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【RESEARCH Conference 2022】主体性ある未来をヨコクする(コクヨ株式会社...
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RESEARCH Conference
June 08, 2022
Research
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【RESEARCH Conference 2022】主体性ある未来をヨコクする(コクヨ株式会社 山下 正太郎氏)
RESEARCH Conference
June 08, 2022
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Transcript
主体性ある未来をヨコクする コクヨ株式会社 ヨコク研究所 2022.05.28 RESEARCH Conference 2022 Copyright © 2022
KOKUYO.
⼭下 正太郎
[email protected]
働き⽅/働く場の研究者 コクヨ株式会社 ヨコク研究所 所⻑ (2022-) ワークスタイル研究所 所⻑
(2020-) WORKSIGHT 編集⻑ (2012-) 京都⼯芸繊維⼤学 特任准教授 (2019-) RCA Helen Hamlyn Centre for Design 客員研究員 (2016-17) Copyright © 2022 KOKUYO. 2 [ Intro ]
118年の歩み Copyright © 2022 KOKUYO. 3 [ Intro ]
Copyright © 2022 KOKUYO. 4 われわれは皆、現在に⽚⾜を置き、もう⼀⽅ の⾜を未来にかけている。⽣きるとは、絶え ず先取りすることであり、われわれの⾏動ひ とつひとつが未来に位置するなんらかの⽬的 に向けられているのだ。
ジョルジュ・ミノワ『未来の歴史』 [ Intro ]
企業が 未来を語る困難さ Copyright © 2022 KOKUYO. 5 [ Intro ]
リニアな未来像の 崩壊 中⽴という⽴場の 喪失 問われる過去の 責任
「予測」から「ヨコク」へ Copyright © 2022 KOKUYO. 6 [ Intro ]
企業理念の 刷新 be Unique. コクヨは、創造性を刺激し続け、 世の中の個性を輝かせる。 Copyright © 2022 KOKUYO.
7 [ Corporate philosophy ]
未来シナリオの 提⽰ ⾃律協働社会 必要なリソースが適切に配分され ⾃らの意志で⽣き⽅を選択できる社会 Copyright © 2022 KOKUYO. 8
[ Future scenario ]
コクヨが描く「2030年の未来シナリオ」 Copyright © 2022 KOKUYO. 9 [ Future scenario ]
⼀億総ユーザー社会 ピラミッド効率化社会 AI PF 他律/経済価値 ⾃律/社会価値 協働的/社会最適 個別的/組織最適 ⾃律協働社会 孤⾼のタレント社会
ヨコク研究所の 役割 • ホールディングス内に設置され どの事業からも独⽴した存在 • さまざまなバックグラウンドを持った 5名のチーム • 会社の指針となる
未来シナリオを更新し 社内外を問わず参加を促すドライバー Copyright © 2022 KOKUYO. 10 [ Process ] ⾃律協働社会 エンパワメント 解決したい社会課題 新規領域開拓 プロトタイピング be Unique. リサーチ 更新 参加 参加
リサーチ: 兆しを集める • 未来シナリオの素となるマテリアル収集 • 内製での収集にこだわり、 活動を通じて未来に対する感度を養う – マクロ:SEPTEmber/5Forces (200データ以上/年)
– ミクロ:エッジ事例の収集 (1000件以上/年) Copyright © 2022 KOKUYO. 11 [ Research ]
リサーチ: 解像度を⾼める • すでに実践されている ⾃律協働社会のフィールドリサーチ – アジア(ベトナム、インド、台湾) – ⿅児島 •
これらを通じて、未来シナリオの 更新や理解度を深めていく Copyright © 2022 KOKUYO. 12 [ Research ]
Copyright © 2022 KOKUYO. 13 [ Research ]
Copyright © 2022 KOKUYO. 14 [ Research ]
エンパワメント: 会社の空気をかえる • 社内でのバックキャスト⼈材育成 – 過去6年間で、約300名参加 (全社員の約5%>3.5%の法則) • 兆し/未来シナリオに触れる機会提供 Copyright
© 2022 KOKUYO. 15 [ Empowerment ]
Copyright © 2022 KOKUYO. 16 エンパワメント: 共に学ぶ機会をつくる [ Empowerment ]
ファンダムエコノミー⼊⾨ BTSから、クリエイターエコノミー、メタバースまで ファンダムエコノミーは、もはや⼀部の「過 剰な消費者」が⽣み出す周縁的な経済圏では ない。それは、⽣産者と消費者の関係性を根 底から変え、これまでとはまったく異なるビ ジネスを⽣み出す潮流であり、来るべき政治、 ⽂化、社会さえをも変えるかもしれない。 Copyright ©
2022 KOKUYO. 17 [ Empowerment ]
プロトタイプ: 未来の原形をつくる • EXPO 2025 OSAKA • THE CAMPUS –
実践のためのフィールドづくり – 最も⾃律協働社会から遠い⼟地 Copyright © 2022 KOKUYO. 18 [ Prototype ]
Copyright © 2022 KOKUYO. 19 みんなのワーク&ライフ開放区 Photo:鈴⽊⽂⼈ [ Prototype ]
ヨコク研究所の 役割 • ホールディングス内に設置され どの事業からも独⽴した存在 • さまざまなバックグラウンドを持った 5名のチーム • 会社の指針となる
未来シナリオを更新し 社内外を問わず参加を促すドライバー Copyright © 2022 KOKUYO. 20 ⾃律協働社会 エンパワメント 解決したい社会課題 新規領域開拓 プロトタイピング be Unique. リサーチ 更新 参加 参加 [ Process ]
ヨコク研究所の スタンス • ファン&オープン – 当事者性ある⼈たちと楽しみながら – すべてのアウトプットを公開 • アジアから発信する意識
– 欧⽶の実践だけに頼るのではなく、 ⾃分たちから発信していく Copyright © 2022 KOKUYO. 21 [ Approach ]
Copyright © 2022 KOKUYO. 22 <肯定する⾰命>は、破壊する⾰命ではなく 創造する⾰命であり、未来の社会のために現 在の⽣を犠牲にする⾰命ではなく、解放のた めの実践が、それ⾃体現在の⽣における解放 として楽しまれる⾰命である
⾒⽥宗介『現代社会はどこに向かうか』 [ Outro ]