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Project Enablementのご紹介_コパイロツト

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October 30, 2023

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  1. 目次 2 <コパイロツトの紹介> • コパイロツトとは • コパイロツトの事業ドメイ ン <業務実績> •

    業務実績①:SIer • 業務実績②:AIベンチャー <会社概要> • プロジェクト推進を汎用化す るための取り組み • 書籍『両利きのプロジェクト マネジメント』 • 会社概要 <Project Enablementの紹介> • Project Enablementとは • Project Enablementのビジョン・ミッション • プロジェクト・組織を取り巻く状況と問題 • 提供サービスと対象領域 • Project Enablementの提供価値 • Project Enablementを実現するための「プロジェク トマネジメント」と「ナレッジマネジメント」
  2. コパイロツトの事業ドメイン PS(Project Success) PE(Project Enablement) 研究 エクスプロー ラー (学術的研究) パイロット

    ボート (実践的研究) • プロジェクトの目的達成を支援する • 状況の変化に対応しながら、チームと一緒 にゴールに向かって推進する • プロジェクト推進の仕組み化を支援する • プロジェクト推進の習慣化や、組織内のナ レッジ活用のための仕組をつくる • プロジェクト推進についての研究をする 本資料の範囲 5
  3. Project Enablementが目指すビジョン 8 個人 プロジェクト /組織 社会 変化に適応しなが ら、しなやかに生 きる個人

    • 変化に適応しながら、誇りとやりがいを持った働 き方・生き方ができている • 「なんとかなる」と、自分の未来に期待が持てて いる 学習・ 成長し続けるプロ ジェクト/組織 • プロジェクトに対する組織・企業の常識を変える • 組織やチームで働くことのメリットを全員で享受 して組織全体の成長につなげる 変化し続ける社会 • プロジェクトマネジメントが「ものごとを進める ということ」の土台(リベラルアーツ)であると いう認識の普及 • 社会がポジティブに変化し続けられる リベラルアーツとしての プロジェクト マネジメント 「プロジェクト推進」と「知の創造」の方法論の探求を通じて、 しなかやに変化に適応し続ける社会を構築する
  4. Project Enablementが果たすべきミッション 9 自らプロジェクトを推進できる力を組織で育み、 組織全体をボトムアップで変革する。 • 個人が自らプロジェクトを 推進できる力を育み、その 力をチームとして発揮でき るようにする

    • 組織全体で一貫してプロ ジェクトに価値を提供し続 ける力を強化する • 個人とチームがプロジェク トを通じて学び続け、経験 を知識に変え、成長を促進 する文化を組織全体に根付 かせる • 失敗からも学び、成功を再 現可能にする仕組みを構築 する • 実践と対話を通じて、個々 の経験や知見を集約し、組 織全員のナレッジを生み出 す • 組織内で共有・活用・更新 できる仕組みを構築する • 自分自身で生み出したナ レッジがメンバー間で循環 し、プロジェクト成功を支 える基盤となる • メンバー1人ひとりの自律的 な行動が、チームや組織全 体にポジティブな影響を与 える • 1つ1つのプロジェクトがよ り創造的、魅力的なものに なっていくことを通じて、 組織全体が変革していく プロジェクト推進力の強化 学習と成長の文化醸成 組織ナレッジの創造 ボトムアップからの 組織変革
  5. 組織全体として プロジェクト推進力が 向上している状態 自分たちに必要となるナレッジを 生み出しながら、 学習・成長し続け、事業や組織の 変革へとつなげられている状態 プロジェクト推進メソッドを 自身の役割に活かして 個人でプロジェクトに価値を

    提供できる状態 不確実性が高く、 取り組んだことのない業務を 推進することでき、 学びを他者と共有できる状態 Project Enablementを通じて実現したい状態 10 組織 個人 プロジェクト推進 プロジェクトマネジメント 知識の創出・循環 ナレッジマネジメント 変化へ適用し、学習・成長し続ける 個人・プロジェクト・組織の構築を支援します 変化へ 適用する 学習・成長 し続ける
  6. プロジェクト・組織を取り巻く状況と問題 【プロジェクト】 • プロジェクトの複雑性が増している(専門性・知識・関連ス テークホルダー) • プロジェクトやプロジェクトを取り巻く環境が日々変わる • 不確実性が高く、進めてみた結果でゴール・成果物が変わる 11

    【プロジェクト】 • 属人的なプロジェクトの進め方をしている • 状況の変化に対応できず場当たり的な対応をしている • 不確実性が高いにも関わらず、進行してしまい大きく後戻 りしてしまう 問題 状況 【組織・個人】 • 組織内での知識交流が一部の取り組みで終止してしまってい る • リモート環境により以前よりもコミュニケーションが取りづ らくなっている • 個人の成長に伴いOJTが成長支援の基本となってしまってい る 【組織・個人】 • 個人の経験や知識が属人的なものとなり、組織に還元され ていない • リモート環境の増加により、人材の成長支援や共創の機会 が減っている • 人材の成長支援を属人的な努力や能力に頼っている 変化と複雑さを増す状況、 属人的な進め方や学びの機会の減少に対して、 仕組みと再現性で解消します
  7. サポート対応領域 • 積極的に人材採用をしている中で、業 務ナレッジの蓄積や共有ができていな い • プロジェクトをこなすだけの状態に なっていて、プロジェクトから学習し たり、学んだことを組織の中で共有で きていない

    • プロジェクト推進力を組織的に強化し たい • プロジェクトマネジメントについての 研修やワークショップを実施してほし い • 業務特性に合うプロジェクトの進め方 を検討してほしい • プロジェクトマネージャーを育成した いが、どのように育成したら良いかわ からない • プロジェクトマネージャーに伴走し て、アドバイスをしてもらいたい • プロジェクトマネージャーの相談に 乗ってもらいたい 相 談 例 プロジェクト推進力の強化、 業務・プロジェクトに必要なナレッジ蓄積や学習を支援します プロジェクトマネージャーの育成 プロジェクト推進力の 組織的強化 ナレッジ蓄積・学習支援 12
  8. 提供サービスと対象領域 PJ推進方法 導入・研修 指標策定 個人 チーム・ 部署 組織 ナレッジ創 造・活用

    成長支援 現状分析 コンサルティング スキルアップ ナレッジ ワーク ショップ チームビルディング ボトムアップからの 組織としての学習・成長 PJ推進方法論/ 研修(会議/PM) PM・推進・ 課題解決スキル 推進メソッドの創造・ 業務ナレッジ・ 業務の型化・ 活用の仕組み・ 振り返り 相互・共通理解 解消課題 目指す状態・価 値/成果 組織の課題や目指す状態を元に チーム・部署・個人にアプローチすることで 組織としての価値・成果につなげます 13
  9. Project Enablementの提供価値 14 コパイロツトが個人・プロジェクト・組織に対して提供する価値 <プロジェクト> プロジェクト推進力強化 <組織> 学習の質の強化 <個人> 業務スキル向上

    個人やプロジェクトの知識を組織内で循環・ 蓄積するナレッジマネジメントの仕組みを構 築。オンボーディングや業務引継ぎの効率化 も行う。業務スキル向上・プロジェクト推進 力強化と合わせて組織を変化させる。 プロジェクト推進メソッドや研修を提供。プ ロジェクトへの適用支援をしながら、状況に 合わせたプロジェクト推進メソッドを柔軟に 調整。変化に対応できるチームを構築する。 会議などのプロジェクト推進の方法論を提 供。業務に適用しながら改善を繰り替えるこ とで習慣化を行い、普段の業務やコミュニ ケーションを変化させる。 不確実性の高い状態から チームの推進力を身につける 個人・チームの経験を元にした 学習で組織を進化させる 業務品質が向上することで 自律型人材が育つ value. 1 value. 2 value. 3
  10. Project Enablementを実現するための「プロジェクトマネジメント」と「ナレッジマネジメント」 15 プロジェクト マネジメント ナレッジ マネジメント Project Enablement 方法論の獲得

    「プロジェクトマネジメント」に 基づく物事の進め方の 基本を理解する 継続的な学習・成長 経験から自ら学び続け、 個人やチームとしての 「持論」を構築する Project Enablement(プロジェクトを推進できるようになる) を実現するためには 「プロジェクトマネジメント」と「ナレッジマネジメント」が 両輪で必要
  11. プロジェクトマネジメントが解決できる課題と対策・期待効果(例) 課題 対策 期待効果 進行 1)目指している指標が異なり各自がバラバラな考え で物事を進めてしまう 2)期限が曖昧なまま進行してしまい、いつまでも終 わらない 3)期限があるタスクが放置され、進行に支障がでる

    4)全体に影響する個人が気づいているリスクが共有 されない 1)解消すべき課題・目的・ゴールを定めて共通認識とす る 2・3)誰でも・いつでも期限と担当者を確認できる仕組み を作る 4)誰でも発言しやすい場を作る 1)全員が同じゴールに向かって進行 2・3)期限管理意識の向上(自分だけでなく他者 も) 4)リスクの事前把握によるリスクヘッジ 会議 1)会議で同じ議論が繰り返される 2)会議の目的が達成されたかどうかわからないま ま、曖昧な状態で会議が終わってしまう 3)発言する人が限られている 4)目的が重複する会議体が存在してしまっている 1)会議を可視化して誰でも見られる状態にする(議事録 ・決定事項・ToDo) 2)アジェンダの目的・ゴールを明確にする 3)意見が出しやすい仕組みを作る 4)組織で行われている各会議の役割と会議間の関係を可 視化する 1)無駄な時間を削減・議論効率の向上 2)無駄な時間を削減・決めるべきことの決定 3)議論品質の向上 4)無駄な時間を削減 役割 1)各自の役割が不明瞭で、やるべきことが滞る 2)他者がやってくれると思っていたことをやってく れない 3)「誰に何を聞けばよいか」を都度確認している 1)各自の役割を明確にする 2)各自が他者に対して期待していることを可視化する 3)各自の役割・得意領域を可視化する 1・2)関係性の質向上・業務効率化 3)コミュニケーションの効率化・業務時間短縮 組織 1)縦割りの組織で部署間の連携がなくそれぞれが同 じようなことを行っていて組織としての成果が出しづ らい 2)リーダーが手を動かさないと物事が前に進まない 3)部下が指示待ちになっていて、積極性がない 1)各部署の方が思っている/考えていることを可視化して 認識を合わせる・理解を深める 2)リーダーが担っていること可視化して、育成観点で他 者に移譲する 3)会社が求める行動姿勢を可視化する 1)部署を横断した組織としての成果達成 2)業務品質向上・負荷軽減・人材育成 3)組織としての業務品質向上 16
  12. ナレッジマネジメントが解決できる課題と対策・期待効果(例) 課題 対策 期待効果 業務 • 人によって対応できる業務が限られている • 人によって無駄な業務が発生している •

    業務品質が人によって異なり差し戻しが発生する • 標準的な業務フローの作成 • 状況に応じた業務対応パターンの作成 • 業務ルールの作成 • 既存資料の一覧化 • 業務時間の短縮 • 不要な業務の削減 • 生産性の向上 • 業務プロセスの効率化 • 業務品質の向上 属人的な対応解消 育成・引 継ぎ • 人事異動や退職した場合に、クライアントから苦情 が発生する 新入社員へのオンボーディングに使える素材がない • 育成・引き継ぎに時間がかかる • 同上 • 人材育成品質の向上 • 人材育成時間の短縮 • 引継ぎ業務の時間短縮 組織 • 新たなアイデアが生まれない • 業務が属人化によって、業務ノウハウが共有され ず、組織として成長できない • 会社の組織文化が浸透しない • ナレッジ交換の場の設定 業務品質が高い方の行動特性の言語化 • 業務品質目標の作成 • スキルマップの作成 • ビジネスモデルの変革 • 新製品・サービスの開発 • 組織文化/風土の醸成 • エンゲージメント強化 • 組織・チーム・個人の成長 作成 • どのようなナレッジが必要なのかわからない • どの程度のナレッジを作成すればよいのかわからな い • ナレッジ基準の作成 • ニーズの特定 • 目的・課題・成果の策定 • ナレッジ活用による成果の達成 活用 • ナレッジは存在するが、活用されていない • 同じナレッジでも、活用できる人とできない人がい る • 業務に役立つ情報が探しづらい • 利用者へのヒアリング/ふりかえり ユースケースの作成 • データ構造の見直し • ナレッジ基盤システムの見直し • 同上 更新 • ナレッジが追加・更新されない ナレッジを共有するためのハードルが高い • 利用者へのヒアリング/ふりかえり • 更新プロセスの設計 人事評価の導入 • 専任チーム・担当者のアサイン ナレッジマネジメントの目的/メリットの啓蒙 • 同上 17
  13. 業務実績①:SIer • プロジェクトマネージャーへのコーチングを中心としながら、部署におけるプロジェクトの 進め方の言語化・浸透支援 • 上記プロセスを通じたプロマネの育成 組織(部署) プロジェクト チーム プロジェクト

    マネージャー Ph1 PjMへのコーチング Ph2 PJチームへの関与 Ph3 部署レベルで型化 • 【Teach】プロジェクト推進の方法論の講義・解説 • 【Coach】PMへのコーチング・フィードバック • 【Consulting】プロジェクトの状況を踏まえた改善提案 • 【Knowledge】プロジェクトの進め方の型化 • 【Consulting】プロジェ クトルールの適用と改善 • 【MTG】MTGのファシリ テーション • 【Coaching】部署MTGの 設計支援 • 【Knowledge】プロジェ クトの進め方の型化/ナ レッジ共有会の支援 • 【Coaching】部署MTGの 設計支援 • 部署でのナレッジ共 有会(設計支援・講 義) • 【Consulting】プロジェ クトルールの適用と改善 • 【MTG】PJのふりかえり 支援(設計・ファシリ テーション) 成果 • プロマネ文化の醸成(PM 個人だけではなく、チー ムとしてプロマネする) • ナレッジ化プロセスを通 じた部署チーミング • エンジニアも含めて、PJ チームとしてマネジメン トスキルの向上(例 :MTGファシリテーショ ンなど) • クライアントからの評価 向上 • 複数PMとともに検討する ことで、若手PMの育成に 19
  14. 業務実績②:AIベンチャー 20 • 規模拡大フェーズにあるAIベンチャーにおいて、業務プロセスの型化など、プロジェクトや 組織において必要となるナレッジを整理 • さらには、クライアント役員とともに全社経営サイクルを設計し、全社として適切な事業運 営・組織運営を行うための仕組みづくりを支援 経営 組織

    プロジェクト Ph1 業務プロセス型化 Ph2 組織の仕組みづくり Ph3 経営マネジメントサポート • 【Knowledge】 ◦ AIコンサルティング業務のプロセスを型化 ◦ 営業プロセスのナレッジ化 ◦ プロジェクトテンプレート、MTGアジェンダフォーマット • 【Consulting】プロジェクトの進め方の改善提案 • 【Knowledge】社内ポー タルの構築支援 • 【Consulting】コミュニ ケーションツールの整理 • 【MTG】MTGのファシリ テーション • 【Consulting】全社経営 サイクルの設計支援 • 【MTG】四半期全社MTG の設計・運営支援 • 部署でのナレッジ共 有会(設計支援・講 義) • 【Knowledge】プロジェ クト実績のナレッジ化 成果 • 経営側と現場が同じ方向 を見ながら事業運営をし ていくための仕組みを構 築 • ナレッジを生み出し、共 有する組織文化の構築 • 業務を進める上で必要と なる基本プロセスを定義 • 品質を担保することに よって、炎上するリスク を軽減
  15. プロジェクト推進を汎用化するための取り組み プロジェクトの推進をサポートすることで、 自分の能力を活かして楽しく働く人を増やす https://www.projectsprint.org/ https://supergoodmeetings.com/ クラウドサービス フレームワーク 研究 プロジェクトを推進するための 実践的な方法論や

    プロジェクトのあり方を探究。 https://blog.copilot.jp/ https://speakerdeck.com/copilot PILOT Boat Explore • プロジェクト推進の実践知を元に、フレームワークをオープンソースで公開 • フレームワークを利用しやすくなるクラウドサービスを提供 • プロジェクト推進の研究開発・コミュニティもオープンに運営 22