Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
【若手エンジニア応援LT会】AWS Security Hubの活用に苦労した話
Search
Kazushi
October 31, 2024
Technology
1
570
【若手エンジニア応援LT会】AWS Security Hubの活用に苦労した話
Kazushi
October 31, 2024
Tweet
Share
More Decks by Kazushi
See All by Kazushi
emotivEのAI&LLM活用事例
kazushi_ohata
0
53
【若手エンジニア応援LT会】ソフトウェアを学んできた私がインフラエンジニアを目指した理由
kazushi_ohata
0
330
【Jr.Champions勉強会】BLEAで始めるAWS環境構築
kazushi_ohata
0
38
【若手エンジニア応援LT会】CodePipelineのV1とV2の違いを調べてみた件
kazushi_ohata
0
480
【若手エンジニア応援LT会】AWS ACMで証明書の自動更新を設定してみた
kazushi_ohata
1
390
【若手エンジニア応援LT会】AWSで繋がり、共に成長! ~コミュニティ活動と新人教育への挑戦~
kazushi_ohata
0
730
Other Decks in Technology
See All in Technology
20250612_GitHubを使いこなすためにソニーの開発現場が取り組んでいるプラクティス.pdf
osakiy8
1
320
Two-Tower モデルで実現する 検索リランキング / Shibuya_AI_2
visional_engineering_and_design
2
120
会社紹介資料 / Sansan Company Profile
sansan33
PRO
6
370k
組織とセキュリティ文化と、自分の一歩
maimyyym
3
1.4k
障害を回避するHttpClient再入門 / Avoiding Failures HttpClient Reintroduction
uskey512
1
440
TypeScript をより型安全に扱うプラクティス #TSKaigi #TSKaigi2025_kataritai
bengo4com
0
2.1k
入門 ESlint Typegen #TSKaigi #TSKaigi2025_kataritai
bengo4com
0
2k
AIエージェントのフレームワークを見るときの個人的注目ポイント
os1ma
1
240
CSSDay, Amsterdam
brucel
0
270
為什麼我們需要 Observability?
marcustung
0
480
Grafana MCP serverでなんかし隊 / Try Grafana MCP server
kohbis
0
190
生成AIの使い方講座 - 時短に効くTips集 -
mamodev
0
100
Featured
See All Featured
BBQ
matthewcrist
89
9.7k
Into the Great Unknown - MozCon
thekraken
39
1.8k
Facilitating Awesome Meetings
lara
54
6.4k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
Building Adaptive Systems
keathley
42
2.6k
Scaling GitHub
holman
459
140k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
68
11k
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
45
9.6k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
3.9k
ReactJS: Keep Simple. Everything can be a component!
pedronauck
667
120k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
134
9.3k
Transcript
AWS Security Hubの活用に 苦労した話。 若手エンジニア応援LT会 2024.10.30 本資料の内容は発表者の個人的見解であり、所属組織の公式見解を示すものではありません。 本資料に記載されている製品名、会社名、ロゴ等は、各社の商標または登録商標です。
自 己 紹 介 1 1年目 システムエンジニア 岡田 理 Okada
Aya ◆ 勤務地:広島 ◆ 仕事内容:クラウド, NW, セキュリティ関連 ◆ 参加イベント: -AWS Jr.Championsイベント @福岡 -AWS勉強会基礎知識講座(社内) @福岡・大阪 -AWS勉強会ハンズオン(社内) @福岡・大阪 -若手エンジニア応援LT会 @東京 ◆ AWS歴:2ヵ月
AWS社内検証環境に AWS Security Hubを導入したんだけど、 スコアがものすごく悪いから、 調査してくれない??
現 状 3 • セキュリティ状況の可視化 AWS Security Hub スコアが悪い =
脆弱性が多い、不要なコストが存在する • 脅威検出とリスク評価
苦労ポイント①
調査するリソース量 多すぎる、、、
失 敗 リ ソ ー ス の 量 が 多
い 6
失 敗 リ ソ ー ス の 量 が 多
い 7
失 敗 リ ソ ー ス の 量 が 多
い 8
失 敗 リ ソ ー ス の 量 が 多
い 9
依 頼 の 背 景 10 現状、無作法にAWSが使われてる →実態を調べて対処したい 調査の中で様々なサービスを知れる →岡田さんの勉強になるのでは
依 頼 の 背 景 11 現状、無作法にAWSが使われてる →実態を調べて対処したい 調査の中で様々なサービスを知れる →岡田さんの勉強になるのでは
泥 臭 く 調 査 12
泥 臭 く 調 査 13
失 敗 リ ソ ー ス の 量 が 多
い 14
失 敗 リ ソ ー ス の 量 が 多
い 15
失 敗 リ ソ ー ス の 量 が 多
い 16
泥 臭 く 調 査 17
泥 臭 く 調 査 18
泥 臭 く 調 査 19
泥 臭 く 調 査 20
学 び 21 このサービスはこんな機能で、 セキュリティの観点だと ここに気を付けたほうが いいんだ!
学 び 22 機能:ストリーミングデータの処理 • ストリーム内のデータを暗号化して、 不正アクセスから保護する • IAMポリシーを使用して、 ストリームへのアクセスを制限する
機能:ユーザーやリソースのアクセス管理 • ユーザーやロールには、 必要なアクセス権限のみを付与する • 重要なアカウントには多要素認証を導入し、 セキュリティを強化する AWS Identity and Access Management (IAM) Amazon Kinesis
調 査 結 果 23 × S3バケットがインターネットアクセス許可されて いた × セキュリティグループにてポートが全開放
or SSHやRDPが全許可されていた データ漏洩や不正アクセスの危険のある状態、、、
苦労ポイント②
検証環境だから、、 対応できない調査結果もあるね
検 証 環 境 を 考 慮 す る 26
△ 検証という兼ね合いでコストを使い過ぎたくない △ 検証環境だと機能として強すぎる △ 作成途中のサービスの管理が難しい
よ か っ た こ と 27 • AWSのベストプラクティスを理解したことで、 提案や設計で押さえるべき箇所が分かりやすくなった
• NWまわりやS3の致命的な設定ミスをわかりやすく拾えた
今 後 の 付 き 合 い 方 28 ◎
オートメーションを利用して、調査を簡略化したい ◎ 検証環境でもうまくチューニングし、自動修復させたい ◎ 要対応事項をまとめて、注意喚起を行いたい
ま と め 29 ✓ 失敗チェック項目が多すぎて苦労した ✓ ベストプラクティスと検証環境との兼ね合いを考慮するのに 苦労した AWSの各サービスについてより理解を深め、
AWS Security Hubを効果的に活用したい 「AWS Security Hubの活用に苦労した話。」 本資料の内容は発表者の個人的見解であり、所属組織の公式見解を示すものではありません。 本資料に記載されている製品名、会社名、ロゴ等は、各社の商標または登録商標です。