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Cloud Pak for Applicationsによるデータ可視化

osonoi
November 30, 2020

Cloud Pak for Applicationsによるデータ可視化

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November 30, 2020
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  1. 小薗井 康志 日本IBM Developer Advocacy Group, Client Developer Advocate ブログ:

    https://qiita.com/osonoi (Qiita) https://blogs.itmedia.co.jp/osonoi/ (IT Media) Twitter: @osonoi Facebook: @osonoi 珍しい名前なのでたいがい “osonoi”で発見できます。
  2. 本⽇のタイムテーブル 14:00-14:20 (20分) Cloud Pack for applications 概要 14:20-15:00 (40分)

    Transformation Advisorハンズオンサイト紹介 Migration Toolkit for Application Binariesハンズオン 15:00-15:15 (15分) Q & A
  3. 学習の⽬的とゴール ⽬的 IBM Cloud Pak for Applicationの活⽤⽅法を理解する ゴール Transformation Advisor,efinery,

    Migration Toolkit for Application Binaries を体験する このコースを学ぶ⽅の想定スキル Javaで業務⽤アプリを作られている⽅
  4. © 2020 IBM Corporation 9 多くの企業にとって、現在のビジネスを⽀えるレガシー・システムは引き続き重要です。⼀⽅で、DXを実 現して⾏くためのクラウドネイティブ・システムも急速に増えていきます。 今後少なくとも10年は、レガシーとクラウドネイティブのハイブリッドなデザインが求められます。 エンタープライズではレガシーとクラウドネイティブの共存が続く 時間

    ク ラ ウ ド ネ イ テ ( ブ レ ガ シ - 現在 既存アプリに 新しい機能を 追加 レガシー・アプリと クラウドネイティブ・アプリの 共存と協働が進⾏ 最終⽬標 マイクロサービス・アーキテクチャーを 完全に適⽤ レガシー・アプリと クラウドネイティブ・アプリは共存
  5. © 2020 IBM Corporation 10 プラットフォームの構築から始めるか、アプリのモダナイズから始めるか、クラウドネイティブ・テクノロ ジーを活⽤したアプリ開発をするかなど、お客様ごとに最適なクラウド化のロードマップがあります。 プラットフォームで始めるエンタープライズのクラウドネイティブ化 既存アプリとミドルウェア のコンテナ化による

    運⽤性・保守性の向上 B 既存アプリのクラウド・サービス連携 とCI/CDの確⽴による アジャイル・クラウド運⽤の実現 C 既存アプリのリファクタリング とマイクロサービス化による クラウドネイティブの実現 D モノリシックな 既存アプリ Traditional WAS クラウド移⾏と 既存システム連携 Cloud Enabled コンテナ基盤運⽤ の⾃動化 Liberty サービスと データをAPI公開 Containerized 既存ワークロードのクラウド移⾏ によるスケーラビリティーの獲得 A 外部APIの活⽤ “APIエコノミー” マイクロサービス化 Public Hybrid Private Cloud Native IBM/OSS サービス IBM Cloud IBM Cloud
  6. © 2020 IBM Corporation 11 IBM Cloud Paksは、エンタープライズにおけるユースケース別に製品化しています。 新たにセキュリティーをリリースし、6製品を提供しています。今後も拡充を計画しています。 クラウドネイティブ・ソフトウェア

    IBM Cloud Paks IBM Cloud Systems Edge Private Other Cloud AWS Azure GCP Cloud Pak for Applications ίϯςφ ϓϥοτϑΥʔϜ ӡ༻αʔϏε Cloud Pak for Data ίϯςφ ϓϥοτϑΥʔϜ ӡ༻αʔϏε Cloud Pak for Integration ίϯςφ ϓϥοτϑΥʔϜ ӡ༻αʔϏε Cloud Pak for Automation ίϯςφ ϓϥοτϑΥʔϜ ӡ༻αʔϏε Cloud Pak for Multicloud Management ίϯςφ ϓϥοτϑΥʔϜ ӡ༻αʔϏε ίϯςφԽ͞Εͨ *#.ιϑτ΢ΣΞ ίϯςφԽ͞Εͨ *#.ιϑτ΢ΣΞ ίϯςφԽ͞Εͨ *#.ιϑτ΢ΣΞ ίϯςφԽ͞Εͨ *#.ιϑτ΢ΣΞ ίϯςφԽ͞Εͨ *#.ιϑτ΢ΣΞ ΞϓϦέʔγϣϯͷ Ϗϧυ σϓϩΠ ࣮ߦ σʔλͷ ऩू ฤ੒ ղੳ ΞϓϦέʔγϣϯ σʔλ Ϋϥ΢υαʔϏε "1*ͷ౷߹ Ϗδωεɾϓϩηε ҙࢥܾఆ ίϯςϯπͷมֵ ϚϧνΫϥ΢υͷ Մࢹੑ Ψόφϯε ࣗಈԽ Cloud Pak for Security ίϯςφ ϓϥοτϑΥʔϜ ӡ༻αʔϏε ίϯςφԽ͞Εͨ *#.ιϑτ΢ΣΞ ηΩϡϦςΟʔͷ σʔλɺπʔϧɺ ϫʔΫϑϩʔΛ ݁ͼ͚ͭΔ
  7. © 2020 IBM Corporation 12 ハイブリッド&マルチクラウド管理 セキュリティー管理 エンタープライズ・システムは、主にSoRとSoEのアプリケーション、データ、そしてそれらの連携・管理 基盤から構成されています。 エンタープライズの業務全体像

    IBM Cloud Systems Edge Private Other Cloud AWS Azure GCP 運⽤担当者 アプリ開発者 業務担当者 データ・ サイエンティスト アプリ 開発 業務プロセス プロセス⾃動化 開発環境 本番環境 SaaS SoR アプリ 開発 業務プロセス プロセス⾃動化 開発環境 本番環境 SoE データレイク アプリ アプリ SoR アプリ SoE アプリ SoR アプリ SoE アプリ データ カタログ 業務担当者 データ データ 連携基盤
  8. © 2020 IBM Corporation 13 ハイブリッド&マルチクラウド管理 セキュリティー管理 IBM Cloud Systems

    Edge Private Other Cloud AWS Azure GCP アプリ 開発 業務プロセス プロセス⾃動化 開発環境 本番環境 SaaS SoR アプリ 開発 業務プロセス プロセス⾃動化 開発環境 本番環境 SoE データレイク SoR アプリ SoE アプリ SoR アプリ SoE アプリ データ カタログ データ データ 連携基盤 ハイブリッド&マルチクラウド環境下で、IBM Cloud Paksが従来の問題点を吸収し、これらのエンタープ ライズ・システムの価値を向上させることにより、お客様はビジネスにフォーカスできます。 エンタープライズの業務におけるIBM Cloud Paksの位置付け Pak for Security Pak for Multicloud Management Pak for Applications Pak for Automation Pak for Integration Pak for Data アプリ アプリ
  9. @2020 IBM Corporation IBM Cloud IBM Cloud Pak for Applications

    14 IBM Modernization & Developer Tools Included with all components Transformation Advisor WebSphere Migration Toolkit Enterprise Dev tools & extensions for local IDEʼs Supported when used with Cloud Pak for Applications, no charge IBMモダナイゼーション開発ツール Transformation Advisor Mono2Micro (Beta) Application Navigator WebSphere Migration Toolkit 企業向け開発ツールおよび IDEプラグイン Cloud Pak for Applications とあわせて利⽤される場合には、追加課⾦なしでサポートを提供 既存アプリのモダナイズ WebSphere Application Server WebSphere ND | WebSphere Base Liberty Core | Mobile Foundation JBoss Enterprise Application Server WebSphere Application Server Liberty Core | WebSphere Base WebSphere ND | Mobile Foundation JBoss Enterprise Application Server 既存アプリケーションの稼働 Red Hat Code Ready Workspace 新規 Cloud Native アプリのビルド チームにコンテンツと、ツール、アーキテクチャ、メソドロジーを提供 チームが ビジネスの問題に Day1から 集中できるようにする Accelerators for Teams (チーム開発加速 & 企業ガバナンス) Red Hat OpenShift Container Platform 企業向けアプリケーション・ランタイム 分散データキャッシュ Single Sign On メッセージング • WebSphere Liberty • 従来型 WebSphere AS • Mobile Foundation • Open Liberty • JBoss EAP • Quarkus • Node.js • Spring Boot • JBoss WS • Vert.x • Cloud Functions (Serverless) • OpenJDK 本日ご紹介するツール
  10. @2020 IBM Corporation IBM Cloud Paks アプリケーションの詳細なレポートや推奨される修正内容,コンテ ナ化に当たって必要な構成ファイルを提供 WebSphere Traditionalや,

    WebLogic / Tomcat等の JavaEE環境およびIBM MQを 分析可能 IBM Cloud Pak for Applications およびWebSphere Traditional V9.0.5以降に同梱 スタンドアロンの Docker コンテナ環境でも使⽤可能 IBM Cloud Transformation Advisor オンプレミスで稼働しているJava EE アプリケーションやメッセージング環境を コンテナ環境へ移⾏・モダナイズできるか を簡単に調査・レポートできるツール http://ibm.biz/CloudTA Analysis Report 潜在的な問題点 重⼤度 考えられる 解決策 作業の難易度 Technology Report アプリで使⽤ されるAPIと それを提供する ランタイムの ⼀覧 Inventory Report アプリの 構成要素の 種類と数 使⽤している 外部ライブラリ カスタマイズ された構成 ファイルと デプロイ構成 国産ベンダーのJavaEE環境でも アプリケーションのみの分析は可能 15 Migration Bundle
  11. @2020 IBM Corporation IBM Cloud Paks Transformation Advisorの概要 n Transformation

    Advisorとは – 既存のJavaEE環境(EARファイルやJavaEEアプリケーション・サーバーの構成等)の情報をスキャンし、 アプリケーションの実装や推奨される対応に関するレポートやコンテナ化に必要な構成ファイルの雛型を⽣成 – これらの情報をもとに、Cloudまたはコンテナ環境への移⾏に必要なワークロードを⾒積もったり、移⾏する アプリケーションの優先順位を検討可能 n 分析結果として⽣成されるもの – 分析結果レポート(Recommendation、Analysis/Technology/Inventory Report) – アプリケーションをコンテナ環境で稼働させるために必要な構成ファイルの雛型(Migration Bundle) n 提供形態 – IBM Cloud Pak for Applications に同梱(製品ライセンスがあれば無償利⽤可能) • Accelerator for Teams (Kabanero) など複数のコンポーネントやサービスと共に提供 – Local版 (Beta) • Cloud Pak for Applicationsを購⼊せず、TAのみを評価利⽤したい場合に有⽤(90⽇間) – 前提ソフトウェアはDockerのみ (対象OS︓Linux、MacOS、Windows10/7) – 下記よりダウンロード可能(IBMアカウント登録が必要) https://www.ibm.com/cloud/garage/tutorials/install-ibm-transformation-advisor-local 16
  12. @2020 IBM Corporation IBM Cloud Paks Transformation Advisorの概要 n 分析対象

    – Java EE アプリケーション・サーバー* • IBM WebSphere Application Server Traditional(以後 WebSphere Traditional) V7.0 以降 • WebLogic Server V6.0 – V11.0 • Apache Tomcat V6.0 以降 • Java アプリケーション(WAR/EAR を直接分析対象にできます) – メッセージング・ミドルウェア • IBM MQ V7 以降 *移⾏先の対象アプリケーション・サーバーはWebSphere TraditionalまたはWebSphere Libertyとなります。 ※このガイドでは以後、 主にWebSphere Traditional で稼働するJavaEE アプリケーションに対する 分析機能に ついて解説します。 (サンプルアプリケーションとして、WebSphere Traditional に付属するDefaultApplicationを使⽤します。) (参考)デフォルト・アプリケーションについて︓ https://www.ibm.com/support/knowledgecenter/ja/SSAW57_8.5.5/com.ibm.websphere.nd.multiplatform.doc/ae/rweb_defapp.html 17
  13. @2020 IBM Corporation IBM Cloud Paks Transformation Advisorの構成要素 • Transformation

    Advisorサーバー︓TAのUIを提供するコンテナベースのWebアプリケーション • データコレクター︓既存のサーバー環境や、WAR/EARファイル(単体)をスキャンするスタンドアロンツール • コレクション︓データコレクターが⽣成した分析結果データ(レポートや構成ファイル類)のグループ • ワークスペース︓コレクションを取りまとめ管理する(プロジェクトやポートフォリオの単位で作成) データコレクターは以下の形態で の実⾏が可能です • 既存のサーバー環境上で実⾏し、 アプリケーションやサーバー構 成を分析 • 任意の環境でWAR/EARファイ ルのみを直接分析 ※データコレクター (約200MB) はTAから予めダウンロードして配 置しておく ※WAR/EARのみを分析した場合 は、コンテナ環境向けの構成ファ イルは⽣成不可(サーバー構成の 取得ができないため) ※データコレクターの対象OSは Linux、AIX、Solaris、Windows Transformation Advisorサーバー データコレクター1 WAS WAS Profile (A) App01 コレクション1 コレクション2 ワークスペース アプリケーションの⼀覧 と分析結果の要約 レポート 構成ファイル レポート Appサーバー 任意のマシン(PC可) データコレクター2 App02.war データコレクターからTAサーバーに直接接続 できない場合、出⼒された分析結果ファイル を持ち出し⼿動アップロードすることも可能 ⾃動アップロード ⾃動アップロード ⼿動アップロード 18
  14. 上記画面が出たら1を入力 2.9 Data Collector Utilityͷىಈ n Utilityͷղౚ n > tar

    xvfz transformationadvisor-Linux_Evaluation_Server1.tgz n σΟϨΫτϦʔͷҠಈ࿏Utilityͷ࣮ߦ n > cd transformationadvisor-2.1.1 n > sudo ./bin/transformationadvisor -w /opt/IBM/WebSphere/AppServer -p AppSrv01 wsadmin passw0rd n (ύεϫʔυ͸passw0rd)
  15. n Քಇ͍ͯͨ͠શͯͷΞϓϦέʔγϣϯҰཡ͕ݟΕ·͢ɻ 2.10 ΞϓϦͷධՁ マイグレーション 元の環境 ここではIBM WebSphere ApplicationServer マイグレーション

    先(ターゲット) の環境 ここでは Compatible Liberty runtimes 各アプリケーショ ンのサマリー
  16. 3.3 実⾏ 3. Mgration Toolkit for Application Binariesハンズオン > java

    -jar binaryAppScanner.jar HelloServlet.war ブラウザーの別タブが開いて以下の様な結果が表示されます。
  17. 免責事項 57 IBM Developer Dojoは開発者の⽅を対象に、IBM Cloudを主とした技術情報をお伝えする⽬的で開催しています。 講師や運営スタッフにより、開催毎に最適と判断した内容でお届けしています。 現在、ハンズオンを伴う講義はお客様の費⽤負担がない環境と⼿順でご案内しています。講義終了後、不要に なりました制作物はお客様ご⾃⾝で削除をお願いいたします。クレジットカードの登録が伴わない場合、費⽤は ⼀切発⽣致しませんが、ご登録いただいたお客様はご注意ください。

    講師陣はみなさまの利⽤状況を個別に確認することはできません。 ご理解とご協⼒をお願いいたします。 利⽤したサービスの削除⽅法については講義の中でご案内します。 ご不明な点がございましたら、当⽇確認をお願いいたします。 講義終了後、 IBM Developer Dojoに関するお問い合わせは「Slack」にお願いします。それ以外のIBM Cloudの お問い合わせにつきましては、弊社サポートセンターまで、次のいづれかの⽅法でお問い合わせください。 IBM Cloudダッシュボードの「サポート」メニューから「Case」を作成し、英語でご記⼊ください IBM Cloudサポートセンター「相談する」ボタンからチャットまたは電話でご連絡ください https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/support ご参加ありがとうございました。