Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
クラウドを活用したシステム導入セミナー
Search
Yasuhiro Matsuda
August 10, 2023
Technology
0
5
クラウドを活用したシステム導入セミナー
Yasuhiro Matsuda
August 10, 2023
Tweet
Share
More Decks by Yasuhiro Matsuda
See All by Yasuhiro Matsuda
AI活用ワークショップ
matyuda
0
13
AIを活用した広報と事業計画を一気に学ぶワークショップ
matyuda
0
8
AWSを活用したAIサービス開発(フルバージョン)
matyuda
0
36
AWSを活用したAIサービス開発
matyuda
0
35
マーケティング実践とデジタル活用
matyuda
0
62
カンタンAI活用術
matyuda
0
65
スタートアップ企業の支援のあり方
matyuda
0
40
利益を生まない情報セキュリティとバックアップに投資する重要性
matyuda
0
78
いしかわ暮らしセミナー~移住にまつわるお金の話~
matyuda
0
170
Other Decks in Technology
See All in Technology
飲食店予約台帳を支えるインタラクティブ UI 設計と実装
siropaca
6
1.4k
Fintech SREの挑戦 PCI DSS対応をスマートにこなすインフラ戦略/Fintech SRE’s Challenge: Smart Infrastructure Strategies for PCI DSS Compliance
maaaato
0
450
【Developers Summit 2025】プロダクトエンジニアから学ぶ、 ユーザーにより高い価値を届ける技術
niwatakeru
2
890
テストアーキテクチャ設計で実現する高品質で高スピードな開発の実践 / Test Architecture Design in Practice
ropqa
3
710
君も受託系GISエンジニアにならないか
sudataka
2
370
開発者が自律的に AWS Security Hub findings に 対応する仕組みと AWS re:Invent 2024 登壇体験談 / Developers autonomously report AWS Security Hub findings Corresponding mechanism and AWS re:Invent 2024 presentation experience
kaminashi
0
190
現場の種を事業の芽にする - エンジニア主導のイノベーションを事業戦略に装着する方法 -
kzkmaeda
2
1.5k
エンジニアのためのドキュメント力基礎講座〜構造化思考から始めよう〜(2025/02/15jbug広島#15発表資料)
yasuoyasuo
15
5.5k
第13回 Data-Centric AI勉強会, 画像認識におけるData-centric AI
ksaito_osx
0
360
これからSREになる人と、これからもSREをやっていく人へ
masayoshi
6
4.1k
サーバーレスアーキテクチャと生成AIの融合 / Serverless Meets Generative AI
_kensh
12
3k
『衛星データ利用の方々にとって近いようで触れる機会のなさそうな小話 ~ 衛星搭載ソフトウェアと衛星運用ソフトウェア (実物) を動かしながらわいわいする編 ~』 @日本衛星データコミニティ勉強会
meltingrabbit
0
120
Featured
See All Featured
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
44
13k
Designing Experiences People Love
moore
139
23k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Distributed Sagas: A Protocol for Coordinating Microservices
caitiem20
330
21k
The Success of Rails: Ensuring Growth for the Next 100 Years
eileencodes
44
7k
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1367
200k
Building Your Own Lightsaber
phodgson
104
6.2k
Build your cross-platform service in a week with App Engine
jlugia
229
18k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
8
270
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
29
1k
GraphQLの誤解/rethinking-graphql
sonatard
68
10k
VelocityConf: Rendering Performance Case Studies
addyosmani
328
24k
Transcript
クラウド活用セミナー クラウドを活用したシステム導入 2023年8月9、10日 松田 康宏
研修のスケジュール 1日目 クラウド技術 9:00 ・・・ 11:00 クラウドサービスとシステム導入(1) AWSアカウントの開設 11:00 ・・・
12:00 クラウドサービスとシステム導入(2) WordPressの構築 13:00 ・・・ 16:00 <お昼休憩> 12:00 ・・・ 13:00
研修のスケジュール 2日目 クラウドサービスとシステム導入(3) Code3兄弟を利用したCI/CD環境の構築 9:00 ・・・ 12:00 クラウドサービスとシステム導入(4) 質疑応答と環境削除 13:00
・・・ 16:00 <お昼休憩> 12:00 ・・・ 13:00
仕事 ▮ AWSを活用したインフラエンジニア 士業資格 ▮ 情報処理安全確保支援士 ファイナンシャル・プランニング技能士2級(AFP) 中小企業診断士 主な活動 ▮
JAWS-UG 金沢支部コアメンバー AWS Community Builder 中学校のPTA会長 座右の銘 ▮ 一塁ベースを持って二塁に盗塁する 松田 康宏 まつだ やすひろ
1. クラウド技術 目次 1-(1) オンプレミスとクラウドとの違い -(2) ユーザ企業がクラウド導入に躊躇する主な理由とその解決策 -(3) AWSの概要 -(4)
クラウド技術の勉強方法 -(5) クラウドのセキュリティ対策 -(6) クラウドを活用した高可用性システムの実現方法 -(7) サーバレスアーキテクチャについて -(8) IaC導入の勘所 -(9) クラウドを活用したCI/CD環境の導入 -(10) クラウドを活用したリモート開発手法(VDI環境等の活用)の説明
1-(1) オンプレミスとクラウドとの違い クラウドサービスの導入で得られる 6つのメリット 利用サイト https://aws.amazon.com/jp/cloud/
1-(2) ユーザ企業がクラウド導入に躊躇する主な理由とその解決策 ▮ 日本のパブリッククラウドサービス市場規模(売上高)の推移及び予測 ▮ 企業におけるクラウドサービスの利用状況 出所)情報通信白書 令和5年度版 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r 05/html/datashu.html
1-(2) ユーザ企業がクラウド導入に躊躇する主な理由とその解決策 ▮ クラウドに移行するとコストが高くなるのでは? ▮ セキュリティは大丈夫なのか? ▮ ベンダーロックインされてしまうのではないのか? ▮ サービス終了する可能性があるのでは?
1-(2) IoT Coreサービスの終了
1-(3) AWSの概要 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/ 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(3) AWSの概要 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(3) AWSの概要 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(3) AWSの概要 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(4) クラウド技術の勉強方法 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(4) クラウド技術の勉強方法 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(4) クラウド技術の勉強方法 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(4) クラウド技術の勉強方法 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(4) クラウド技術の勉強方法 出所 https://jawsdays2021.jaws-ug.jp/timetable/track-a-1000/
1-(4) クラウド技術の勉強方法 利用サイト https://aws.amazon.com/jp/events/aws- event-resource/archive/ Blackbelt について
JAWS-UG AWS (Amazon Web Services) が提供する クラウドコンピューティングを利用する人々のコミュニティ 利用サイト https://jaws-ug.jp/ 書籍での勉強は、
資格取得勉強 以外ではあまり お勧めしません!
1-(5) クラウドのセキュリティ対策 出所 https://aws.amazon.com/jp/compliance/data- center/data-centers/
1-(6) クラウドを活用した高可用性システムの実現方法 システムを障害(機器やパーツの故障・災害・アクシデン トなど)で停止させることなく稼働し続けること、または その指標のこと 可用性とは?
具体的には? 出所 https://www.ipa.go.jp/archive/files/000072715.pdf システムとして の冗長化を行 なって可用性を 上げるパターン と、サーバの パーツの冗長化 を行なって可用
性を上げるパ ターンの2つがあ る
一般的な高可用性システム ルータ スループットに応じて選択が必要 ロードバランサとかねるタイプもある ロードバランサ ネットワーク機器でも高価な部類に入る 振り分けるサーバや通信量が大きいと ハイスペックな機器に変更が必要 故障に備えてActive-Active構成にするこ とや、スタンバイ機を用意することもある
Webサーバ 同じスペックのマシンを用意することが 重要 DBサーバ 負荷やデータ容量を 事前に見積した上で、 余裕を持ったスペック のサーバが必要
クラウドに置き換えた場合の高可用性 ALB(=ロードバランサ) 使った分だけの従量課金 自動的にスケールする 障害発生時には自動的に置 き換わるので、気にしない EC2(=サーバ) 同じ端末はコピーしてすぐに作 成できる CPUとメモリは、いつでも変更
できる(停止は必要) ディスク容量は無停止で拡張 できる RDS CPUとメモリは、い つでも変更できる (停止は必要) ディスク容量は無 停止で拡張できる
リージョンとアベイラビリティゾーン アベイラビリティゾーン (AZ) 1 つの AWS リージョン内でそれぞれ 切り離され、冗長的な電力源、ネット ワーク、そして接続機能を備えている 1
つ以上のデータセンターのこと リージョン 1 つの地理的エリアにある、最低 3 つの、それぞれが隔離され物理的に も分離された AZ によって構成されて いるもの
1-(7) サーバレスアーキテクチャについて サーバレスとは・・・? ×サーバがない 〇サーバを意識しない
サーバを意識しないとは? 出所 https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/20180425_AWS-BlackBelt_RDS.pdf
サーバーなどのシステムインフラの構築を コードを用いて行うこと 1-(8) IaC導入の勘所 IaC(Infrastructure as Code)とは? Terraform Serverless CDK
CloudFormation
どんなメリットがある? ▮ 再現性を保証できる だれがやっても、何度やっても同じ結果が得られる ▮ リポジトリ管理すると世代管理できるので、特定の時点に戻せる プログラムと同じリポジトリで管理することでさらにメリットが大きくなる マージをトリガーにして自動的にデプロイすることもできる ▮ 差分をレビューできる
影響範囲の特定が容易になる
デメリットは? ▮ 学習コストが高い
1-(9) クラウドを活用したCI/CD環境の導入 出所 https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/20201125_AWS_BlackBelt_AWS_CodeBuild.pdf
1-(10) クラウドを活用したリモート開発手法(VDI環境等の活用)の説明 https://aws.amazon.com/jp/cloud9/ https://aws.amazon.com/jp/workspaces/
どんなメリットがある? ▮ 同一の環境を構築できる 開発者ごとの異なる環境によって発生する不具合が生じにくい ▮ 手元の環境を汚さない 試しに追加するライブラリもうまくいかない場合にはスナップショットで復元 できる ▮ 情報が手元に残らない
情報資産が不用意にローカル端末に残ってしまうという問題を解消できる ▮ 利用期間に応じて準備できる 一時的にプロジェクトにメンバーを増員する場合にも対応しやすい
2. クラウドサービスとシステム導入(1) AWSアカウントの開設 ・単独アカウントを作成する ・AWS Organizationsで組織アカウントを作成する アカウントの開設方法 単独のアカウントを作成する方法は、無料枠が利用で きる一方、クレジットカード(もしくはデビットカー ド)が必要です
組織アカウントで作成する方法について代表1グルー プの方に実施いただきます
組織アカウントの作成方法 参考)単独アカウントの作成方法 の内容をもとに作成されたアカウント にログイン済みの前提で説明します ▮ AWSアカウントを取得ボタンを押下 AWS Organiztionsメニューより表示できます 公式ドキュメント https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/orga
nizations/latest/userguide/orgs_manage _accounts_create.html
▮ 任意のアカウント名、Eメールアドレスを入力し、「AWSアカウントを作成」
▮ AWSアカウントの作成が完了するまで待つ
▮ 「ロールの切り替え」を押下 作成したアカウントを利用できるようにするためにロールの切り替えを行う
▮ 「ロールの切り替え」を押下 作成したアカウントを利用できるようにするためにロールの切り替えを行う
▮ アカウント、ロールを入力し、「ロールの切り替え」を押下 アカウントならびにロールには、組織アカウント作成時に指定したものを入力します
▮ サービス一覧よりIAMを選択する サービスよりiamと入力すると表示されるサービス候補より選択する
▮ 「ユーザを追加」を押下 IAMダッシュボードよりユーザを選択し、追加画面へ遷移します
▮ ユーザ名を追加し、Administratorポリシーをアタッチする ユーザ名はアカウント名と同じでも、別でも構いません 実際の運用では厳密なポリシーを直接アタッチせず、グループ等にアタッチします
▮ 「ユーザの作成」を押下し、詳細ページに遷移 ユーザが作成されていることを確認し、パスワードの設定手順に移行します
▮ 「コンソールアクセスを有効にする」を押下 セキュリティ認証情報タブ遷移すると表示されます
▮ コンソールパスワードを設定し、「サインアウト」を押下 ダウンロード可能なCSVはログイン時に利用します
▮ 発行したユーザでログインができること確認 アクセスできたマネジメントコンソールのリージョンを確認し、東京リージョンに変更
参考)単独アカウントの作成方法 利用サイト https://aws.amazon.com/jp/register- flow/ 本資料を 活用して 説明します! ステップ 5: AWS
サポートプランの選択では、「ベーシックサポート」を選択します。
▮ MFAの有効化 IAMユーザではないルートアカウントは必ず二要素認証を有効化しましょう
▮ 認証アプリケーションをダウンロードし、「MFAを追加」を押下 認証アプリケーション以外にもハードウエアトークンを利用することができます
▮ MFAの有効化完了後
3. クラウドサービスとシステム導入(2) WordPressの構築 利用サイト https://pages.awscloud.com/JAPAN- event-OE-Hands-on-for-Beginners- Scalable-2022-reg-event.html 本資料を 活用して 説明します!
https://bit.ly/handson20230809
ハンズオンを完走出来た人向け …Amazon EC2 Auto Scaling 基礎編 利用サイト 関連 https://zenn.dev/jawsug_kanazawa/books/auto-scaling-2021- confirmation
動画で見る https://www.youtube.com/watch?v=UpmijDMT71A 参考 公式 https://pages.awscloud.com/JAPAN-event-OE-Hands-on-for- Beginners-Auto_Scaling-2022-reg-event.html
AWSとAzureでのサービス名称の違いを学ぶ 利用サイト Microsoftド キュメント https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/architecture/aws- professional/services
4. クラウドサービスとシステム導入(3)Code3兄弟を利用したCI/CD環境の構築 利用サイト https://pages.awscloud.com/JAPAN- event-OE-Hands-on-for-Beginners- cicd-2022-reg-event.html 本資料を 活用して 説明します!
ハンズオンを完走出来た人向け …Amazon Workspacesにご興味があれば、 こちらのスライドを使って環境構築してみてください 利用サイト https://www.slideshare.net/ MasatoKitahara/jawsugwork spaces-235342134
5. クラウドサービスとシステム導入(4) 質疑応答と環境削除 削除するAWSアカウントに紐づいているメールアドレスで 今後AWSアカウントを再作成できなくなります
参考)単独アカウントの削除方法 削除するAWSアカウントに紐づいているメールアドレスで今後AWSアカウントを再作成できなくなります