Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
循環する学び~現場とコミュニティの境目で考える~/Learning Cycle between...
Search
kakehashi
March 15, 2024
Business
16
15k
循環する学び~現場とコミュニティの境目で考える~/Learning Cycle between a team and a community
kakehashi
March 15, 2024
Tweet
Share
More Decks by kakehashi
See All by kakehashi
アジャイルチームがらしさを発揮するための目標づくり / Making the goal and enabling the team
kakehashi
3
130
適材適所の技術選定 〜GraphQL・REST API・tRPC〜 / Optimal Technology Selection
kakehashi
1
690
誰も全体を知らない ~ ロールの垣根を超えて引き上げる開発生産性 / Boosting Development Productivity Across Roles
kakehashi
1
230
スプリントゴールにチームの状態も設定する背景とその効果 / Team state in sprint goals why and impact
kakehashi
2
150
プロダクト成長に対応するプラットフォーム戦略:Authleteによる共通認証基盤の移行事例 / Building an authentication platform using Authlete and AWS
kakehashi
1
230
見えづらい活動の成果の伝え方は日頃からめちゃくちゃ悩んでるけど、実際こんな取り組みをしな がら温度感を合わせにいってるよ / Conveying Hard-to-See Results
kakehashi
4
2.3k
Evolving DevOps Teams and Flexible Organizational Culture
kakehashi
1
1.3k
難しいから面白い!医薬品×在庫管理ドメインの複雑性と向き合い、プロダクトの成長を支えるための取り組み / Initiatives to Support Product Growth
kakehashi
3
300
日本の医療システムの再構築を目指すスタートアップ「カケハシ」のフロントエンド領域でのチャレンジ / Challenges in the frontend domain at “Kakehashi”
kakehashi
3
2.3k
Other Decks in Business
See All in Business
We Are PdE!! 〜高価値なプロダクトを作れるようになるための勉強会〜
leveragestech
1
560
都営住宅建替え工事におけるDXの取組
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
0
390
受託開発のアジャイル奮闘記
mifujita
1
11k
Backlogで1on1を進化させる!メンバーの成長を促すアプローチ
kohsakusaito
PRO
2
230
都庁初!!局DX推進計画策定
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
0
400
サスメド株式会社 Culture Deck
susmed
0
37k
メタバースを活用した観光PR
tokyo_metropolitan_gov_digital_hr
0
320
Cobe Associe: Who we are? /コンサル・市場調査・人材紹介のCobe Associe
nozomi
6
18k
ログラス会社紹介資料 新卒採用 ビジネス職[経営幹部候補]/ Loglass Company Deck
loglass2019
0
700
ビジネスの変化に迅速に反応 質・量どちらも追及する 星野リゾートのノーコード戦略
junkokotake
0
270
Startup CTO of the year 2024 株式会社ハイヤールー
kkosukeee
0
3.8k
kubell COMPASS Ver 1.0.0
kubell_hr
0
3.7k
Featured
See All Featured
A Philosophy of Restraint
colly
203
16k
Visualization
eitanlees
145
15k
Scaling GitHub
holman
458
140k
RailsConf 2023
tenderlove
29
900
A better future with KSS
kneath
238
17k
Practical Tips for Bootstrapping Information Extraction Pipelines
honnibal
PRO
10
720
"I'm Feeling Lucky" - Building Great Search Experiences for Today's Users (#IAC19)
danielanewman
226
22k
We Have a Design System, Now What?
morganepeng
50
7.2k
Dealing with People You Can't Stand - Big Design 2015
cassininazir
364
24k
It's Worth the Effort
3n
183
27k
Designing on Purpose - Digital PM Summit 2013
jponch
115
7k
The Straight Up "How To Draw Better" Workshop
denniskardys
232
140k
Transcript
循環する学び 〜現場とコミュニティの境目で考える〜 株式会社カケハシ 小田中 育生 2024.03.16
小田中 育生(おだなか いくお) 株式会社ナビタイムジャパンでVP of Engineeringを務め、 2023年10月にエンジニアリングマネージャーとして株式会社カケ ハシにジョイン。テクノロジーとドメインに関する深い知識や経 験をもって高速に仮設検証のサイクルを回すチームづくりとチー ムを起点にした事業価値最大化に確約・集中・公開・尊敬・勇気
している。 東京都町田市在住。 著書に『いちばんやさしいアジャイル開発の教本 人気講師が教え るDXを支える開発手法』(2020年、インプレス、共著)がある。 ブログ: dora_e_m|note
© KAKEHASHI Inc. 本セッションのラーニングアウトカム 1. 自分の現場を変える熱量を得る 2. その熱量を伝える術を手に入れる
我々はなぜここにいるのか
隣の人と話してみよう!
勉強しにきた?
話を聴きにきた?
誰かと話しにきた?
© KAKEHASHI Inc. コミュニティとSECIモデル 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知
内面化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知
© KAKEHASHI Inc. 個々の思いが共有されていく 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知
内面化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知 おもしろい! 勉強になる 自分はここが 気になる
© KAKEHASHI Inc. 場が知識を咀嚼し、新たな言葉になる 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知
内面化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知 それって こういうこと だよね
© KAKEHASHI Inc. 知見が深まっていく 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知
内面化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知 それって こういうこと だよね そうか! こうとも 考えられる この考えと あわせると…
© KAKEHASHI Inc. 学びが自分の中に染み込んでいく 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知
内面化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知 自分でも 試したい!
© KAKEHASHI Inc. コミュニティで内面化した学び コミュニティ での学び
© KAKEHASHI Inc. それぞれがそれぞれの現場に持ち帰る コミュニティ での学び 現場 での学び
© KAKEHASHI Inc. それぞれの現場で学びが起こる 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知
内面化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知
© KAKEHASHI Inc. 現場の学びは再びコミュニティへ コミュニティ での学び 現場 での学び
© KAKEHASHI Inc. それぞれの現場がある 現場 現場 現場 現場 現場 現場
現場 現場
© KAKEHASHI Inc. コミュニティを軸にして、つながる 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場
突然の自分語り
2007年
© KAKEHASHI Inc. キャリアのスタートは半導体企業の研究所 当時、つくばに存在していた研究所で テストエンジニア・ソフトウェアエンジニアとして在籍 基本は一人仕事で、一週間だれとも話さないこともあった
© KAKEHASHI Inc. ネクストキャリアでも研究開発 2009年に転職 研究開発部門でアルゴリズムとデータ構造に向き合う日々 人と話す機会は増えたが、基本一人仕事なのは変わらず
© KAKEHASHI Inc. コミュニティは遠い存在 リーン開発が・・・ Railsが・・・ フロントエンドのみなさん ぼく フロントエンドのメンバーは勉強会に いったり読書会をしたり。
それは、自分には遠い世界だった フフフフ
© KAKEHASHI Inc. 現場での学びこそすべて 現場 での学び
© KAKEHASHI Inc. アジャイルサムライとは出会っていた 2011年頃。チームの先輩から「新しい 開発のスタイルがあるから勉強してみ よう」と勧められたことをきっかけに アジャイルサムライと出会う。
© KAKEHASHI Inc. アジャイルもコミュニティもnot for me アジャイルの対話を重視する姿勢が、 なるべく人と話す時間を減らして開発に あてたい、という自分のスタンスと合わ なかった。
当時は「そもそも会議減らそうぜ!」と いうことを主張する本が僕のバイブル だった。 (これはいい本です)
2012年
None
© KAKEHASHI Inc. 私はレガシーコードと格闘していた ぼく 古いシステム→新しいライブラリを 接続するためのAPI開発で四苦八苦 フフフフ フフフフ フフフフ
© KAKEHASHI Inc. 「今動いているものが仕様です」 ぼく フフフフ フフフフ フフフフ 新しいライブラリだと 動かないんだけど
ああ、その入力は 不正なので エラー返してます 動くようにしといて フフフフフフフフ
© KAKEHASHI Inc. 断ち切ろう負の連鎖 ぼく フフフフ フフフフ フフフフ あのシステム、 リファクタリングした
ほうがいいですよ
© KAKEHASHI Inc. 伝言ゲームの末・・・ リファクタした ほうがいいらしい 小田中くん リファクタしたい んだって?
© KAKEHASHI Inc. 気がついたらレガシーコード最前線にいた ぼく 僕がやりたかったわけじゃないんだけどな フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ
フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ
© KAKEHASHI Inc. 一緒にやってくれる仲間がいた! ぼく レガシーシステムをずっと触っていた 先輩が、「僕もなんとかしたかった」 と手伝ってくれた! フフフフ フフフフ
フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ フフフフ 先輩
© KAKEHASHI Inc. あれ?僕たち、チームっぽい? ぼく 先輩 テストケース作ります メソッド切り出し やりますね リグレッション環境
つくるよ! よくわかんないとこは 聞いてねー!
© KAKEHASHI Inc. 感謝されてるっぽい!? 開発スピード上がった! あのシステムに 手を入れてくれる人が いるなんて…!!
人と働くと一人ではできないことができる 人のために働くと感謝される
© KAKEHASHI Inc. カイゼンへの目覚め リファクタリングが一段落した あとの話。 チームではカイゼンしたいこと をリストアップしたスプレッド シートを持っていた。 ・・・けれど、カイゼンされる
ことがないままリストだけが長 くなっていった
© KAKEHASHI Inc. カイゼンしたい…カイゼンしたくない? せっかくだから カイゼンしません?
© KAKEHASHI Inc. カイゼンしよう! せっかくだから カイゼンしません? ぜひやりましょう!
© KAKEHASHI Inc. 毎週カイゼンする流れができた リストから、やりたいカイゼンを実施 気付いたことをリストに追加
© KAKEHASHI Inc. すると上司が・・・ すごい! ちゃんとカイゼンが進むチーム 初めてみました。
自分が気になることは皆も気になってる 手を動かし始めたら案外できてしまう チームのために働くと感謝される
2013年
チームにカイゼンを根付かせたことを きっかけに、上司がマネージャーに 推薦してくれる。 この年からマネージャーとしての キャリアが始まる
© KAKEHASHI Inc. サーバントリーダーになるぞ!
© KAKEHASHI Inc. 現場が望むことならなんでもやるぞ! 週報書くの大変だよね Redmineから自動で出力しよう カイゼン大事だよね カイゼン最優先 チーム外とのやりとり? 僕がやるよ!
© KAKEHASHI Inc. 現場は喜んでくれてる! 現場の声をきいてくれて うれしい! いいマネージャー!
© KAKEHASHI Inc. でも・・・ チームのパフォーマンス あまりよくないね
© KAKEHASHI Inc. サーバントリーダーになったのに?
© KAKEHASHI Inc. 上司からのフィードバック メンバーの声にばかり 耳を傾けてて、内向きだね 仕組みづくりは頑張ってる。 でも、カタチにしてないよね
何に対して サーバントなのか?
© KAKEHASHI Inc. メンバーたち?それはそう。
© KAKEHASHI Inc. チームの先にいる人たち
© KAKEHASHI Inc. 一人仕事が基本だった
© KAKEHASHI Inc. チームとして働くようになった
© KAKEHASHI Inc. その先にいる人達のことも見えてきた
© KAKEHASHI Inc. 知らないことがある。皆で本を読んだ
© KAKEHASHI Inc. ユーザーについて知るためWGに入った ユーザーストーリーマッピング 社内で「UX」という言葉が浸透 していないときに、UXに関する 理解を促進しプロダクトで活用 することを目指したワークグ ループが発足した。
そこにジョインし、ペルソナや USM、カスタマージャーニーなど を学んでいった。
© KAKEHASHI Inc. 今思うとコミュニティ活動につながってる コミュニティ での学び 現場 での学び
2017年
© KAKEHASHI Inc. そのとき私がやっていたこと Be Agile アジャイルマインドセットでいきいきと働く (https://speakerdeck.com/ikuodanaka/be-agile-and-work-with-a-iki-iki-spirit?slide=50) より
© KAKEHASHI Inc. 4日間しかない!やりたいことたくさん! 顧客が「作りたい」といって持ってき た膨大なリスト。 全部は作れない。 じゃあ、本当に作りたいものは何?
© KAKEHASHI Inc. このときに、ひらめいた。 ハッカソン UX WG
© KAKEHASHI Inc. ユーザーストーリーマッピング
© KAKEHASHI Inc. なんとかタスク量を半分以下にした! 顧客と一緒にUSM。 やることが絞れた! 残すところあと3日、 予断は許さない。さあどうする?
© KAKEHASHI Inc. 2017.10.06 Netadashi Meetup #4 ハッカソン数日前。 NRI主催の勉強会に 前職のメンバー数名と参加
主体的参加というより、 「いってきてよ」と言われ たから参加する、くらいの 温度感だった
© KAKEHASHI Inc. そこで出会ったスライド https://speakerdeck.com/viva_tweet_x/dian-zi-jiao-karawu-li-jiao-nizong-zhi-bian-esitahua-kanbanhaiizo
© KAKEHASHI Inc. 状況を見える化したかった私はすぐ試した やってみると想像以上の良さ 状況が見える化される 達成感が生まれる ステークホルダーからも わかりやすい
© KAKEHASHI Inc. コミュニティで学びが循環した原体験 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場 カンバンは いいぞ やってみた! 最高じゃん
© KAKEHASHI Inc. もうひとつ心に残っていたこと 僕、ふりかえり 好きなんですよ え!僕もです!
懇親会でひたすら「ふりかえり」について 熱く語り合う、わけのわからない経験 それがやけに、心に残った
© KAKEHASHI Inc. コミュニティへの参加の原点。 コミュニティ での学び 現場 での学び
ところで
皆さんはどこからきたのか
隣の人と話してみよう!
今日は何曜日?
せっかくの休みの日に わざわざ勉強しにきてる
でも、 「勉強しにきてる」 「仕事しにきてる」 とは思ってないんじゃない?
© KAKEHASHI Inc. 学びが連鎖すること自体を楽しめる人達 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場
あなたのそばに 学びを楽しむ仲間はいますか
2018年
© KAKEHASHI Inc. この頃アジャイル「っぽい」ことはしていた Be Agile アジャイルマインドセットでいきいきと働く (https://speakerdeck.com/ikuodanaka/be-agile-and-work-with-a-iki-iki-spirit?slide=50) より
© KAKEHASHI Inc. 私の人生を決定的に変えた一冊
© KAKEHASHI Inc. カイゼンしつづけるチームになりたい Be Agile アジャイルマインドセットでいきいきと働く (https://speakerdeck.com/ikuodanaka/be-agile-and-work-with-a-iki-iki-spirit) より
© KAKEHASHI Inc. カイゼンジャーニー片手に何でも試した Be Agile アジャイルマインドセットでいきいきと働く (https://speakerdeck.com/ikuodanaka/be-agile-and-work-with-a-iki-iki-spirit) より
© KAKEHASHI Inc. チームのあり方が変わっていった NAVITIME JAPAN 自己組織化チームが越境する日 (https://speakerdeck.com/navitimejapan/zi-ji-zu-zhi-hua-timugayue-jing-sururi) より
一人で踊っていた?
© KAKEHASHI Inc. 一緒に変わっていくチームがいた NAVITIME JAPAN ナビタイム R&D部門が辿るカイゼンのキセキ (https://speakerdeck.com/navitimejapan/nabitaimur-and-dbu-men-gachan-rukaizenfalsekiseki) より
© KAKEHASHI Inc. 全員が最初から乗り気だったわけじゃない NAVITIME JAPAN ナビタイム R&D部門が辿るカイゼンのキセキ (https://speakerdeck.com/navitimejapan/nabitaimur-and-dbu-men-gachan-rukaizenfalsekiseki) より
© KAKEHASHI Inc. だんだんと変わっていった NAVITIME JAPAN ナビタイム R&D部門が辿るカイゼンのキセキ (https://speakerdeck.com/navitimejapan/nabitaimur-and-dbu-men-gachan-rukaizenfalsekiseki) より
© KAKEHASHI Inc. チーム外にも仲間がいた カイゼン・ジャーニー いいですよね カイゼン・ジャーニーの 読書会やりません?
© KAKEHASHI Inc. 仲間はやる気勢だった 社内で アジャイルコミュニティ 立ち上げましょう!
© KAKEHASHI Inc. 社内で学びの連鎖が生まれる! 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場
© KAKEHASHI Inc. コミュニティにいろんな人がやってきた 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場 ふりかえり やってみたい ボトルネックを 見つけたい チームの方向性 を揃えたい
© KAKEHASHI Inc. 学びのサイクルが回り始めた 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知
内面化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知
何が起こったか?
© KAKEHASHI Inc. 学びが循環し組織が変化していった 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場 ふりかえり やってみた! VSMで 現場が カイゼンした オフィスに モブプロスペース できた
ふりかえってみると あまりにも運がいい
あなたのそばに 学びを楽しむ仲間はいますか
時間がない 興味がない 間に合ってます
© KAKEHASHI Inc. 現場にも学びを持ち込みたいのに・・・ コミュニティ での学び 現場 での学び
2020年
初めてRSGTに参加
None
それまで 浴びたことのない ほとばしる熱量
None
© KAKEHASHI Inc. 社内には熱が伝搬しつつあった 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場 ふりかえり やってみた! VSMで 現場が カイゼンした オフィスに モブプロスペース できた
© KAKEHASHI Inc. 皆が熱くなっていたわけじゃない 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場 ふりかえり やってみた! VSMで 現場が カイゼンした オフィスに モブプロスペース できた 君のチームだけ じゃない? うまくいくの。 時間がない 今のやり方で うまくいってる
現場との温度差を感じたこと はありますか?
隣の人と話してみよう!
© KAKEHASHI Inc. 僕の場合 「君のチームだからだよね」と言われた 「時間がない」と言われた 「今のやり方でいい」と言われた アジャイル研修をやりたい、と持ちかけた ときに「全社的にやる温度感じゃない」と の判断があった
© KAKEHASHI Inc. 僕の場合 そうなのかー。 って、思った。
© KAKEHASHI Inc. ノーム・カースの最優先条項 “今日見つけたものが何であれ、チームの全員が、 その時点でわかっていたことやスキルおよび能力、 利用可能なリソースを余すことなく使って、置かれ た状況でベストを尽くした、ということを疑っては ならない。” [James
Shore] (著), [Shane Warden] (著), [木下史彦](監訳) (監修), [平鍋健児](監訳) (監修), [笹井崇司] (翻訳) アート・オブ・アジャイルデベロップメント オライリー・ジャパン より
© KAKEHASHI Inc. 非エンジニアがチームに来たときのこと NAVITIME JAPAN 非エンジニアが知識ゼロで始めた開発チームマネジメント (https://speakerdeck.com/navitimejapan/fei-enziniagazhi-shi-zerodeshi-metakai-fa-timumanezimento) より
© KAKEHASHI Inc. とにかくエンジニアを知ろうとしてくれた こういうとき、 エンジニアって どう考えるんですか? エンジニアのことを知るため にどんな本読むと いいですか?
© KAKEHASHI Inc. ある時、誰かがいった O橋さんは僕たちのことを知ろうとしてくれてる 僕たちはO橋さんのことを 知ろうとしているだろうか
© KAKEHASHI Inc. 自己と他者の関係性 自己 他者 期待通りに他者が動いてくれないと、 どうしてわかってくれないんだという気持ちが 湧いてくる
© KAKEHASHI Inc. 自己 他者 自己と他者の関係性 じゃあ、自分は、相手を理解しようとしているか?
いききしてるか?
© KAKEHASHI Inc. 僕の場合 「君のチームだからだよね」と言われた 「時間がない」と言われた 「今のやり方でいい」と言われた アジャイル研修をやりたい、と持ちかけた ときに「全社的にやる温度感じゃない」と の判断があった
© KAKEHASHI Inc. 私からみえていた景色 アジャイル やりたい ゾーン 私 経営
© KAKEHASHI Inc. 経営から見えていた景色 アジャイル そうでもない ゾーン アジャイル やりたい ゾーン
私 経営
© KAKEHASHI Inc. 1年後に起こったこと 「アジャイルでやりたいけど うまくいかないチームをよくみる ようになった。みんなを サポートしてくれないか」
© KAKEHASHI Inc. 状況が変わっていた アジャイル そうでもない ゾーン アジャイル やりたい ゾーン
私 経営
© KAKEHASHI Inc. 自己 他者 万物は流転する 温度差があるのは、「今は」その人にとって 必要ないから。相手の視点で考えながら長い目で 見ていれば、いつか「その時」は来る。
自分が正しいって思うなら やったほうがいいと思うなら 続けたらいい。
2023年
「一番下手な存在」でいたい
© KAKEHASHI Inc. 15年ぶり2度目の転職 Mission 日本の医療体験を、しなやかに。 Vision 明日の医療の基盤となる、エコシステムの実現。
© KAKEHASHI Inc. コミュニティの仲間がいる現場 Cばさん(仮名) Youの前さん(仮名)
© KAKEHASHI Inc. 当たり前のようにスクラム スプリントゴールにコミットする デイリースタンダップで日々検査と適応を回す スプリントレビューにはステークホルダーも来る ふりかえりは毎回違う手法を採用 それらすべてを楽しみながらやっている
© KAKEHASHI Inc. まるで毎日がカンファレンス RSGT2024でスポンサーやったり、登壇したり、 社内で同時上映会やったり・・・ カンファレンスと現場が地続きになっている
© KAKEHASHI Inc. 現場とコミュニティが溶け合っている コミュニティ での学び 現場 での学び
何が面白いかっていうと
© KAKEHASHI Inc. 本気でミッションとビジョンに向き合っている Mission 日本の医療体験を、しなやかに。 Vision 明日の医療の基盤となる、エコシステムの実現。
© KAKEHASHI Inc. 誰も、前と同じことを続けてはいない
© KAKEHASHI Inc. 常に変化しながら未来に向かっている
循環する学び
どうです? 学びたくなりましたか?
もう一度聞きます
皆さんはどこからきたのか
© KAKEHASHI Inc. それぞれの現場から来ましたよね 現場 コミュニティ 現場 現場 現場 現場
現場 現場 現場
何を持って帰る?
何をわかちあえる?
でもなー・・・ 自分の経験なんてなー・・・
僕も、このスライドを作るとき そう思いました
© KAKEHASHI Inc. 小田中、悩んでたってよ
© KAKEHASHI Inc. 小田中、背中押してもらったってよ
あなたの経験はきっと 誰かの背中を押すものになる
あなたのそばに 学びを楽しむ仲間はいますか
あなたの隣に 学びを楽しむ仲間はいます
学び合おう
© KAKEHASHI Inc. 高め合おう 共同化 Socialization 個の暗黙知→場の暗黙知 表出化 Externalization 場の暗黙知→場の形式知
内面化 Internalization 場の形式知→個の暗黙知 連結化 Combination 場の形式知→場の形式知
学びを循環させる。 この講演が終わったら、 それが始まる。
はじめよう。