 2024

見えづらい活動の成果の伝え方は日頃からめちゃくちゃ悩んでるけど、実際こんな取り組みをしな がら温度感を合わせにいってるよ / Conveying Hard-to-See Results

エンジニア組織の成果を伝えたい!経営層や非エンジニア組織との会話、どうしてる?
https://d-plus.connpass.com/event/331345/
での登壇資料です

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October 09, 2024
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  1. 日本の医療体験を、しなやかに。 © KAKEHASHI Inc. 2024/10/09 エンジニア組織の成果を伝えたい!経営層や非エンジニア組織との会話、どうしてる? 株式会社 カケハシ 松本 明紘

    見えづらい活動の成果の伝え方は日頃からめちゃ くちゃ悩んでるけど、実際こんな取り組みをしな がら温度感を合わせにいってるよ
  2. 課題への共感 • 認知 → 理解 → 納得 → 共感 ◦

    理解や納得はもちろん大事で、論理性や定量化は必要 ◦ 共感には関係性やストーリーテリングも大事になってくる。一緒に働い ている感覚、同じ方向を向いて進んでいるという実感できる状態 ◦ 共感までしてもらえると、その人自身が他にも広げてくれる ◦ 特に大きな組織になればなるほど、同じ課題や成果を他の人が説明しな ければいけないシーンが出てくる ◦ エンジニアも技術課題を共感してもらうために、また、組織課題や事業 課題に共感するために一歩踏み出す必要がある
  3. 色んな視点での課題 ドメインリード エンジニアリング マネージャ ソフトウェアエンジニア プロダクトマネージャ デザイナー CTO カスタマーサクセス プロダクトの

    技術課題 組織課題 プロダクト 課題 ユーザー 課題 顧客課題 事業課題 プロダクト間をまたがった 技術課題 エンジニア全体の 組織課題 経営課題 開発プロセ スの課題 サービス 課題 経営陣
  4. 「課題への共感」づくりのための取り組み 1. コンテキストを合わせる ◦ お互いの視点での課題が変換できるようにしていく 2. ロールを超えた関係性の醸成 ◦ 相手を知り、お互いの仕事に興味を持つ ◦

    お互いが大事にしていることを知る 3. 課題の分かりやすさを向上させていく ◦ とはいえ、課題の認知・理解・納得も大事であるため、影響範囲 や影響度なども整理するのも大事
  5. バックエンドとフロントエンドとデザイナーの 苦しみを共有する会 デザイナー ソフトウェアエンジニア • 開発の難易度をラフに早めに確認 現状、設定項目も各機能の画面内 に配置しているものが多い。画面 内の情報過多になっていくので、 設定画面を作りたいが開発観点だ

    と何か困りますか? 遅いAPIの速度改善をSQLのチューニングや 処理の改善で進めてきたけどこれ以上は難 しくなってきました。 画面のこの部分のフィルタ条件、こんな風 に変えるのって難しいですかね?
  6. カスタマーサクセスとエンジニアの 温度感を合わせて行く会 カスタマーサクセス ソフトウェアエンジニア • 働く上で普段考えていることの確認 開発側の人々って、普段プロダク ト開発に対してどういう風に考え てるんだろうなとか気になってた りします。

    ユーザーからよく問い合わせが来るものでAI在 庫管理では対応できないものとして割り切って いる内容があれば聞いてみたいですmm (もしか すると簡単に解決できるものがあるかもしれな いので)
  7. 「空雨傘」による技術的負債の整理 • 「空雨傘」のフレームワーク ◦ 空:空が曇っている(事実) ◦ 雨が降りそうだ(解釈や見解) ◦ 傘を持っていこう(判断と行動) 空

    backendではこれまでAPIのテストはMedium Testを中心に作成してきた。CI/CDでのテスト実行時間が 10分以 上かかっている。 雨 (技術課題)待ち時間が長くなることで生産性が遅くなっている。機能追加の継続とテストの拡充の中で、さらにテ スト時間やCI/CDの時間が増えていってしまう。 (開発プロセスの課題)その結果、バグの発見までの時間や、障害対応時の hotfixまでの時間も長くなってしま う。 (ユーザー課題)復旧時間に時間がかかることで軽微な修正であったとしてもユーザーが利用できない時間が長 くなっていってしまう。復旧時間が長くなると影響を受けるユーザーも多くなってしまう。 傘 細かな分岐や仕様の網羅的な確認はテスト時間の短い Small Testに分解していく。 それによりMedium Testの 数を減らし、テスト時間やCI/CDの時間を減らしていく
  8. まとめ • 成果が伝わりやすい状態を作るために「課題への共感」を 大事にしている ◦ コンテキストを合わせて課題をお互いの視点に変換できるように する ◦ ロールを超えた関係性を醸成し、お互いの仕事に興味を持つ ◦

    そういった関係に甘えず、技術課題自体を分かりやすくすること も忘れずに取り組んでいる • そんなに上手に進まないシーンももちろんあるので、都度 悩みながらも会話しながら進めている