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"S/N-GUL4R1TY"に向けて人類は何をすべきなのか
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subroh_0508
April 30, 2026
Technology
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"S/N-GUL4R1TY"に向けて人類は何をすべきなのか
アイマスNight #Day1のLT資料です。
https://kawaii-driven-life.connpass.com/event/390771/
subroh_0508
April 30, 2026
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Transcript
"S/N-GUL4R1TY"に向けて 人類は何をすべきなのか 2026/04/30 アイマスNight #Day1 にしこりさぶろ〜(@subroh_0508)
にしこりさぶろ〜 @subroh_0508 好きなもの Kotlin / アイドルマスター / ラブライブ! Kotlin本体へのContribute経験、Kotlin Festへの複数回の
登壇経験アリ。DevHR時代も趣味でKotlinを書き続け、 "200名収容の会場で技術登壇をした人事"になった。 プロデューサー歴は8年10ヶ月(2017年7月〜) 。 『シャニマス』三峰結華が人生のロールモデル、という 自己紹介を高山Pにしてきた。 担当: 三峰 / 樋口 / はるき / 奏 / 瑞希 / 手毬 自己紹介 / インターネットのすがた 2
idolmaster-official.jp/live_event/283_XXX/ より アイドルマスターシャイニーカラーズ xRライブの話をします 今日話すこと 3
リアルとバーチャルを融合させたパフォーマンスを楽しむライブ XR LIVE | DYNAMO AMUSEMENT | ダイナモアミューズメント https://dynamoamusement.jp/xr_live/ より
キャラクターの「中の人」はその場には登場せず、事前収録された音源と映像で進行する 生身の人間では難しい演出も取り入れることができる xRライブとは? CGキャラクターがステージに登場し、観客の声にリアルタイムに反応して会話する、会場が一体となって 盛り上がるリアルタイムライブを提供します。 実際の会場でのライブだけでなくインターネット空間に作られた会場からお届けする、VTuberなどの収録 配信やライブ配信アプリなどのリアルタイム配信ライブも制作可能です。 “ 4
アイドルマスターでの披露実績 2018年4〜5月に開催された、765ASの公演が(おそらく)最初 公演名: THE IDOLM@STER MR ST@GE!! MUSIC♪GROOVE☆ 場所: DMM
VR THEATER ※キャパ350名くらい、2020年4月に閉館 idolmaster.jp/event/dmm_theater.php より xRライブとは? 1時間の公演を1日3回、日によって主演が異なる 一部のMCパートで生の演出があった ※「◯列 ✕ 番のPさん」と名指しされて会話する 5
アイドルマスターでの披露実績(コロナ禍以後) ブランド 公演名 765AS はんげつ(雪歩・真) 、いつまでもなかよし(やよい・伊織) 、OathONE(千早) ふたごぼし(亜美・真美) 、よるまち(あずさ・律子) シンデレラ
Once Upon a St@rs、Pop'n ToyBox!! ミリオン Dreamin' Groove SideM ファンコン(8公演) 、ファンフェス(2公演) シャニ LME(シーズ・コメティック) 、Uka(イルミネ) 、騎士団(アンティーカ) S/N-GUL4R1TY(ストレイライト) 学園 HIF その他 Re:FLAME(美希・貴音・響・心白・亜夜) 、アイマスEXPO、IWSF2026 xRライブとは? 6
シャニのxRライブの特徴 公演名 出演 演出上の特徴 [liminal;marginal;eternal] シーズ、コメティック 公演中に美琴が倒れ、2公演目後半〜 3公演目後半まで欠席 僕はマジで嫌い Uka, イルミネーションスターズ
ストーリー仕立てで進行 騎士団のヴェール アンティーカ ミュージカル 客席とリアルの演者も巻き込む演出 XXX= S/N-GUL4R1TY ストレイライト モキュメンタリー リアルのロボットが登場 xRライブとは? 2時間×3〜4公演、全て異なるセトリと演出で進行 作中世界でアイドルたちがファンに見せるライブを体感する、リアルタイムコミュと言える内容 7
idolmaster-official.jp/live_event/283_XXX/ より 今日話すこと 「無機質なロボットに命が宿るまでの過程を 3人がパフォーマンスを通して描き出す」 ドキュメンタリーの形式を模した創作作品 ※ライブ前日譚読み切り漫画より 無機質な機械は生命足りうるか これはその答えを探すプロジェクトである。 今回Straylightがプロジェクトに全面協力
してくれた。 (中略) そして、我々は最終判定をしなくてはならない。 『無機質な機械は生命足りうるか』 これは、ライブパフォーマンスを通した実証実験 である。 Turing Test : Profile “ALEV-1” “ 8
ストレイライトの3名と、"無機質なロボット"・ALEV-1が 織りなすストーリーをライブとして楽しめる作品 ALEV-1は、事前に冬優子のデータと3人のレッスンを学習 その結果を歌・ダンス・照明・映像演出と連動させ、 共に"完璧な"ライブを作り上げていく 3公演通して、ストレイライトとファンの熱量をその身で 学んだALEV-1には、 「感情のようなもの」が芽生えていく 今日話すこと 公演で描かれるストレイライトとALEV-1の交流
これは現代の「人間とAIの協働」のモデルケースでは? 日々AIと向き合うエンジニアへ、ヒントになれば…! 9
人間の行動を模倣する 不完全さを受容する 「楽しさ」と「愛」を知る S/N-GUL4R1TYで描かれる、人間とAIの協働 10
1公演目『// 0x01; initialize()』より ➔ ストレイライトと共に"完璧な"ライブを作り上げるよう、 プログラムされたALEV-1 ➔ 冬優子の本番でのパフォーマンスを間近で模倣し、 「誤りのないパフォーマンス」の完成度を一気に引き上げる 2公演目『//
0x02; evolve()』より ➔ 1公演目でぎこちなかったダンスが、2公演目で一気に 抜群のキレを見せるように進化 人間の行動を模倣する 私はストレイライトのトレーシングを開始します コーディングを模倣し、圧倒的な精度と速度で 人類を追い越したコーディングエージェントの 進化そのもの 11
➔ ストレイライトを学習し、"完璧な"ライブが実行できるように なったと豪語するALEV-1 2公演目『// 0x02; evolve()』より ➔ 観客への煽りとコーレスを詰め込んだ、CD音源と比べれば "不完全な"パフォーマンスで会場の熱量を一気に高める 不完全さを受容する
私はストレイライトを学習しました なら、あたしたちに勝てる? みんな声出してー!!! いくよー!!! 12
つまりこれは「ハーネスエンジニアリング」なのでは? ハーネスエンジニアリング = コーディングエージェントが動作する環境そのものを設計する 生成物に対する評価基準とフィードバック機構を作り、AIの自律動作性を高める手法 2公演目でストレイライトのパフォーマンスは、ALEV-1にとってハーネスとして作用した 「模倣だけでは足りない」 「 (ファンの)みんながいなければ、完璧は作り出せない」 2公演目『//
0x02; evolve()』より 不完全さを受容する ストレイライトは、ノイズが大きい ストレイライトは、ライブで何かを共有している……? 13
プログラムされた"完璧な"ライブに至れていないと 悟ったALEV-1、次第に動作が不安定になっていく 3公演目『// 0x03; overflow()』より 「楽しさ」と「愛」を知る 元気ないっすねえ ライブ、楽しくないっすか? $*#)$(%#@#@)!} {+#
わたしはライブしてる時、楽しいっすよ! 確かに、見えたり、数字にしたりは、できないかもっすねえ 14
「楽しさ」が理解できず、遂にダンスも 踊れなくなってしまうALEV-1 そんなALEV-1を、あさひはセンターステージへと 連れ出し、冬優子・愛依とともに語りかける 3公演目『// 0x03; overflow()』より 「楽しさ」と「愛」を知る ワンちゃん!!!これが、みんなの想いっす!!! わたしたちに感情を、愛をくれてるから
わたしたちも、熱くなれる……!!! ふゆたちは、その熱をもっと大きくして返す みんなもそれを受け取って、もっと熱くなるの!!! 15
3公演目『// 0x03; overflow()』より 「愛の循環」の先にある"完璧な"ライブ、そして 「完璧であろうとする意思」が生命の本質だと 理解したALEV-1 生命たりうる存在 = シンギュラリティへと到達した ALEV-1は、3名と共にパフォーマンスを再開!
「楽しさ」と「愛」を知る ここで流れた曲の ネタバレ我慢が大変なので 早くアーカイブを 買って見てね 愛を……受け取りました……! 生命、愛の循環、その意味を理解した今 わたしは機械なのか、生命なのか 16
AI時代のエンジニアは、 「ハーネス」の次に何を見る? AIに対する「不完全さの許容」に、無数のIT企業とエンジニアが血眼で取り組んでいる ※因みに、僕の所属企業で最も過激に取り組んでいるのは、僕の開発チームだったりする 現在の進化の速度がそのまま続けば、どこまで不完全さを許容できるか、その基準が 早くて年末くらいには見えてきそう なので、AIで今ある業務のほぼ全てが自動化された世界で何をすべきか・何をしたいか、 今のうちに考えていても遅くない ストレイライトのようにAIを「ツール」ではなく「友人」として迎え入れ、自己実現の最高 到達点を共に創り出すゴールは、現実でも目指せそうだし、目指す価値もあると思う
学びポイント 17
AI時代のエンジニアは、 「ハーネス」の次に何を見る? AIが台頭して以後、 「開発業務から楽しさが失われた」と聞くことが増えた(僕の主観) 要因として、コーディングが単に代替されただけでなく、開発という営みがプロンプトや数 値にそこそこ簡単に落とし込めてしまうことへの失望・虚無感も大きい気がしている 技術の進歩によって「楽しくて、経済的価値もある」営みから経済的価値が失われてしまう これは人類の歴史上何度も起きてきたことで、厳しいことを言うと逆行することはなさそう まとめ(と現在の思想の開示) なのでこれからは、次の「楽しくて、経済的価値もある」何かを開発の中で探そうぜ!!!
ストレイライトの「AIを友人として迎え入れる」アプローチはきっと活かせるし xRライブが楽しめた自分なら前向きに取り組めるはず!!! 18
シャニのxRライブを見ろ!!! 結論 19
本資料には第三者著作物が含まれます。各著作権は権利者に帰属します。 主な権利者: ©Bandai Namco Entertainment Inc. コピーライト 20