Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

Oracle Identity Cloud Service ライセンス情報

oracle4engineer
February 15, 2021

Oracle Identity Cloud Service ライセンス情報

Oracle Identity Cloud Service のライセンス・タイプや価格についてご紹介する資料です。

oracle4engineer

February 15, 2021
Tweet

More Decks by oracle4engineer

Other Decks in Business

Transcript

  1. Safe harbor statement The following is intended to outline our

    general product direction. It is intended for information purposes only, and may not be incorporated into any contract. It is not a commitment to deliver any material, code, or functionality, and should not be relied upon in making purchasing decisions. The development, release, timing, and pricing of any features or functionality described for Oracle’s products may change and remains at the sole discretion of Oracle Corporation.
  2. 3 本資料は2021年2月1日時点でのOracle Identity Cloud Service (IDCS) のライセンス・タイプや課金につい てご紹介しています 本資料の内容は将来において変更される可能性があります。必ず次の公式のドキュメントもご参照くだ さい

    • 公式のドキュメント • 英語原典 About Oracle Identity Cloud Service Pricing Models https://docs.oracle.com/en/cloud/paas/identity-cloud/uaids/oracle-identity-cloud-service- pricing-models.html#GUID-05F56DF0-0F71-436C-A103-3A10AEB38650 • 日本語訳 Oracle Identity Cloud Service価格設定モデルについて https://docs.oracle.com/cd/E83857_01/paas/identity-cloud/uaids/oracle-identity-cloud- service-pricing-models.html#GUID-05F56DF0-0F71-436C-A103-3A10AEB38650 • Oracle PaaS and IaaS Universal Credits Service Descriptions http://www.oracle.com/us/corporate/contracts/paas-iaas-universal-credits-3940775.pdf はじめに Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  3. 4 • Oracle Identity Cloud Service のライセンス・タイプ • Oracle Identity

    Cloud Service の価格 • Oracle Identity Cloud Service のライセンス・タイプと課金についての補足 本資料の内容 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  4. 5 IDCSでは次のようなライセンス・タイプが存在します これらのライセンス・タイプは、IDCSのインスタンス単位で選択いただけます • 無償 • Foundation • 有償 •

    Standard - Enterprise User • Standard - Consumer User • 有償(オンプレミス製品のライセンスを持ち込む場合) • Standard - Enterprise User BYOL • Standard - Consumer User BYOL Oracle Identity Cloud Service のライセンス・タイプ Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  5. 6 Oracle Cloudを利用するための、次のような基本機能が利用可能です 詳細は3スライド目の公式なドキュメントをご参照ください • Oracle Cloudのユーザーの管理とシングル・サインオン • オラクルのIaaS、PaaS、SaaSなどのOracle Cloudへのシングル・サインオン

    • オラクルのSaaSとのID情報の同期 • 基本的なユーザーとグループの管理 • 管理画面やREST APIでのID情報の管理 • ユーザーのセルフ・サービスでのパスワード・リセット • ログイン履歴などのレポート • 基本的な認証機能 • SDKの利用によるWebアプリケーションやモバイル・アプリケーションのIDCSによる認証の実装 • 外部認証システムなどのSAML IdPを1つだけ登録可能 なおFoundationでは利用が許諾されていない一部の機能は、管理画面で有効に設定できてしまいます が、利用は許諾されません 無償: Foundation Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  6. 7 Oracle Identity Cloud Serviceのすべて機能がご利用いただけます Foundation に追加して例えば次のような機能が利用可能ですが、ご利用可能なすべての機能については 3スライド目の公式なドキュメントをご参照ください • 他社製品、サービスとの連携

    • 他社クラウド・サービスやオンプレミスのアプリケーションへのSSO • 他社クラウドやActive Directoryとのユーザー情報、グループ情報の同期 • 認証強化 • ワンタイム・パスコードや生体認証などの多要素認証 • リスクベース認証 • 外部認証連携 • 複数のSAML IdPの登録 • Facebook、Twitter、LINEなどSNSからのSSO Standard - Enterprise User と Standard - Consumer User では、後述のようにご利用いただける対象の ユーザーと価格が異なりますが、ご利用可能な機能には差がありません 有償: Standard - Enterprise User および Standard - Consumer User Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  7. 8 オンプレミスのIDアクセス管理製品のライセンスを所有している場合、Standard (Enterprise User BYOL および Consumer User BYOL) では、BOYLを反映した価格の適用が可能です

    対象は次のライセンスを所有するお客様となります • Oracle Access Manager • Oracle Adaptive Access Manager • Oracle Identity Federation • Oracle Access Management Suite • Oracle Access Management Suite Plus • Oracle Identity and Access Management Suite • Oracle Identity and Access Management Suite Plus • Oracle Enterprise Identity Services Suite 詳細については Oracle PaaS and IaaS Universal Credits Service Descriptions の P.120をご参照ください http://www.oracle.com/us/corporate/contracts/paas-iaas-universal-credits-3940775.pdf 有償: Standard - Enterprise User BYOL および Standard - Consumer User BYOL Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  8. 9 • Oracle Identity Cloud Service のライセンス・タイプ • Oracle Identity

    Cloud Service の価格 • Oracle Identity Cloud Service のライセンス・タイプと課金についての補足 本資料の内容 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  9. 10 Standard の課金のメトリックは User Per Month となります • ある1カ月間にIDCSに登録されていたユーザー数に応じて月単位で課金されます (アカウントがロックされていても課金の対象となります)

    • 月額は <登録ユーザー数> x <価格> となります ユーザー数はIDCSに登録されているIDの数によって、システム的にカウントされます • あるユーザーがIDを2つ登録して利用している場合、ユーザー数は2として課金されます • あるユーザーが複数のIDCSのインスタンスを利用している場合、それぞれのIDCSのインスタンスで課 金されます Oracle Identity Cloud Service の価格 サービス名 価格 課金単位 User Per Month (税抜き) Oracle Identity Foundation Cloud Service ¥0 Oracle Identity Cloud Service - Enterprise User ¥384 ユーザー/月 Oracle Identity Cloud Service - Consumer User ¥1.92 ユーザー/月 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  10. 11 有償の Standard では、IDCSをご利用になるユーザーが次のどちらに該当するかによって、Enterprise User か Consumer User のいずれかを選択します •

    Enterprise Userの定義 • お客様の社員や契約社員、業務委託を受けているユーザー • ご利用になるユーザーは契約上の顧客定義に含まれる必要があります • Consumer Userの定義 • Enterprise Userとして定義されているユーザー以外のユーザー • Enterprise User の例 • 社員がオンプレミスのシステムやクラウド・サービスにSSOする目的でIDCSを利用 • 学校で教職員がIDCSを利用 • Consumer Userの例 • B2CサイトでIDCSを利用 • 学校で学生がIDCSを利用 Enterprise User と Consumer User について Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  11. 12 IDCSでは1つのインスタンスで、Enterprise User に該当するユーザーと Consumer User に該当するユー ザーを共存させることができません • IDCSはインスタンス単位でのみ

    Enterprise User もしくは Consumer User を選択可能であるため、あ るIDCSのインスタンスに登録されている全ユーザーは、すべて同じ金額で課金されます • Consumer UserのIDCSでも、登録されているユーザーの管理などIDCSを運用する目的で、本来 Enterprise Userに該当する社員のユーザーを少数登録することは許容されます 例えば次のようなケースではシステム的に課金の整合性を取ることが難しいため、弊社営業部門にご相 談ください • Consumer User に該当するユーザー向けのシステムを、Enterprise User に該当する社員も一定数が 業務で利用するために、Consumer User の IDCSに一定数の社員もログインする (管理以外の目的で社員が Consumer User の IDCS を利用する) • しかしConsumer User のIDCSと Enterprise User のIDCSをそれぞれ用意して、シングル・サインオン の対象のシステムで2つのIDCSを両方とも認証元として登録するのは、技術上あるいは運用上の制約 で困難である Consumer User の留意事項 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  12. 13 • Oracle Identity Cloud Service のライセンス・タイプ • Oracle Identity

    Cloud Service の価格 • Oracle Identity Cloud Service のライセンス・タイプと課金についての補足 本資料の内容 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  13. 14 クラウド・アカウントをご契約いただくと、Foundation の IDCSのインスタンスが必ず1つ作成されて、 すぐにご利用いただけるようになっています • IDCSでは Foundation から Standard

    に非可逆的にライセンス・タイプを変更することが可能です IDCSのインスタンスを新規に作成する際には、Foundation もしくは Standard が選択できます • Foundation で作成した場合は、作成後に Standard に非可逆的にライセンス・タイプを変更すること が可能です 一度ライセンス・タイプが Standard に設定されると、ライセンス・タイプを変更することはできません • Standard から Foundation に変更することはできません • Standard – Enterprise User から Standard – Consumer User に、あるいはその逆にライセンス・タイ プを変更することもできません IDCSのライセンス・タイプの選択と変更 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates
  14. 15 User Per Month の課金のサイクル • クラウド・アカウントの契約開始日から1ヶ月単位で、IDCSの課金が発生します (毎月1日から末日までではなく、契約開始日が課金サイクルの開始日となります) • 課金サイクルの初日に登録されているユーザーに対して課金が発生します

    クラウド・アカウントの契約開始日が10日の場合の例 • 今月10日時点でユーザーが100人登録されている場合、10日に 100[人] x 価格 の課金が発生します • 新規に登録されたユーザー: その時点で課金が発生します • 最初の課金サイクルの間は、日割り(次回の課金日までの日数に反比例)で減額されます • 例えば今月20日に登録されたユーザーは、単価が21/31に減額されて課金されます • そのユーザーは翌月からは10日に通常の金額で課金されます • 削除されたユーザー: 次回の課金サイクルから課金の対象外となります • 例えば今月25日に削除されたユーザーは、今月10日に既に通常の金額で課金されているため日割 りにはなりません(翌月の10日には課金の対象外となります) • 削除したユーザーと同名のユーザーを作成した場合でも、異なるユーザーとして扱われます User Per Month の課金の補足 Copyright © 2021, Oracle and/or its affiliates