バイブコーディング_TDD.pdf

スライドURL https://drive.google.com/file/d/15TQTWsyP8zm6Xj_xKGu5uoo8iaLI4DIr/view?usp=sharing

コードの実装を生成AIに任せ、人間はTDD（テスト駆動開発）の各フェーズにおいて監督・判断を行う「バイブコーディングTDD」という開発手法を紹介するものであり、Redフェーズでは事前に記述した仕様からテストコードを生成し、Greenフェーズではテストが通ることを最優先にAIに爆速実装を依頼し、Refactorフェーズでは設計上の問題点をAIとディスカッションしながらリファクタリングするというサイクルを通じて、効率と品質を両立する新しい開発スタイルを提案している。

Transcript

1. バイブコーディング TDD 鈴木まー　 東葛.dev
2. 自己紹介 鈴木まー RailsでDDDを会社に導入定着させて 、今はCQRS/ESの仕組みを フルスクラッチしながら勉強している ChatGPTでアイディアをはなしたり、まとめたりや Cursorが使って開発やアイティなどをするのが得意
3. バイブコーディングとは
4. バイブコーディングとは 直接エディタではコードを書かないで、Cursorな どの生成AIに依頼をすることで実装を実装してもう 人間の負担を極力減らすことができる 人間は監督として、正しく生成AIがどうさするのを 見るだけでいい
5. バイブコーディングTDD
6. バイブコーディングTDD バイブコーディングの実装がただしく、できてい るかやテストコードをはしっかりかいてあるか リファクタリングをできるかなど バイブコーディングが苦手としていることをTDD を使って実装をする
7. Red 仕様からのテストコードの転記モード Green 爆速実装モード リファクタ ディスカッション リファクタモード バイブコーディング TDDの各フェーズ
8. ユースケース記述などのプログラミングが実 現することをドキュメントに書いておく それ、生成AIにテストコードを書いてもらう これが、ないと書いてもらっているカードが 正しいかを判定することはできない 仕様からのテストコード の転記モード
9. テストコードに実装をしてもらうドキュメントの例 FizzBuzz 基本機能 1から指定された上限までの整数を順に評価し、 3の倍数："Fizz"　 5の倍数："Buzz" 3と5両方の倍数："FizzBuzz" それ以外：数値そのもの を出力する処理。 新仕様 ユーザーが任意の数値に対して任意の出力文字列を指定できるよ うにする。 例：3 → "Fizz", 5 → "Buzz", 7 → "Bazz" のような複数ルールに対 応。
10. 生成AIに任せてやりとりは最小限にする テストコードやLinterが通っていればよしとする とにかく早く実装をしてもらう 爆速実装モード
11. よくないコードを書いているのはあきらだけど、 次のフェーズで丁寧にリファクタをするので 我慢とするのと同時にどのようにリファクタをし ておくか先回りして考えておく 爆速実装モード
12. どこをリファクタをしてほしいのか、どのような 考えでそのことをするかを生成AIに丁寧に説明を していきリファクタをしてもらう ディスカッションリファクタモード
13. これができるかどうかで作成したコードがメンテナンス できるものか、よくないコードになるのかがわかれる 生成AIの文書力が高いので、人間にはつたわりづらいこ とでも問題ない 例 ここのクラスの知識が他のクラスに 伝染しているので修正してみたいなのでいい ディスカッションリファクタモード
14. WIP コミットでもいいので、すぐにコミットをする 生成AIが実装すると想定していないところで、 よくわからないところでハマってしまう可能性が高い これも、PRの作成時に人間がコミットをまとめればいい ので、生成AIが作るコミットメッセージでもいい サイクルを終わったら
15. テストコード転記モード 事前に作成した仕様に従って実装をしてもらう 爆速実装モード テストコードが通っていればいいということだけを考え て実装をしてもらう ディスカッションリファクタモード 生成AIになんでこのリファクタをする必要があるかを まとめ
16. ディスカッション リファクタ テストコード転記 爆速実装
17. FizzBuzzによるデモ
18. ご清聴ありがとうございました 質問があればどうぞ