Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
F + IT から生まれる 距離と時間を越えた コラボレーション
Search
Yonashiro Yuu
March 16, 2016
How-to & DIY
0
6.7k
F + IT から生まれる 距離と時間を越えた コラボレーション
ファシリテーションとITを組合せてどうなるか。的な話を2015年10月に行なわれたオンラインイベントの事例から話した奴。
Yonashiro Yuu
March 16, 2016
Tweet
Share
More Decks by Yonashiro Yuu
See All by Yonashiro Yuu
明日からの話し合いとかで使えるかもしれない イベントや打ち合わせとかの 多人数でのコミュニケーションをスムーズにする心掛け
cloneko
0
600
ボクがハカチャンのボラスタるワケ(ハッカーズチャンプルー2018前夜祭LT)
cloneko
0
590
沖縄からAWS認定試験への道? LT - JAWS-UG on AWS Cloud Roadshow 2017 Osaka
cloneko
0
1.4k
ハッカーズチャンプルーでの LTのやり方、 そしてLTをすることによるその効果
cloneko
0
180
効果的な導運用のための Amazon Web Services 活用入門 を読んだ感想 - JAWS-UG 沖縄 2017/01 LT -
cloneko
0
170
はじめてのSPAを サーバーレスで作る with AngularJS + S3 + Lambda + API Gateway + Route 53
cloneko
1
3.9k
DigiLab Okinawa 2015 LT Session -○○のトイレめ! → いろいろな「表現のしかた」を身に付けよう!-
cloneko
1
140
2015-03-18-katayabira-sampling-yonayuu
cloneko
0
120
ネットワーク対戦型タイピングを作って、プログラム(とか)について考えてみた
cloneko
0
4k
Other Decks in How-to & DIY
See All in How-to & DIY
安全に失敗するための手遊び-未定義動作を引き出そう-
zilmina
0
610
AWS User Community - JAWS-UG/AWS ユーザーコミュニティのご紹介
awsjcpm
1
200
LT(Lightning Talk)のドキドキ感を共有する IoT ぼっとキーホルダ!
scbc1167
0
360
JAWS-UGから学んだコミュニティの成功要因 (Success Factors)
awsjcpm
5
490
人はなぜコミュニティとつながると幸せを感じるのか
448jp
3
290
テストも、国際化も! 小中高生クリエータ支援プログラム『未踏ジュニア』を支える技術
yasulab
PRO
1
180
Nutanix Community Edition 超入門 25.04
ricefield66
0
130
RDKX3 ハンズオン資料 東京 D-Robotics 日本語
takasumasakazu
0
120
わたしと技術コミュニティとキャリア
kotomin_m
2
1.6k
How to make the Groovebox
asonas
2
1.5k
How to create better speaker proposals
logico_jp
2
880
CH32Vシリーズを楽しもう(74thの場合) / enjoy ch32v series
74th
1
930
Featured
See All Featured
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
110k
Writing Fast Ruby
sferik
628
61k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
69
4.7k
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
462
33k
Fight the Zombie Pattern Library - RWD Summit 2016
marcelosomers
233
17k
Keith and Marios Guide to Fast Websites
keithpitt
411
22k
Learning to Love Humans: Emotional Interface Design
aarron
273
40k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
328
39k
Practical Orchestrator
shlominoach
188
11k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
8
660
Understanding Cognitive Biases in Performance Measurement
bluesmoon
29
1.8k
Producing Creativity
orderedlist
PRO
346
40k
Transcript
F + IT から生まれる 距離と時間を越えた コラボレーション - TWC20イベントの事例より - 2016年3月
與那城雄(よなゆー)
自己紹介 與那城雄(よなゆー) Twitter: @cloneko Facebookもやってます!
TWC20イベントの事例より
TWC20とは 2015年10月25日に行なわれた FAJが共催したワールドカフェ20周年記念イベント (The World Cafe 20thの略) イベントの詳細は「ワールドカフェ20周年記念日本イベント」で検索!
日本国内9拠点をオンラインで繋いで ワールドカフェの真髄に触れるイベント
イベントの様子
イベントの様子
TWC20(システム担当+沖縄会場)で工夫したこと • 遠隔地にいる人とのコミュニケーション ◦ 全国各地にいるシステム担当同士のミーティング ◦ 沖縄チームのミーティングで 急用とかで参加できない場合でも参加できるようにしたい ! •
複数人での情報共有・共同作業を円滑にするために ◦ 会場探しとかの時等、 複数人で調査等を行なって情報を整理していると最新の情報がどこにある かわからない… ◦ 全国各地にいるみんなで振り返りをする時にリアルタイムで情報を構造化したい !
TWC20(システム担当+沖縄会場)で工夫したこと • 遠隔地にいる人とのコミュニケーション ◦ 全国各地にいるシステム担当同士のミーティング ◦ 沖縄チームのミーティングで 急用とかで参加できない場合でも参加できるようにしたい ! •
複数人での情報共有・共同作業を円滑にするために ◦ 会場探しとかの時等、 複数人で調査等を行なって情報を整理していると最新の情報がどこにある かわからない… ◦ 全国各地にいるみんなで振り返りをする時にリアルタイムで情報を構造化したい ! + Googleハングアウト Googleスプレッドシート
遠距離にいる人達との コミュニケーション
Googleハングアウト Googleの提供するチャット・音声通話・ビデオチャット ツール 無料で10人まで同時にビデオチャットを行なえる ※有料で15人まで可能 TWC20当日、Googleハングアウトを用いてイベントを 行なった
システム担当のMTGをハングアウトで システム担当のMTGでハングアウトを使用
急用で対面でのMTGに参加できなくなった Googleハングアウトはスマートフォンでも参加できるので、MTG現場にスマートフォンを 持っている人がいればハングアウトで参加できます! (当然ですが、それなりに通信量は多くなるので、Wi-Fi環境以外ではデータ通信料に注 意が必要になります)
複数人での情報共有・共同編集を スムーズにしたい
Googleスプレッドシート Googleの提供する「ブラウザで動くExcel」。 複数人で同時に編集が可能。 変更箇所が見てる人にすぐに反映される。
事例1: 会場探しの情報の最新版はどこ? 会場探しの際の情報共有は、当初メールの本文で情報共有してたが、まとまってない… メール探すのが大変…
事例1: 情報をGoogle スプレッドシートにまとめる 1箇所にまとめて情報共有すれば、情報がちらばらない。 URLをメモしておけば、そこにアクセスすればいいので探すのに時間がかからない。
事例2: 遠隔地にいる人とのMTGでも構造化したい! システムチームのふりかえりミーティングはGoogleハングアウトで繋いでふりかえりを行 ない、ふりかえり中にKPT(Keep,Problem,Try)を行なった。 当初発言者の記録をテキストでまとめる、見辛い…
事例2: スプレッドシートで構造化する!
思ったこと。感じたこと。
IT(インターネット)を使うことの最大のメリット インターネットに繋がっていて、きちんとルールを決めてやると • どんな場所でも作業ができる • (仕組みが整っていれば)好きな時間に確認や作業が効率よくできる 今まで難しかった、場所や時間を越えたコラボレーションが簡単&効率よくできる! しかし…
ITを使った会議と使わない会議の違い 実際のところは、普段の直接あって行なう会議(オフライン)の一部をオンラインのツール に置き換えただけ。 議題とか心構えはオンライン・オフライン関係なく同じ! オフラインMTG オンラインMTG “場” 会議室・カフェ・作業場・井戸端・ この世界のどこか Googleハングアウト+PC
or スマフォ 記録 模造紙・ホワイトボード・付箋紙・ マーカー・etc... Googleスプレッドシート+PC or スマフォ ・etc... 議題 TWC20をどうする? TWC20をどうする? 心構え ファシろう。ファシられよう ! ファシろう。ファシられよう !
構造化・ルールの大切さと、ツール選びの重要さ メールのように一方的に投げっぱなしが可能な仕組みや、時系列で文面をまとめると 「データの羅列」にしかならない。 (やってることはブレストだけやってまとめてないのと似た状況) きちんとルールを決めて情報を整理したり、ツールを使って適切な形で構造化すること で、見やすい情報になり、活用しやすくなる。 そういうことがやりやすいツール・フレームワークを選ぶことが大切! ってこれも、別にIT使う使わない関係ないやん…
基本的なファシリテーションの考え方は共通! 議論における「拡散・収束・合意・共有」の流れも同じ! ふりかえりのやり方も同じ! グラウンドルールを決めておくのも、フレームワーク使うと楽なのも、傾聴や質問力が大 切なのも、プロセスを管理しないといけないのも、チームワークが大切なのも……… ファシリテーションで大切なことはみんな同じ! 同じ場所にいなくても、同じ時間に都合が悪くても… 場所を越え・時間を越えコラボレーションが可能になる! そこにファシリテーションの要素が入ってくると最強!!!
まとめ
まとめ ITツールを使うと時間を距離を越えることができる。 ただ、いまいち使い方がイメージできていない人がいるのもまた事実 • ITのコミュニティではあたりまえのように行なわれているが… • 詳しくない人はツールも知らなければ使えるシチュエーションのイメージもできな い。 → 詳しい人に聞くとやさしく教えてくれるはず!
まずは詳しい人に聞きながらいろいろなツールを使ってみませんか?便利ですよ! (FAJ沖縄サロンの例会にももっとIT詳しい人が来るといいなー) あとやっぱりファシリテーションの基本的な考え方は大切!ここを疎かにはできません!
Special Thanks 内容チェックや構成を恐しいレベルでヘルプしてくれた3月例会企画メンバーのみなさん (特におぐーさんと「喋ろう!」っていってくれたあーさー)。 画像をいらすとやさん( http://www.irasutoya.com/ )から使わせていただきました