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点群から道跡の検出を行った事例

 点群から道跡の検出を行った事例

奈良文化財研究所高田様との取り組みを紹介します。
この取り組みでは、3次元点群から「道跡」と呼ばれる、かつて道として利用された場所を自動的に抽出する方法を開発いたしました。

このスライドは、オンライン勉強会StudyCOにて発表されました。

動画
https://www.youtube.com/watch?v=z8_n0PwrOvY&t=1419s&ab_channel=StudyCo
イベントページ
https://studyco.connpass.com/event/318107/

Kenta Itakura

May 02, 2024
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Transcript

  1. 奈良文化財研究所高田様との取り組み 0  小豆島石丁場委員会は小豆島の山間部にある加藤家の石丁場の踏査を進めている • 石丁場(いしちょうば): 石を割ったり、加工したりした場所 • 徳川時代の大坂城築城時に小豆島から多くの石が運ばれたとされる 

    石丁場の発見のための範囲は広大で、さらに危険を伴う • UAV(ドローン)に搭載したLiDARを利用することで、木々に覆われ把握の難しい 地形の情報も取得可能である 石丁場の手掛かりとなる道の跡(道跡)を3次元点群から自動検出する手法を開発 参考文献: 小豆島石のシンポジウム2023「日本 遺産の石の島、新たな発見と保存を目指して!」