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Project Sprint 学生版(入門編)

Project Sprint 学生版(入門編)

立教大学経営学部で、「知識創造理論」を扱っている西原ゼミの学生インターンの皆さんが再構築した「Project Sprint」の学生版です。

COPILOT Inc.

March 14, 2024
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Transcript

  1. シェアドリーダーシップの状態には 「分化」と「統合」を同時に達成することが必要 分化 構成要素のそれぞれが自らの目標に向けて 自律的に動く状態 自らの目標を定め、自らの権限と責任のも と指示命令によらず自律的に動いている Point:チームメンバーが外に向けて自律的に 動き出すこと 統合

    構成要素のそれぞれが一つの目標に向かっ て協調・連携しながら活動している状態 自らの目標を定め、自らの権限と責任のも と指示命令によらず自律的に動いている Point:チームメンバーが結束する方向に 動くこと 高い自律性を保持しながら、全体最適に向けて相互に連携・協力を行う状態をつくる 9 分化と統合:シェアド・リーダーシップより
  2. 対話 プロジェクトストーリー を考慮して、各議論で次 のタスクを出す プロジェクトストーリー やメンバーへの役割・期 待値などの認識を揃え続 ける チームメンバーによる定 期的な改善案提案

    活動 次の会議までに、必ず作 成物を出力する ※作成物の大小や完成、 未完成は問わない 提案 作成物や出力時に感じた ことを使い、出力した人 が自分で会議の議題を設 定する 19 プロジェクトとプロジェクトチーム
  3. 会議の観点 ・会議の効果を最大化できる 会議の目的を達成しやすくなる 自分でアジェンダ提出をしやすくなる ・メンバーの会議参加意識が高まる 会議の進め方が改善しやすくなる 会議の進め方が決まるので、慣れてくると みんなで進行できる メンバーが会議を自分事にしやすくなる 会議以外の観点

    ・活動しやすくなる 予定されている会議のアジェンダがあること で、その対話に向けた活動がしやすくなる ・定期的な実践がしやすくなる 継続的改善アプローチなど定期的に実践した いものを忘れることがなくなる 23 会議をテンプレート化して進めるメリット
  4. ロードマップを意識しながら議論 作成物 定例会議 チーム メンバーの 役割 期待値 アジェンダ ロードマップ (ゴール)

    定例会議 中間ゴール 中間ゴール 最終ゴール タスクの実践 で出力 気づきをアジェ ンダに記入 タスク 26 ※PJS全体像のイメージ
  5. 会議の進行と役割 役割 目的 会議冒頭 会議中 会議終了 アジェンダ提案者 (1人) アジェンダ内のメイン 進行

    アジェンダ内容の共有 メンバーから助言を集 め次の行動を決定する モデレーター (1人) アジェンダ進行のサポ ート(議論しやすい環境 の構築・時間の管理) アジェンダ事前準備と 記入内容の合意 議論中に必要な資料、 ツール、アジェンダな どの画面共有、タイム キープ 次回アジェンダの決定 レコーダー (メイン・サブ) 議事内容の記録と共有 をする 議事録保存場所の共有 議事録作成、タスク管 理 決定事項とタスクの合 意 ファシリテーター (全員) 議論の成果をより良い ものにする 議論内容の質的向上ア ドバイス 決定事項とタスクの合 意 33
  6. 予測型・適応型の違い② アプロー チ 予測型 ⇔ 適応型 スタンス 最初に大枠をしっかり決めてから 進めたほうが良いよね~ まずやってみなくちゃ何もわからない

    よね~ 価値・成 果 序盤:最終成果に対して全員の合 意をつくる 中盤・終盤:決まった成果に対し て、事前に計画した要素を徐々に 分解する 序盤:一旦の納得を作る 中盤:試してみた結果をもとに見直す 終盤:一旦固定してやりきる プロセス 序盤:ゴールから逆算して決める 中盤・終盤:決まった進め方に対 して、事前に計画した進め方を分 解しながらタスクを実践する 序盤・中盤:反復的に一定期間の行動 を繰り返し、その結果から次の行動を 考える。 終盤:固定された成果をもとに計画し て進める 41