Upgrade to PRO for Only $50/Year—Limited-Time Offer! 🔥
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
AI駆動開発、 猫からシーサーへ進化中。 現場での実践と未来
Search
Ikko Eltociear Ashimine
June 02, 2025
Business
0
570
AI駆動開発、 猫からシーサーへ進化中。 現場での実践と未来
AI駆動開発勉強会 沖縄支部 第1回の登壇資料です
(
https://aid.connpass.com/event/353646/
)
Ikko Eltociear Ashimine
June 02, 2025
Tweet
Share
More Decks by Ikko Eltociear Ashimine
See All by Ikko Eltociear Ashimine
乗りこなせAI駆動開発の波
eltociear
1
1.1k
AIファーストな開発プロセスへ:AI駆動開発の核心を解説する
eltociear
1
130
AIと人間が一緒に書く時代へ〜AI駆動開発のゆるい入り口〜
eltociear
0
59
Cursorハンズオン実践!
eltociear
2
1.4k
AIエージェント就活入門 - MCPが履歴書になる未来
eltociear
0
910
pre-AI全盛時代で君たちはどう生きるか
eltociear
0
98
OSS活動はいいぞ
eltociear
0
140
AI駆動開発 〜 生成AIが導く未来の開発手法
eltociear
0
400
初めての管理職での大失敗談
eltociear
0
360
Other Decks in Business
See All in Business
AIエージェントウェビナー_20251118_suzaki
suzakiyoshito
0
420
生成AI専任営業が語るre:Inventで発表された生成AIアップデート情報
suzakiyoshito
0
200
三井物産グループのデジタル証券〜名古屋・プライムオフィス〜徹底解説セミナー
c0rp_mdm
PRO
0
1.6k
ちゅらデータ会社紹介 / Chura DATA Inc.
churadata
0
320
「なんか好き」を設計する 情緒的価値をPMの武器にする3つのポイント
inagakikay
8
6.9k
Crisp Code inc.|サービス紹介 / 料金表 - Services & Price list
so_kotani
1
480
イクシアス株式会社 会社紹介資料
ixyas
0
2.6k
新規投資家向け資料20251114
junkiogawa
0
2.6k
株式会社なぞるマーケティング組織開発の考え方
nazoru
PRO
0
240
pmconf2025_-_現役教師のたこ焼き屋さん___現役PMの駄菓子屋さんが未来に挑む___ユーザーコミュニティ主導のプロダクトマネジメント_.pdf
mindman
0
2.7k
サムコ株式会社 第47期第1四半期決算概要
tsuchihashi
0
120
センス・トラスト福利厚生
sensetrust
0
1.5k
Featured
See All Featured
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
225
10k
Chrome DevTools: State of the Union 2024 - Debugging React & Beyond
addyosmani
9
1k
Visualization
eitanlees
150
16k
The Web Performance Landscape in 2024 [PerfNow 2024]
tammyeverts
12
970
How to train your dragon (web standard)
notwaldorf
97
6.4k
Bootstrapping a Software Product
garrettdimon
PRO
307
120k
Stop Working from a Prison Cell
hatefulcrawdad
273
21k
Optimising Largest Contentful Paint
csswizardry
37
3.5k
Rails Girls Zürich Keynote
gr2m
95
14k
Side Projects
sachag
455
43k
Navigating Team Friction
lara
191
16k
The Art of Delivering Value - GDevCon NA Keynote
reverentgeek
16
1.8k
Transcript
AI駆動開発、 猫からシーサーへ進化中。 現場での実践と未来 Ikko Eltociear Ashimine GitHub: @eltociear X: @eltociear
2025/5/30 AI駆動開発勉強会 沖縄支部 第1回
1. 自己紹介 2. 猫の様なAI 3. AIのシーサーへの進化 4. AI駆動開発に必要なこと 5. まとめ
Agenda
Ikko Ashimine / 一功 安次嶺 AI駆動開発勉強会 LLM-jp 勉強会 株式会社I-Tecnology 取締役
株式会社Oshibloom GitHub: @eltociear Facebook: IkkoEltociearAshimine LinkedIn: ikko-ashimine X: @eltociear
琉球大学時代
2. 猫の様なAI
猫の手も借りたい現場 課題 現象 要件が曖昧 仕様が二転三転 ドキュメント不足 読まれない、更新されない バグ対応 毎週火消し、夜間リリース 猫の手があってくれたら
...
初期の生成 AIは「気まぐれな 猫」だった なんか惜しい もうちょっと感 気分で動く、時々すごい、でも基本信用できない 思ったよりやってく れる
3. AIのシーサーへの進化
現在のAIは“シーサー”になりつつある ・精度と信頼性の向上 ・見守り、守る役割へ ・開発現場の守護神的存在
AIを組み込んだ開発フロー Before / After 開発フェーズ Before(AIなし) After(AI導入) 要件整理 ホワイトボードや会議メモ。主観多め。 GPT/Claudeで構造化・用語定義が明確に
設計 脳内での曖昧に想像。共有しづらい。 GPT/Claudeで整理・表形式・図に変換 実装 手が止まりがち、試行錯誤の繰り返し。 Copilotが文脈を読んで自動補完・提案 テスト Excelにテストケース、見落とし頻発。 GPTでパターン網羅、assert文自動生成 リリース 人手による目視確認が中心。見落とし・指摘 漏れが発生。 CodeRabbitでの静的解析、改善提案の自 動提示。レビュー精度・効率向上。
実際に使っているツールたち ・GitHub Copilot:コード補完・実装支援 ・ChatGPT:要件整理・思考補助 ・Cursor / Windsurf:AI統合IDE ・CodeRabbit:AIコードレビュー ・Warp:AI支援ターミナル
実際に使っているツールたち ・GitHub Copilot:コード補完・実装支援 ・ChatGPT:要件整理・思考補助 ・Cursor / Windsurf:AI統合IDE ・CodeRabbit:AIコードレビュー ・Warp:AI支援ターミナル
Windsurf の例
Windsurf の例 2 ファイルを生成、構成や機能の解説、動作確認の方法や注意点を説明
Windsurf の例 3
実際に使っているツールたち ・GitHub Copilot:コード補完・実装支援 ・ChatGPT:要件整理・思考補助 ・Cursor / Windsurf:AI統合IDE ・CodeRabbit:AIコードレビュー ・Warp:AI支援ターミナル
CodeRabbit の例
開発に於いて AIが担える範囲 企画 要件定義 設計 実装 テスト リリース 保守運用
4. AI駆動開発に必要なこと
実践で気づいた落とし穴 落とし穴 説明 ハルシネーション 一見正しそうな「でっち上げ」 要出典のない情報に注意 責任の所在が曖昧 AIの提案をそのまま採用 →責任は自分 理解が浅くなる
「出力を信じるだけ」ではスキルが育たない ・出力を鵜呑みにしない ・理解の浅さへの注意 ・責任設計の重要性を認識 AIは正しいことを教えてくれる存在とはせず、 現状はもう一人の思考パートナーぐらいで考える
なぜ、AI駆動開発に踏み出すべきなのか? 効率性 実装・設計・テストの自動化によ り、開発スピードが向上 品質向上 抜け漏れの少ないコードレ ビュー、テストケース生成が可 能 ナレッジ共有 曖昧な属人知識を、
AIが整理・ 構造化してくれる チーム力強化 初学者や非エンジニアも AIを通 じて開発に参加しやすくなる 未来適応 AIとの共創が前提の開発スキ ルが、今後の “標準”になる
AI時代のエンジニアの未来戦略 • AIによる業務自動化の進展: 多くの企業が AIツールを導入し、業務の効率化を図る • エントリーレベルの職の減少: AIの導入により、初級エンジニアの需要が減少 • 中堅エンジニアの役割変化:
AIの進化に伴い、中堅エンジニアの役割も再定義 • AIスキルの習得: AIツールの活用方法を学び、 AI駆動開発を身につける • 新しい役割への適応: AIオーケストレーターや LLMOps エンジニアなど、新たな職種へのシフト • 継続的な学習とスキルアップ: 技術の進化に対応するため、常に最新の知識を取り入れる 今後起こること ⭐生存戦略
5. まとめ
まとめ • AIの進化とともに、気まぐれな猫から守り神=シーサーへと変 わりつつある • AI駆動開発を学ぶことで効率化・高速化を図り、自らの価値も 高めていく必要あり • AI駆動開発は単なる技術トレンドではなく、新しい開発文化の 始まり
Thank you for your attention 🐈