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「回復の場」としてのコミュニティ

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January 10, 2026

 「回復の場」としてのコミュニティ

スクラムマスターを4年間続けられた理由を、オープンダイアローグと当事者研究の視点から探る発表。スクラムフェス大阪でCopeさんから「あんな大変なロールは2、3年ごとに休まないとできない」と言われたことがきっかけで、コミュニティが回復の場として機能していることに気づいた。

オープンダイアローグの「内的対話」(他者の語りを聞くことで自分の中で新しい対話が始まる)と、当事者研究の「研究モード」(問題を研究対象として試行錯誤する姿勢)が、個人的に最も回復につながった要素。今後は社内外でこの2つが自然に生まれる場づくりを試していきたい。しんどくなる前にコミュニティへ。興味のある方、一緒に作っていきましょう!

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Emi

January 10, 2026
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Transcript

  1. オープン ダイアローグ とは フィンランド発の「回復」 薬物治療や隔離よりも対話を重視し、 困難からの回復を⽬指すアプローチ。 話すこと‧聴くこと 話す⼈と聞く⼈を意図的に分け、 安全で開かれた対話の場を作る。 聴くことで内的対話が促される。

    リフレクティング 専⾨家同⼠が⽬の前で話し合う時間を設け、 多声的(ポリフォニック)な視点を⽣む。 ゴールは「対話」 結論や解決を急ぐのではなく、 対話そのものを継続することを⽬的とする。 実践例:職場、学校、家庭など
  2. コミュニティに ⾒る オープン ダイアローグ 語りを聞いてもらう体験 否定も助⾔もされず、ただ静かに聞いてもらうことで 安⼼感が⽣まれ、⾃⾝の経験を語り直す⼒が回復する。 多声性 (Polyphony) 特定の⽀配的な「正解」ではなく、様々な⽴場や

    感情の声が並存し、⽭盾さえも許容される場。 リフレクティング ⾃分の話を他者がどう受け取ったかを聞く時間。 鏡のように⾃分を客観視し、新たな内的対話を促す。 問題の「解消」 直接的な解決(Solution)を⽬指すのではなく、対話により 問題が薄まり、次に進める軽さが⽣まれる。