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深層学習は奔流に身をまかせ / Get Drowned in the Flood for De...

Henry Cui
February 17, 2023

深層学習は奔流に身をまかせ / Get Drowned in the Flood for Deep Learning

Henry Cui

February 17, 2023
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  1. モチベーション ▪ ペインポイント • 深層モデルの学習で望ましい効果を素早く得るのは難しい • 実データのラベルにノイズが多い • その問題点の一つに、過適合が挙げられる ▪

    過適合を解消するための様々な正則化手法がある • weight decay や learning rate scheduler • Pytorchで簡単に使える ▪ 今日は最近の研究から、実用性が高い新しい正則化手法を 紹介する • 特に実装が楽 • まだあまり知られていない 2
  2. 紹介する論文 ▪ Do We Need Zero Training Loss After Achieving

    Zero Training Error?, Ishida et al., ICML 2020 • Floodingという新しい正則化手法を導入 ▪ iFlood: A Stable and Effective Regularizer, Xie et al., ICLR 2022 • Floodingの計算式を少しだけ改良 3
  3. Ishida et al., ICML 2020 ▪ モチベーション • 学習データでの損失を0まで学習を行ったほうが良いと言われる •

    しかし、これは本当に必要なのか • 正則化手法は、学習データでの損失を過度に最小化しないための間 接的な手法と見なせる ▪ 直接学習損失の最小化を制限する手法:Flooding • 実装も簡単 • 学習損失は0じゃなくても、学習精度が100%の可能性もある 4
  4. Ishida et al., ICML 2020 ▪ 提案法は以下の性質をすべて満たす初めての正則化手法 • 学習損失を直接制限する •

    特定の問題ドメインに依存しない • 特定のタスクに依存しない • 特定のモデルに依存しない ▪ 提案法の仮設もシンプルで、「0の学習損失が有害」のみ ▪ 検証損失の二重降下に関する初めて研究 5
  5. Xie et al., ICLR 2022 ▪ Floodingにデータインスタンスの勾配が乖離する問題 • バッチで平均を取るので、同じバッチにある他のデータインスタンスの 損失に依存する

    ▪ 提案手法:絶対値をバッチで取るではなく、各データインスタン スレベルで取るので、indivisual Flood (iFlood)と呼ぶ ▪ 各手法のインスタンスの損失のヒストグラム 8