Upgrade to Pro — share decks privately, control downloads, hide ads and more …

成長する組織のナレッジベースのつくりかた_知識基盤のデザインとメタデザイン

gaussbeam
December 07, 2024

 成長する組織のナレッジベースのつくりかた_知識基盤のデザインとメタデザイン

2024/12/08 Spectrum Tokyo Festival 2024 Day 2

gaussbeam

December 07, 2024
Tweet

More Decks by gaussbeam

Other Decks in Design

Transcript

  1. おまえはだれだ 埴⽣孝慈 HANYU, Koji: Product Ops Lead @ Studist 2013

    ⼤⼿製造業に⼊社、UX設計チームに所属 2017〜2020 Sansan等でiOS開発+UI設計を担う 2020〜 スタディストに参画、次第に職業不詳に • アプリリニューアルのリーダー&UX設計 →プロダクトマネジメント、リサーチ →Notion運⽤構築を経て、Product Opsを掲げる (最近は特許申請でてんやわんやしている)
  2. 共通データベースに… • するもの =どのチームも同様につくるもの ▪ 議事録、単発のメモ※、仕様書、… • しないもの =チームにより記録する内容や使い⽅が異なるもの ▪

    タスク‧作業チケット、スプリント、朝会メモ、… 集約するものとしないものを定義する 共通データベースにするもの‧しないもの ※ スタディストではOneshotドキュメントと呼称(対し、継続的にメンテナンスするものはLiveドキュメントと呼ばれる)
  3. デザイナによる設計を起点とし、少⼈数ですばやく改善 まずは1つの開発チームとQAチームにのみ展開し、タスク管理の要‧不要を整理する 🛠Team-α 󰡸QA 1. ベースの構造は   運⽤管理者が準備 Tasks Sprints

    Bugs 2. ⼀部のチームが  先⾏して移⾏ 🛠Team-β 🛠Team-γ Tasks-α Sprints-α Bugs′ 3. 利⽤実態を基に   構造を改良 1st cycle ※ 詳しい実装内容は https://studist.tech/qa-bug-management-ca19272f60a6 を参照ください
  4. ナレッジベース成⻑の実例 3/3 議事録の⽇付フォーマット改善: 提案を起点とした、しくみ改善と体制強化 👷👷 👷 運⽤管理者 󰠁 メンバー フォーマット、

    こうした⽅が良くない? たしかに。直したよ (〇〇さん、いつも指摘が的確で助かるな〜) 󰠁 メンバー いいよ〜 運⽤チームに⼊らない?  ⽇々改善されるナレッジベース  →ノウハウを持つメンバーが多数   ナレッジベースもその運⽤も⽇々進化
  5. チーム内のしくみ への要望‧意⾒ しくみ整備における 取り組み‧課題 成⻑する組織には、成⻑するナレッジベースを ためして学び、実りを得る 👷 運⽤管理者 󰳖 チームの

    お世話係 󰠁 各メンバー 共通のしくみへの 要望‧意⾒ 改善を⽀援 共通DBやチーム ページを改善 チームページを 改善 チーム‧個⼈から⽣まれた改善を 双⽅向のプロトコルを通じて共有し、全体を最適化