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AIに「任せない」という選択

 AIに「任せない」という選択

手羽先プロンプト #1 オープニングLT

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Ryu-nakayama

July 31, 2026

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Transcript

  1. 自己紹介 中山 龍 (なかやま りゅう) @ryu_develop 新卒4年目のエンジニア(24) 株式会社kubell で AIエージェントプロダクトの開発を担当

    名古屋市在住 興味のあること: AI / 価値提供 / チーム・組織 / 開発生産性(事業生産性) …
  2. AIの揺れを認識する(まとめ) 従来のプログラム・ツール (AIを含まないもの ) 『決定論的に』 動作する → インプット(入力)に対してアウトプット(出力)が一定である → 毎回決まった期待した出力が得られる

    AI 『非決定論的に』 動作する → インプット(入力)に対してアウトプット(出力)が一定でない → 期待した出力が得られることもあれば、得られないこともある
  3. 揺れを減らす 例: イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録するフロー (ver1) 人 AI Agent 完了 「イベントの出席者数を スプレッドシートへ記録

    して」 イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録する ? この全ての処理を AI Agentで 実行する必要はある?
  4. 本当に推論が必要か 例: イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録するフロー (ver1) 人 AI Agent 完了 「イベントの出席者数を スプレッドシートへ記録

    して」 イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録する ? 出席者数 イベントの 出席者を数える スプレッドシートへ 記録する 「イベントページの参加者数」を出席者数とする場合、出席 者を取得するAPIが利用できるのであれば、推論がなくても 機械的に集計できそう
  5. 本当に推論が必要か 例: イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録するフロー (ver1) 人 AI Agent 完了 「イベントの出席者数を スプレッドシートへ記録

    して」 イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録する ? 出席者数 イベントの 出席者を数える スプレッドシートへ 記録する 記録するシートやフォーマットが決まっているなら、 推論がなくても機械的に記録できそう
  6. 本当に推論が必要か 例: イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録するフロー (ver1) 人 AI Agent 完了 「イベントの出席者数を スプレッドシートへ記録

    して」 イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録する ? この要件では推論をさせる必要はない と考えられる 出席者数 イベントの 出席者を数える スプレッドシートへ 記録する 記録するシートやフォーマットが決まっているなら、推論が なくても機械的に記録できそう
  7. 推論が必要になりそうなケース 例: イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録するフロー (AI ver1) 人 AI Agent 完了 「イベントの出席者数を

    スプレッドシートへ記録 して」 イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録する ? 出席者数 イベントの 出席者を数える スプレッドシートへ 記録する 逆に「主催者のイベントレポートを読み取り、参加人数と思われる 記述を出席者数とする」という要件だった場合には、 AIに推論させ て処理した方がいいかも?
  8. 本当に推論が必要か 例: イベントの出席者数をスプレッドシートへ記録するフロー (ver3) 人 AI Agent プログラム 完了 「イベントの出席者数を

    スプレッドシートへ記録 して」 イベントレポートから参 加者数と思われる記載 を見つけ、取得する シートへ既定のフォー マットで書き込む 記録が完了 推論が必要かを考えながら AIを用いることで、 結果の揺れをなるべく小さく抑えることに繋がる
  9. まとめ AI(推論)を組み込むと 結果が揺れる可能性がある (処理の不確実性が増す ) • 結果の正確性を重視するのであれば、推論はなるべく必要な部分のみ の利用 に抑え、より決定論的に処理できる状態を目指すのが好ましい •

    だが、推論が必須でない部分でも 推論によって得られるメリット は存在する AIの特性を踏まえ、「そのプロダクトや機能が何を重視したいのか」を明確 にし、意図を持って実現方法を選ぶ ことが大切だと考えている