「レトロスペクティブなどの改善の場で、なかなか本音が出てこない」「場を整えても、表面的な議論に終始してしまう」……。
こんな経験はないでしょうか?
多くのスクラムマスターやファシリテーターが直面するこの課題に対し、私たちは「場づくり」以外の手立てをどれだけ持っているでしょうか。
本セッションでは、社会構成主義という理論を補助線に、個人の内側にある「もやもや」をチームの「対話」へと繋ぎ込むシンプルだけれどパワフルなアプローチを提案します。
社会構成主義の視点に立てば、本音とは「個人の内側に隠された真実」ではなく、誰かと対話をするプロセスの中で「その都度立ち上がるもの」と捉え直すことができます。本セッションでは、チームという多人数環境で本音を出すハードルを下げるために、1on1を「新しい現実を試作する場」として活用するステップを解説します。
1on1での対話を通じて違和感に言葉を与え、それをチームの文脈へとリフレーミングしながら接続していくプロセスは、単なる悩み相談を超えた「チームビルディングの高度な実践」となります。特定の正解を押し付けるのではなく、現場の文脈に合わせた一つの「提案」として、明日から実践できるコツと注意点を共有します。