Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Sign up for free
Menu
Search
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Features
All features
Private URLs
Password Protection
Custom URLS
Scheduled publishing
Remove Branding
Restrict embedding
Deck Collections
Notes
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Explore
Featured decks
Featured speakers
Programming
Technology
Storyboards
Pricing
Search
Sign in
Sign up for free
Copilotで資料を作るようになって仕事のやり方が変わった話
Search
青野正寛
June 25, 2026
Business
820
2
Share
Embed
Copy iframe code
Copy JS code
Copy link
Start on current slide
Copilotで資料を作るようになって仕事のやり方が変わった話
青野正寛
June 25, 2026
More Decks by 青野正寛
See All by 青野正寛
PowerPointをCopilotと作るようになって、 仕事のやり方が変わった話
aonomasahiro
1
110
Copilot×ローカルLLM ― 出せないデータをどう活かすか
aonomasahiro
1
550
図面資産×AI 眠れる資産を起こす挑戦
aonomasahiro
0
260
モノづくり産業を アップデートするAI イベントまとめ
aonomasahiro
0
71
DrawingDB
aonomasahiro
0
96
リサーチツールを広めてみた
aonomasahiro
1
1.3k
航空機設計者がResearcherを社内に広めてみた
aonomasahiro
1
650
Other Decks in Business
See All in Business
202609_UPDATER_companysummary
updater_pr
0
170k
ダイサンデジタル事業部
daisan123
0
840
SmartHRの全社AI推進は、どう始まったか
yoshikikonishi_
3
2.4k
Webinar 23.09.2026 NeuroDate III - El impacto de la guerra de Irán en los precios del gas y la electricidad
neuroenergia
PRO
0
120
Dopagaki Driven Design
pokotyamu
0
140
kintone-ai-first-steps.pdf
kintonepapers
0
160
フルカイテン株式会社 採用資料
fullkaiten
0
120k
【DearOne】Dear Newest Member
hrm
3
20k
01_全社_FLUX採用ピッチ資料_Ver.5.7
flux
12
230k
Steamで売れないゲームに共通する失敗パターン
hirohasuyoutube
0
190
事業領域
daisan123
0
820
増え続ける運用を、 Skill化する"型"でさばく
morimori3
0
360
Featured
See All Featured
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
32
3k
Are puppies a ranking factor?
jonoalderson
2
4k
Building an army of robots
kneath
307
47k
Discover your Explorer Soul
emna__ayadi
2
1.3k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
464
34k
Winning Ecommerce Organic Search in an AI Era - #searchnstuff2025
aleyda
2
2.2k
Deep Space Network (abreviated)
tonyrice
0
350
Evolving SEO for Evolving Search Engines
ryanjones
0
300
Exploring the Power of Turbo Streams & Action Cable | RailsConf2023
kevinliebholz
37
6.6k
GraphQLとの向き合い方2022年版
quramy
50
15k
Redefining SEO in the New Era of Traffic Generation
szymonslowik
1
450
AI in Enterprises - Java and Open Source to the Rescue
ivargrimstad
0
1.5k
Transcript
社 内 勉 強 会 Copilotで資料を作るようになって 仕事のやり方が変わった話 2026年6月 | aono_masa
A G E N D A 本日の内容 2 1 自分の課題
アイデアはあるが、形にするのが苦手だった 2 Copilotがどう解決したか 生成AIは「変換ツール」である 3 仕事のやり方が変わった インプット蓄積・資料作成・成果 4 本質論 資料とは何か・仕事とは何か 5 まとめ AI時代に人間がすべきこと 6 Hands-on + 補足 実践タイム/GIGO・データ整備論
1 . 自 分 の 課 題 アイデアはあるが、形にするのが苦手だった 3 好き・得意だったこと
• アイデアを考えること • 企画を立てること 苦手だったこと • 資料作りにとにかく時間がかかる • フィードバックで行ったり来たり • 伝えるための資料なのに、作る作業に消 耗 「企画を形にする」コストが仕事のボトルネック → 動かせる企画の数に限界があった
2 - 1 . C O P I L O
T と は 生成AIの本質は「変換ツール」 4 インプット 変 換 アウトプット → → 例 会議音声 → 議事録 例 構成案 → スライド POINT 「次のトークン予測」といった技術論よりも、「変換ツール」という捉え方の方がビジネスの 実態に近い
2 - 2 / 2 - 3 . 何 が
変 わ っ た か 昨年までの「限界」と、今年の「ブレークスルー」 5 昨年まで:壁打ち相手どまり • ビジネスレベルのスライドは直接出力でき ない • 「この内容で伝わる?」と相談する使い方 • 出てきた内容を自分で手動貼り付け 今年から:そのまま資料になる • 構成案を入れるとそのままスライドに • 画像生成の進歩で概念図・模式図も作れる • 「形にする」コストが劇的に低下 変換効率はAIの進歩とともに変化し続ける。一度試してダメでも、定期的に再チャレンジを
3 - 1 . 変 化 ① インプットを「貯める」習慣がついた 6 Teams会議のトランスクリプトを必ず
保存 社内・ベンダーとの打ち合わせも同様に メールのやり取りも残す 企画に関わる情報はとにかくデータ化 紙は原則使わない 使ったらスキャンしてクラウドへ 考えはTeamsのメモに残す 後でCopilotに読ませるため 「何を入れるか」が変換の質を決める ― インプット管理が仕事の一部になった
3 - 2 . 変 化 ② スライド作成 ― こだわり度で3段階を使い分け
7 ライト スピード重視 今ある情報をそのまま参照させて 、すぐ資料化 ミドル 精度重視 ソース(ファイル・メール・チャ ンネル)を指定して読み込ませる ヘビー 役員・部長クラス向け ソース指定 → 骨子生成 → 壁打ち で磨く → 資料化 → 人間チェック 共通ルール:最後は必ず人間の目でチェック・修正する TIPS 複数モデル・複数の切り口で同時並行生成し、一番いいものを選ぶ(待ち時間に別バージョンを走らせる)
3 - 3 . 結 果 一人で動かせる企画の数が増えた 8 スピード 頭の中のアイデアを形にする速度が大幅に
向上 企画数 一人で同時に動かせる企画の数が増えた 実現力 「形にするコスト」で諦めていた企画が通 せるように 手戻り減 行ったり来たりのフィードバックループが 減った
4 - 1 . 本 質 論 仕事の本質 = 他者の負荷を減らすこと
9 仕事とは、他の人の認知負荷・作業負荷を減らしてあげること。生成AIの「変換」は、まさにそのた めの手段。 会議音声 全部聞かないと把握できない = 負荷が高い → 議事録 ぱっと見て把握できる = 負荷が低い 逆に、負荷を増やす変換は「害」 思いのこもっていないゴミスライドを量産する = 受け取った人の認知負荷を上げるだけ
4 - 2 . 本 質 論 資料は、ただの手段 10 「AIで資料を作ったの?すごい」
「AIで資料を作るなんて…」 → どちらも、ずれている。資料を作ったこと自体は何も変わらない。 資料だけで人を動かす場面 資料単体で完結する説得力・網羅性が必要 口頭説明しながら使う場面 話の流れを支えるシンプルさが必要 求められるものが全然違う ― どちらの場面かを強く意識することが大事
4 - 3 . 本 質 論 企画が通るのはゴールではなく、スタートライン 11 「企画が通せるようになった」は短期的な指標に過ぎない。価値が生まれて初めて、資料は目的を達成し
たと言える。 資料 → 企画通過 → 実行 → 価値創出 → 他者の負荷が減る スタートライン 最後は「他者の負荷が減る」= 仕事の本質に戻ってくる
5 - 1 / 5 - 2 . ま と
め 「それっぽい資料」が溢れる時代に 12 AIで資料が簡単になった弊害 • 誰でも「それっぽいスライド」が作れる時 代に • 目的の分からない資料が爆発的に増えるリ スク • 中身のない資料の説明は、作る側も見る側 もしんどい だからこそ重要になること • 「何のために作るか」を自分の頭で考える 力 • AIはスライドを作れる。でも―― 目的を考えるのは、人間の仕事
5 - 3 . ま と め 人間にしかできないスキルの価値が上がる 13 資料作成が楽になった分、相対的に重要になるスキル:
口頭で説明する力 資料に頼らず、自分の言葉で伝える 動機付け・共感を得る力 人の心を動かし、納得を生む 周りを巻き込む力 一人ではなくチームで実現する 自分もここを伸ばしている途中。 そこを伸ばせば、AI × 人間で最強になれる
6 . H A N D S - O N
実際にCopilotでスライドを作ってみよう ※ 内容は当日ご案内します(別途設計)
A P P E N D I X ① GIGO
― インプットの質がアウトプットを決める 15 ※ 本編とは直接関係しない補足。質疑応答への備えとして。 原則:GIGO • Garbage In, Garbage Out • インプットの質がアウトプットの質を決め る • 整ったデータ → 分析がしっかり機能する ただし、必ずしも本質ではない • 非構造化・断片的なデータでも意外と精度 が出る • MicrosoftはTeams・SharePoint等の業務 データと相性が良い
A P P E N D I X ② データ整備に「唯一の正解」はない
16 ベストプラクティスは状況次第 用途・組織・ITリテラシーによって最適解は変 わる 厳しすぎるルールは機能しない 誰も従わなくなる ― 結局は組織論の話になる 推進の難易度は高い 強力な推進者(スポンサー)が必要 それでも価値はある 日常業務で自然に残るデータをそのまま使えれ ば、意外と高い価値が出る可能性