Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
技術同人誌を執筆して得たこと
Search
at_grandpa
July 27, 2018
Technology
3
1.5k
技術同人誌を執筆して得たこと
吉祥寺.pm15 でのLT資料です。
https://kichijojipm.connpass.com/event/92971/
at_grandpa
July 27, 2018
Tweet
Share
More Decks by at_grandpa
See All by at_grandpa
技術書典5でチャレンジしたあれこれ
atgrandpa
3
1.9k
CSS組版おもしろい!
atgrandpa
1
300
Rubyを好きになった過程
atgrandpa
3
1.5k
【Crystal】Concurrency
atgrandpa
3
870
【Crystal】Macroについて
atgrandpa
3
1.5k
初のサークル参加で気づいた小さなこと
atgrandpa
0
490
Other Decks in Technology
See All in Technology
Contract One Engineering Unit 紹介資料
sansan33
PRO
0
6.9k
毎晩の 負荷試験自動実行による効果
recruitengineers
PRO
5
180
Introduction to Bill One Development Engineer
sansan33
PRO
0
260
公開初日に Gemini CLI を試した話や FFmpeg と組み合わせてみた話など / Gemini CLI 初学者勉強会(#AI道場)
you
PRO
0
1.3k
Copilot coding agentにベットしたいCTOが開発組織で取り組んだこと / GitHub Copilot coding agent in Team
tnir
0
200
サイバーエージェントグループのSRE10年の歩みとAI時代の生存戦略
shotatsuge
4
1.1k
CDK Vibe Coding Fes
tomoki10
1
630
Digitization部 紹介資料
sansan33
PRO
1
4.5k
Snowflake Intelligenceという名のAI Agentが切り開くデータ活用の未来とその実現に必要なこと@SnowVillage『Data Management #1 Summit 2025 Recap!!』
ryo_suzuki
1
160
クラウド開発の舞台裏とSRE文化の醸成 / SRE NEXT 2025 Lunch Session
kazeburo
1
600
無理しない AI 活用サービス / #jazug
koudaiii
0
100
Figma Dev Mode MCP Serverを用いたUI開発
zoothezoo
0
230
Featured
See All Featured
Embracing the Ebb and Flow
colly
86
4.8k
How STYLIGHT went responsive
nonsquared
100
5.6k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
462
33k
Being A Developer After 40
akosma
90
590k
Faster Mobile Websites
deanohume
308
31k
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
29
1.8k
Balancing Empowerment & Direction
lara
1
460
Visualizing Your Data: Incorporating Mongo into Loggly Infrastructure
mongodb
47
9.6k
Put a Button on it: Removing Barriers to Going Fast.
kastner
60
3.9k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
The Invisible Side of Design
smashingmag
301
51k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
26
2.9k
Transcript
技術同人誌を執筆して得たこと 2018.07.27 吉祥寺.pm 15 @at_grandpa
@at_grandpa
圧倒亭グランパのブログ
crystal.tokyo #7
技術書典4にて頒布 おかげさまで完売しました ※見本誌持ってきています “におうコードの問題集 booth (pdf|冊子)” で検索
技術書典
✔ 2018年4月22日(日)11:00~17:00 ✔ サークル参加数:246サークル ✔ 来場者数:6,380人 ✔ 全サークル頒布数合計:40,000冊前後 ✔ 16:00近くまで入場規制
✔ 頒布数1,000部に迫るサークルが複数 ✔ 行列が会場の端から端まで達したところも 技術書典4 https://blog.techbookfest.org/2018/07/13/tbf04-report/ 技術書典
技術同人誌を執筆して得たこと
技術同人誌を執筆して得たこと ✔ 好きな技術を体系的にまとめられる ✔ 本を書ききったという自信 ✔ 売れたときのなんとも言えない気持ち
これらは、なんとなく想像できる内容 とはいえ...
ということで
技術同人誌を執筆して得たこと +α 執筆してわかった「執筆前の自分の勘違い」 これを通して、技術同人誌おもしろいよ!を伝えたい
技術本ってハードル高くない?
技術本ってハードル高くない? ✔ 日本語できないから無理... ✔ 何したらいいかわからない... ✔ 高いクオリティの本なんてできない... ✔ 印刷って何したらいいの?... ✔
イラスト描けないから... ✔ 売れるわけないでしょ...
日本語できないから無理
✔ textlint:自動文章校正ツール - 「一つの文章に読点が3つ以上あります」 - コマンドでチェックできる - エディタ連携も可能 ✔ prh:表記ゆれ修正ツール
- 「或いは」→「あるいは」 - 「crystal」→「Crystal」 - 独自ルール設定可能 - 自動fix機能 ※CIなどで自動チェックすればok 補助ツールあります! 日本語できないから無理
補助ツールあります! 日本語できないから無理
何したらいいかわからない
✔ 「技術同人誌を書こう!アウトプットのススメ」 - 執筆、印刷、当日の動きなど全て網羅 - 迷ったら目次から探せばok 大丈夫です! 何したらいいかわからない
高いクオリティの本なんてできない
✔ 印刷所任せでok ✔ 手に取って普通に驚いた ✔ 妥協しないほうが良さそう - 表紙はマット加工 - 遊び紙とかもあったら良さそう
※見本誌あります 安心してください! 高いクオリティの本なんてできない
印刷ってなにしたらいいの?
✔ 印刷用語がわからん - 無線綴じ?オンデマンド?表紙1?ノンブル? ✔ 「技術同人誌を書こう!」にいろいろ書いてある ✔ 印刷所がとても丁寧 - 電話対応で丁寧に確認
- 心配事にひとつひとつ答えてくださった ✔ 【最重要】右綴じ / 左綴じ - 毎回犠牲者が出ます 心配いりません! 印刷ってなにしたらいいの?
イラスト描けないから
✔ 気合 ✔ 自分で描く ✔ イラストレーターさんにお願いする ✔ 自分で撮った写真を使用する ✔ 幾何学的な模様を用いる
なんとかなります! イラスト描けないから
売れるわけがない
✔ 売れます!(自己責任でお願いしますw) ✔ 会場には不思議な力が働いています ✔ とはいえ、やるべきことはやるべき - 最低限のクオリティ担保 - 最低限のプロモーション
- 手を抜いて「売れない!」はプロじゃない そんなことありません! 売れるわけがない
まとめ
技術同人誌を執筆して得たこと +α
技術同人誌を執筆して得たこと ✔ 同人誌執筆のハードルは下がっていることがわかった - 心配していたことは杞憂に終わった - CSS組版などでデザインのハードルも下がる? - より内容に力を入れられる ✔
残りのハードルは時間確保 - こんな方も → 最終週の合計睡眠時間が3時間 - 永遠の課題 +α
いざ、技術書典5へ!