Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
はじめてのすくらむ
Search
ヤマダ(北野)
April 26, 2025
Technology
0
11
はじめてのすくらむ
ヤマダ(北野)
April 26, 2025
Tweet
Share
More Decks by ヤマダ(北野)
See All by ヤマダ(北野)
「Kiroってどうなの?」 リアルな使い勝手と最新の料金ガイド
yamada_r
0
60
まずはマネコンでちゃちゃっと作ってから、それをCDKにしてみよか。
yamada_r
3
230
カップラーメンタイマーで感じる生成AIの進化
yamada_r
0
6
Amazon Lexに感じる無限の可能性
yamada_r
0
40
JAWS DAYS 2025 re:Chrees 広報担当の振り返り
yamada_r
0
120
それ、AWS Step Functionsで置き換えれん?
yamada_r
0
13
新米CBの自己紹介
yamada_r
0
9
Amplify StudioとFigmaで遊ぶ
yamada_r
0
10
Lambda Layerを作る時に沼った話
yamada_r
0
9
Other Decks in Technology
See All in Technology
AWS DMS で SQL Server を移行してみた/aws-dms-sql-server-migration
emiki
0
260
コンパウンド組織のCRE #cre_meetup
layerx
PRO
1
290
パフォーマンスチューニングのために普段からできること/Performance Tuning: Daily Practices
fujiwara3
2
160
Behind Postgres 18: The People, the Code, & the Invisible Work | Claire Giordano | PGConfEU 2025
clairegiordano
0
160
プレイドのユニークな技術とインターンのリアル
plaidtech
PRO
1
530
AI機能プロジェクト炎上の 3つのしくじりと学び
nakawai
0
160
ヘンリー会社紹介資料(エンジニア向け) / company deck for engineer
henryofficial
0
420
JAWS UG AI/ML #32 Amazon BedrockモデルのライフサイクルとEOL対応/How Amazon Bedrock Model Lifecycle Works
quiver
1
130
文字列操作の達人になる ~ Kotlinの文字列の便利な世界 ~ - Kotlin fest 2025
tomorrowkey
1
160
IBC 2025 動画技術関連レポート / IBC 2025 Report
cyberagentdevelopers
PRO
2
220
SRE × マネジメントレイヤーが挑戦した組織・会社のオブザーバビリティ改革 ― ビジネス価値と信頼性を両立するリアルな挑戦
coconala_engineer
0
300
20251027_findyさん_音声エージェントLT
almondo_event
2
500
Featured
See All Featured
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
3.1k
Documentation Writing (for coders)
carmenintech
75
5.1k
Large-scale JavaScript Application Architecture
addyosmani
514
110k
Improving Core Web Vitals using Speculation Rules API
sergeychernyshev
21
1.2k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.6k
Save Time (by Creating Custom Rails Generators)
garrettdimon
PRO
32
1.7k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
59
9.6k
The MySQL Ecosystem @ GitHub 2015
samlambert
251
13k
Design and Strategy: How to Deal with People Who Don’t "Get" Design
morganepeng
132
19k
Designing Experiences People Love
moore
142
24k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
49
14k
Transcript
ヤマダ(北野) はじめてのすくらむ 2025/4/26 アイレット株式会社 アジャイル事業部 IoTセクション
2 自己紹介 名前:ヤマダ(北野 涼平) 所属:アイレット株式会社 趣味:LT、プリン、読書 愛S:Figma、AWS FIS、AWS SFn プロフィール
よく使うアイコン
3 • スクラムについて • 昨年に取り組んだ自チームのスクラムについて • どういった始め方をしたか • 失敗した原因 /
改善 • これから始めたい人へ お話すること
4 スクラムについて
5 スクラムについて • チームで共通の目的を達成するためのフレームワーク • プロダクトの価値を最大化する • 3本柱 • 透明性
/ 検査 / 適応 • 大事なことは全てスクラムガイドに書いてある スクラムとは
6 自チームで取り組みました!
7 昨年に取り組んだ自チームのスクラムについて • 社内案件をチームで取り組むことになった • スクラムで実施したい! • PO→SL / SM→GL
• 参加メンバーはUdemyの講座でお勉強済み(6時間) • 経験豊富なSMにもアドバイスもらえる体制! …不安は1ミリもない! とある案件を実施することに
8 1ヶ月後
9 自然消滅!
10 失敗点を振り返る
11 失敗した原因 • 全員が初心者なのに形だけ意識しすぎた • Jiraやカンバンを使いこなそうとした • デイリーやスプリント0といったイベントも理解したつもり になっていた 更に言うとスクラムとしての固定された正解があると思って
行動していた。そんなことはなくて、チーム毎に文化を育て ていくことも大切だったように思う。 ①形だけ意識しすぎた
12 失敗した原因 <結果> 全員が各イベントの手応えを感じず、スクラムに縛られて自 発的に行動することもなかった。途中からデイリーは関係の ないメンバーの報告も行う朝会の時間になってしまった。 ①形だけ意識しすぎた
13 失敗した原因 • 無条件でリーダークラスの方をSMとした • リーダーが最もスクラムを理解しているのであればヨシ • 初めてなのにPOもメンバー内という変則的な形になった <結果> スクラムについてキャッチアップできない忙しい人がSMにな
ってしまった。全員が同じ知識レベルだったため、分業した 方がよかったかもしれない。 ②役職を意識しすぎた
14 失敗した原因 • 経験豊富なSM複数人にアドバイスをもらった • 長期的ではなく、とある日のデイリーに入ってもらう <結果> SMによって様々なやり方がある。スクラムの土台は同じとい えど、その土台を理解していない我々では何を正としてよい のか分からなくなった。軌道に乗せるタイミングで1人、もし
くは連携してくれるSMに並走してもらうべきだった。 ③いろんな人に聞きすぎた
15 失敗した原因 • 全員が他の作業もあり、重要度の低い開発だと思った • 会議には参加していても、自分には関係ない意識があった <結果> 他作業を優先することが多くなり、自然と最初の開発の話が なくなっていった。経験値のない我々には他の案件と並行し てスクラムを成功させることは難しかった。
④本気で取り組めなかった
16 失敗した原因 スクラム期間中、成功体験が1度もないままで自然消滅という結果にな ってしまいました。この経験からアジャイル開発やスクラムってたいし たことないのではと思ってしまいました。 しかし、直近で経験豊富なSMの元でスクラムを経験させていただき、失 敗したスクラムから学ぶことがたくさんあったように思います。 特に失敗したままで終わらせていたことが1番の失敗でした。チーム内 で今回の失敗をしっかりとレトロスペクティブしたいと思います! 今だからこそ、思えること
17 これからスクラムしたい方へ
18 これからスクラムしたい方へ • 形に囚われすぎない • 無理をしてツールを使わなくてもいい • チームごとにやりやすいスクラムの形を見つけよう • 分かった気にならない
• 言葉だけで理解せず、イベントの意味を考える • 最初は経験のある方に並走してもらおう(できれば1人) • 大事なことは、スクラムガイドに全て書いてある • 5回は読み直そう! はじめてのすくらむで得た教訓
19 ありがとうございました!