Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
SREと私 / SRE and I
Search
cohalz
July 07, 2019
Technology
0
3.2k
SREと私 / SRE and I
Hatena Engineer Meetup #1 in Okinawa
https://hatena.connpass.com/event/135537/
の発表資料です
cohalz
July 07, 2019
Tweet
Share
More Decks by cohalz
See All by cohalz
toittaにOpenTelemetryを導入した話 / Mackerel APM リリースパーティ
cohalz
1
770
はてなにおけるfujiwara-wareの活用やecspressoのCI/CD構成 / Fujiwara Tech Conference 2025
cohalz
3
8.6k
はてなのSRE組織2024 / Road to SRE NEXT@福岡
cohalz
2
2k
SREのキャリア、 あるいは生態 / #ya8
cohalz
11
1.8k
カンファレンスのボランティアスタッフって何やるの? / DAIMYO Meetup #4
cohalz
0
220
小さなものでも Step Functions / Serverless Meetup Fukuoka Re:boot
cohalz
0
250
ECSのCI/CD改善と標準化の取り組み / JAWS FESTA 2023 in Kyushu
cohalz
8
7.5k
ecspressoへの貢献を振り返る / JAWS-UG コンテナ支部 #24 ecspresso MeetUp
cohalz
1
8k
はてなフォトライフをECSに移行した話 / Hatena Engineer Seminar #20
cohalz
1
19k
Other Decks in Technology
See All in Technology
確実に伝えるHealth通知 〜半自動システムでほどよく漏れなく / JAWS-UG 神戸 #9 神戸へようこそ!LT会
genda
0
110
Datadog LLM Observabilityで実現するLLMOps実践事例 / practical-llm-observability-with-datadog
k6s4i53rx
0
130
技術広報のOKRで生み出す 開発組織への価値 〜 カンファレンス協賛を通して育む学びの文化 〜 / Creating Value for Development Organisations Through Technical Communications OKRs — Nurturing a Culture of Learning Through Conference Sponsorship —
pauli
5
540
持続可能なアクセシビリティ開発
azukiazusa1
6
320
メッセージ駆動が可能にする結合の最適化
j5ik2o
9
1.5k
米軍Platform One / Black Pearlに学ぶ極限環境DevSecOps
jyoshise
2
530
How We Built a Secure Sandbox Platform for AI
flatt_security
1
110
未回答質問の回答一覧 / 開発をリードする品質保証 QAエンジニアと開発者の未来を考える-Findy Online Conference -
findy_eventslides
0
410
PostgreSQL で列データ”ファイル”を利用する ~Arrow/Parquet を統合したデータベースの作成~
kaigai
0
160
Bedrock のコスト監視設計
fohte
2
220
現地速報!Microsoft Ignite 2025 M365 Copilotアップデートレポート
kasada
2
1.7k
TypeScript 6.0で非推奨化されるオプションたち
uhyo
15
5k
Featured
See All Featured
Automating Front-end Workflow
addyosmani
1371
200k
Typedesign – Prime Four
hannesfritz
42
2.9k
Performance Is Good for Brains [We Love Speed 2024]
tammyeverts
12
1.3k
A designer walks into a library…
pauljervisheath
210
24k
[RailsConf 2023] Rails as a piece of cake
palkan
57
6.1k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
55
12k
実際に使うSQLの書き方 徹底解説 / pgcon21j-tutorial
soudai
PRO
192
58k
Unsuck your backbone
ammeep
671
58k
Optimizing for Happiness
mojombo
379
70k
Designing for Performance
lara
610
69k
Facilitating Awesome Meetings
lara
57
6.6k
Helping Users Find Their Own Way: Creating Modern Search Experiences
danielanewman
31
3k
Transcript
SREと私 Hatena Engineer Meetup #1 in Okinawa id:cohalz
自己紹介 ・id:cohalz / @cohalz ・株式会社はてな SRE (2018年新卒)
話すこと ・今までの人生の話 ・なぜSREになろうと思ったのか
SRE (Site Reliability Engineer) ・サービス開発時の構築 ・アラート対応・調査 ・全社基盤開発 ・安定稼働のための冗長化・キャパシティプランニング ・ミドルウェアやサービスの事前検証
入社までの経歴
2010 ・高校生 ・部活の先輩にJavaScriptを教えてもらった ・webで動く電卓を作って公開していた程度
2013 ・大学に入学 ・iOS用の簡単なゲームを作っていた ・並行してプログラミング言語に興味が出た ・Scalaとの出会い
2015 ・Scalaを書くWebエンジニアアルバイトを始める ・実はRESTの意味すら知らない状態だった ・フレームワークも違う複数のプロジェクトに触れる ・ Web開発のいろはを学んだ
2017 ・はてなインターンの参加 ・Scalaが書けるインターンを探していた ・はてなインターン出身のエンジニアを多数知っていた
はてなインターンの参加 ・Mackerelチームで開発した ・リリースして喜んでもらえる体験
その後アルバイトに応募
アルバイトに応募 ・Mackerelチームを希望していた ・別チームの配属でも良いですかと聞かれた ・しかし当時は東京にMackerelチームのエンジニアがいなかった ・サーバーとミドルウェアのオペレーションを行うチームへ
サーバとミドルウェア??? ・経験もないし知ってることを探すほうが難しい ・サーバ: VPS1台借りて遊んでいた ・ミドルウェア: MySQLなら多少は...
それでも承諾した
それでも承諾した ・Webオペレーションエンジニア座談会を見た ・https://hatenacorp.jp/recruit/operation_engineer ・アプリケーションエンジニアからの転向が多い ・メンターもフロントからインフラに転向した人だった
それでも承諾した ・全く同じ経歴の人もいた
それでも承諾した ・はてなインターンでのインフラ講義が良かった
思い返すと ・自分でWebアプリケーション作ってない ・ネタが思いつかない ・新しいことをやってみたかった ・わからないことへの興味 ・前のアルバイトは同じようなタスクが多かった
アルバイト研修がスタート
アルバイト研修 ・Go言語を学ぶ ・ISUCON 4のスコアアップ ・ISUCON 4の構成を三層構成+冗長化 はてなでインフラ研修を受けました https://core.cohalz.co/entry/2018/04/20/101536
アルバイト ・ミドルウェア・ツールが面白い ・keepalived ・Chef 社内で LVS 勉強会を開催しました - Hatena Developer
Blog https://developer.hatenastaff.com/entry/201801-lvs-study
システムって面白い ・複数のサーバが動くのが面白い ・生き物みたい ・他と強調して動く ・不調になることもある
システムを対象にしたコードを書く ・楽にしたいからコードを書いてきた ・インフラだってそうしたい ・=>自動化の仕組みを考える ・基盤開発
基盤開発で喜んでもらえる ・身近な人に喜んでもらえると嬉しい ・基盤を使ってもらうのはすぐ近くの開発者
AWSサービスとの出会い ・最初は怖くて手を出せなかった ・一つずつ覚えていく ・EC2, S3, Lambda, CloudFormation… ・組み合わせて使うと面白い
そして入社へ ・大学院を中退 ・入社時に職種を選べたが,そのままSREを希望した
そうして今に至る
やってきたこと
インターン生のメンター ・コンテナ運用周りを検証した ・Fargateのデプロイ方法・時間,オートスケールなど
インターン生のメンター ・その結果,大きな反響があった https://developer.hatenastaff.com/entry/2018/09/26/133000
Let’s Encrypt証明書の自動更新 ・Lambdaを使って自動でS3に保管されるように https://developer.hatenastaff.com/entry/2018/12/11/133000
Let’s Encrypt証明書の自動更新 ・OSSにしたところPRも貰った
Mackerelの監視ルール自動管理 ・元々は定期バックアップを作ろうとしていた ・webhookを駆使することで即バックアップが可能に https://developer.hatenastaff.com/entry/2019/04/16/130000
Mackerelの監視ルール自動管理 ・社内でかなり便利に使われるようになった ・技術的にもSaaS同士が繋がるという面白さがあった
コンテナ化の推進 ・インターンの成果を元に,更に発展させる ・アプリケーションをコンテナ化 ・デプロイ・ログ・監視なども調査・整備
コンテナ化の推進 ・得られた知見をどんどん社内に共有 ・知見だけではなくコードに落とし込む ・=> 新規サービスはコンテナで行こうという流れにできた
インフラをコードで記述する
AWS CDKとの出会い ・CloudFormationをTypeScriptで書ける ・知見の入ったテンプレートをライブラリとして提供できる ・社内で試している人が何人書いた
AWS CDKとの出会い ・ライブラリを書きつつ本家にPR ・(おそらく)日本人最多のコントリビュート数 ・インフラの知識とコードを書く能力が役に立った
AWS CDKとの出会い ・縁がありイベントで登壇することに https://awsclouddevelopmentkitcdkmeetu.splashthat.com/
そして今 ・新規サービスの構築に関わっている ・ミドルウェア検証,デプロイ改善,不具合調査 ・アプリケーションのコードから改善することも
やってみれば意外とできる
「手を動かしたものだけが世界を変える」 ・本部長の言葉 ・挑戦を応援する文化
採用強化中です ・挑戦してみたいSREを募集中です ・https://hatenacorp.jp/recruit/career/sre