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提案のレベルを上げる #QiitaConference

konifar
April 25, 2025

提案のレベルを上げる #QiitaConference

konifar

April 25, 2025
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Transcript

  1. レベル0
 「どうすればいいですか」 
 提案ではなく指摘で止まっている 状態。 レベル1
 「どれにしましょうか」 
 レベル2
 「自分はこれがいいと思います」

    
 レベル3
 「これでいいですか」 
 いくつかの案を整理して伝えられ る状態。 選択肢の提示に加えて「自分はこ うしたらいいと思う」という 意見を 添えられる状態。 レベル2の整理にさらに様々な立 場の意見も考慮され、 意思決定を 促している状態。 提案のレベル分け
 気づいていることは素晴らしい が、レベル1に行くことでそこから 決めていくのが大変だということも 理解できる。 実施スケジュールや懸念に対する リカバリプランなどを横に広げて 考えてPros/Consをまとめる必要 がある。 評価軸を決め、意思決定のため の材料を集める必要がある。ロジ カルな判断ではなく思想をのせて 伝えなければならないこともある。 相談された人や意思決定者が話 を聞いて「いいと思う」「じゃあそれ で」くらいのやりとりで終わる。
  2. レベル0
 「どうすればいいですか」 
 提案ではなく指摘で止まっている 状態。 レベル1
 「どれにしましょうか」 
 レベル2
 「自分はこれがいいと思います」

    
 レベル3
 「これでいいですか」 
 いくつかの案を整理して伝えられ る状態。 選択肢の提示に加えて「自分はこ うしたらいいと思う」という 意見を 添えられる状態。 レベル2の整理にさらに様々な立 場の意見も考慮され、 意思決定を 促している状態。 提案のレベル分け
 気づいていることは素晴らしい が、レベル1に行くことでそこから 決めていくのが大変だということも 理解できる。 実施スケジュールや懸念に対する リカバリプランなどを横に広げて 考えてPros/Consをまとめる必要 がある。 評価軸を決め、意思決定のため の材料を集める必要がある。ロジ カルな判断ではなく思想をのせて 伝えなければならないこともある。 相談された人や意思決定者が話 を聞いて「いいと思う」「じゃあそれ で」くらいのやりとりで終わる。
  3. レベル0
 「どうすればいいですか」 
 提案ではなく指摘で止まっている 状態。 レベル1
 「どれにしましょうか」 
 レベル2
 「自分はこれがいいと思います」

    
 レベル3
 「これでいいですか」 
 いくつかの案を整理して伝えられ る状態。 選択肢の提示に加えて「自分はこ うしたらいいと思う」という 意見を 添えられる状態。 レベル2の整理にさらに様々な立 場の意見も考慮され、 意思決定を 促している状態。 提案のレベル分け
 気づいていることは素晴らしい が、レベル1に行くことでそこから 決めていくのが大変だということも 理解できる。 実施スケジュールや懸念に対する リカバリプランなどを横に広げて 考えてPros/Consをまとめる必要 がある。 評価軸を決め、意思決定のため の材料を集める必要がある。ロジ カルな判断ではなく思想をのせて 伝えなければならないこともある。 相談された人や意思決定者が話 を聞いて「いいと思う」「じゃあそれ で」くらいのやりとりで終わる。
  4. レベル0
 「どうすればいいですか」 
 提案ではなく指摘で止まっている 状態。 レベル1
 「どれにしましょうか」 
 レベル2
 「自分はこれがいいと思います」

    
 レベル3 
 「これでいいですか」
 いくつかの案を整理して伝えられ る状態。 選択肢の提示に加えて「自分はこ うしたらいいと思う」という 意見を 添えられる状態。 レベル2の整理にさらに様々な立 場の意見も考慮され、 意思決定を 促している状態。 提案のレベル分け
 気づいていることは素晴らしい が、レベル1に行くことでそこから 決めていくのが大変だということも 理解できる。 実施スケジュールや懸念に対する リカバリプランなどを横に広げて 考えてPros/Consをまとめる必要 がある。 評価軸を決め、意思決定のため の材料を集める必要がある。ロジ カルな判断ではなく思想をのせて 伝えなければならないこともある。 相談された人や意思決定者が話 を聞いて「いいと思う」「じゃあそれ で」くらいのやりとりで終わる。
  5. レベル0 
 「どうすればいいですか」
 提案ではなく指摘で止まっている 状態。 レベル1 
 「どれにしましょうか」
 レベル2 


    「自分はこれがいいと思います」
 レベル3
 「これでいいですか」 
 いくつかの案を整理して伝えられ る状態。 選択肢の提示に加えて「自分はこ うしたらいいと思う」という 意見を 添えられる状態。 レベル2の整理にさらに様々な立 場の意見も考慮され、 意思決定を 促している状態。 提案のレベル分け
 気づいていることは素晴らしい が、レベル1に行くことでそこから 決めていくのが大変だということも 理解できる。 実施スケジュールや懸念に対する リカバリプランなどを横に広げて 考えてPros/Consをまとめる必要 がある。 評価軸を決め、意思決定のため の材料を集める必要がある。ロジ カルな判断ではなく思想をのせて 伝えなければならないこともある。 相談された人や意思決定者が話 を聞いて「いいと思う」「じゃあそれ で」くらいのやりとりで終わる。
  6. レベル0
 「どうすればいいですか」 
 レベル1
 「どれにしましょうか」 
 レベル2
 「自分はこれがいいと思います」 
 レベル3


    「これでいいですか」 
 「何人かと雑談的に話してみたら 課題感は揃ってそうだったので、 明日の振り返りで決定しましょう。 もしちょっと待った方がよければ 言ってください」 例) 会議体の見直し
 「この定例会議ってこれからも同じ ように続けます?」 「他のメンバーにもアンケート的に 聞くといいかもしれません。それか 振り返りをしてどうするか決定する のもいいかもですね」 「明日振り返りもあるし、そこで話 してみるのがいいかなと思うんで すがどうでしょう」
  7. レベル0
 「どうすればいいですか」 
 レベル1
 「どれにしましょうか」 
 レベル2
 「自分はこれがいいと思います」 
 レベル3


    「これでいいですか」 
 「チケット確認して、後続タスクを 考慮してこれをやっていくことにし ます。一応チームメンバーにも確 認して問題はなさそうなんです が、もっと優先した方がいいことが あったら声掛けしてください」 例) 次のタスクの確認
 「手が空いてきたので、何かやっ たほうがよいことあれば言ってくだ さい」 「チケットの優先度が高いものを 上から取っていくのがいいです か?◯◯さんに確認して決めるの がいいですか?」 「チケット見たかぎりあまり優先度 が高いものはないですが、後続タ スクを考えるとこれをやっておいた 方がよさそうだと考えてます」
  8. レベル0 (提案ではなく指摘) は悪くはない
 - 課題に対するアクションのレベルとしては、気づけているし素晴らしい a. そもそも気づいていない b. 認知してる (けど言語化できない

    ) c. 問題指摘する d. 解決策を提示する e. 解決する - ただし、指摘だけで物事が前に進むことはないのでレベル1に上がっていく方 がよい 視座の可視化 by kgmyshin https://note.com/kgmyshin/n/ndbed1f3496a1

  9. どんなことも提案して前に進められる
 - レベル2や3が難しい要因のひとつは、「自分がどこまでの範囲で意見を言っ たり決めたりしていいのかわからない」というもの - そのすり合わせ自体も提案していけばよい - レベル0: 「どこまで自分が決めていいものかわからないのでやりづらいんですよね」 -

    レベル1: 「ここまでは決めていいですか?逐一確認したほうがいいですか?」 - レベル2: 「デリゲーションポーカーで整理してすり合わせましょうか」 - レベル3: 「^で整理したいので予定入れました。たたき台は用意しておきますね」 - 「自分で提案して進められないか」というスタンスで考えてみること
  10. Tips: 枕詞と注意書きの引き出しを増やす
 レベル0
 「どうすればいいですか」 
 「代替案がない中で申し訳ないん ですが〜」 「ちょっと懸念の吐露レベルの話 なんですけどいいですか」 「どうすればいいかわからない中

    でまず課題感だけ伝えると〜」 レベル1
 「どれにしましょうか」 
 レベル2
 「自分はこれがいいと思います」 
 レベル3
 「これでいいですか」 
 「もっと選択肢があるかもしれない と思いつついったん自分で考えて みたんですが〜」 「いくつか選択肢を考えてみたの でまず壁打ち的に相談したいんで すけど〜」 「◯◯さんの観点も入れていった ん選択肢を広げて考えてみたい んですが〜」 「自分で一次意思決定してみたん ですが〜」 「考慮できていない観点あったら ぜひ補足してもらう前提で〜」 「ちょっと評価軸が過不足ないか 自信がないんですが〜」 「もしまずかったら教えてください」 「いったんやってみつつ、随時報 告はしていきます」 「1週間後に振り返って必要に応じ て軌道修正する前提で〜」