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SATySFi Conf 2023「SATySFiを使って学類新歓冊子を発行した」

SATySFi Conf 2023「SATySFiを使って学類新歓冊子を発行した」

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Mutsuha Asada

October 22, 2023
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  1. 10 様々な工夫 ・パンフレットの作成にあたって様々な 工夫を行っていた CI / 成果物のアップロード → `satysfi --type-check-only`を利用

    して文書の品質を担保した → textlintを使ってPRコメントに指摘が 書き込まれるようにした → 成果物はReleaseに置かれるようにした → めっちゃ圧縮してDiscordにも送った ▲ 手元にビルドしなくてもチェック可能 ▲ 連絡用のDiscordに圧縮した成果物も来る
  2. 13 最近は ・個人的な話で恐縮ですが、最近は大学の レポート課題はだいたいSATySFiを 使っています ・satyxinでビルドすることが多い ・ポジティブな動機  → 普段Canvasなどで作るプレゼン資料  をSLyDIFi

    のテーマを作成して使いたい  → レポート用のクラスファイルを作りたい ・ネガティブな動機  → そもそも最初に触った組版言語が  SATySFiなのでそれ以外の言語(LaTeX  など)の環境構築とか辛さがあまり分からず  親だと思っている
  3. 14 まとめ ・情報科学類の新歓冊子作成にSATySFiを使った ・冊子用のクラスファイルを作った  ・puripuri2100さんに大枠を作ってもらい、委員で二段組・ページ数管理などを追加 ・Docker・Devcontainerで執筆環境を提供した ・執筆協力者から原稿をMarkdownで受け取って委員で書き直した ・章ごとに分割してそれぞれビルドしてpdfuniteで結合した ・トンボづけはAdobe Acrobatで行った

    ・作成したクラスファイルは他学類の学生がForkし、そちらでも使われた ・パンフレット作成の全てはGitHubで管理した ・CI・自動ビルドなどを走らせて確認の手間を減らした ・短い時間で人が入れ替わり引き継ぎをする必要があるのでGitHubで管理するのは良い ・委員は協力者に対してできるだけ執筆ハードルを下げることが重要 ・パンフ作成以後もレポート作成などで使っている ・SATySFi自体の解像度はまだ全然粗いので今後も勉強して使っていきたい ・ご質問などがありましたら [email protected] までお願いします