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20240914_CMCKochi_6
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Hide69Oz
September 14, 2024
Business
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20240914_CMCKochi_6
2024/09/14 開催、CMC_Meetup 高知 vol.6 での資料です。
コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの違いについて紹介しています。
Hide69Oz
September 14, 2024
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Transcript
コミュニティマネジメントと コミュニティマーケティングの 「違い」 2024年9月14日 コミュニティマーケティング推進協会 代表理事・小島 英揮 30分で 理解する
自己紹介:小島 英揮(Hideki Ojima) パラレルマーケター / シリアルコミュニティビルダー 一般社団法人コミュニティマーケティング推進協会 代表理事 Still Day
One合同会社 代表社員 CMC_Meetup / CLS高知 創設者 株式会社ヌーラボ 取締役 CRO ←【New】 𝕏 : @hide69oz Blog: https://stilldayone.hatenablog.jp/ 立ち上げた主なコミュニティと イベント開催回数(累計): 著書:「コミュニティマーケティング」 / 「DevRel の3C」 2010年~ 2016年~ 2017年~ 数千回 130+回 130+回 2018年~ 13回(年二回開催)
本日お話させていただきたいこと • コミュニティマーケティング、過去10年の変遷 • コミュニティマーケティングの本質 • コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの「違い」
本日お話させていただきたいこと • コミュニティマーケティング、過去10年の変遷 • コミュニティマーケティングの本質 • コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの「違い」
コミュニティマーケティングとの10年史 2014年8月 初めて「コミュニティ マーケティング」を イベントで紹介 2016年11月 コミュニティマーケティングを 考えるコミュニティ: CMC_Meetupが発足 2019年
書籍出版 「コミュニティマーケティング」 「DevRel – エンジニア フレンドリーになるための3C」 2018年5月 コミュニティマーケティングを 地域課題解決に適用する CLS高知 がスタート!
コミュニティマーケティングとの10年史 CMC_Meetup: →コミュニティマーケティングを学ぶ ラーニングコミュニティ →全国&オンラインで140回以上開催 CLS高知: →コミュニティマーケティングを使って 地域課題解決や地域活性化の賛同者・ 実践者を増やすイベント&ムーブメント →高知:13回、道東:5回
三島:1回 出島:キックオフ【NEW!!】
NEW:コミュニティマーケティング推進協会 (2024年2月設立 → 2029年解散予定) “コミュニティマーケティング をあたりまえに”するべく、 5年の時限組織の一般社団法人 として設立 コミュニティ マーケティング
に対する理解度 コミュニティマーケティング が機能し効果を上げている状態 「わかる」から「できる」へ 「潜在層」から 「顕在層」へ Stage1 Stage2 Stage3 協会が推進する2つのステップ
本日お話させていただきたいこと • コミュニティマーケティング、過去10年の変遷 • コミュニティマーケティングの本質 • コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの「違い」
確認事項:皆さんがホントにやりたいことは? コミュニティ「を」運営、維持したい コミュニティ「で」 近道 したい 〇 × 加速 拡大
協会の定義:コミュニティマーケティングとは? 事業者等が、製品やサービス利用者を対象として主宰する「コミュニティ」との 双方向のコミュニケーションを通して、顧客同士の交流と情報発信を促すことで、 顧客の製品・サービスへのロイヤルティ創出、向上に貢献すると共に、①顧客理解、 ②顧客育成、③顧客創造を、相互に連動させ、スケーラブルに実施すること。 コミュニティでの顧客同士(CtoC)の交流&情報発信 顧客理解 顧客育成 顧客創造 コミュニティ
の目的
もっとシンプルにいうと コミュニティ×マーケティングは • どんな顧客がどんな使い方をしているのかがわかり • 顧客同士が「使う(行動する)理由」を自ら言語化、拡散し • 顧客が顧客を育成、創造する活動が連鎖する デジタル時代の消費行動に即した、 スケーラブルでサステナブルなマーケティング手法である
顧客≒ 仲間、賛同者、関係人口
「地域」や「社内」で仲間を 増やしたり、 ムーブメントを起こすときも 「コミュニティマーケティング」の力学が スケーラブル&サスティナブルに作用 ↓ 社内コミュニティや、課題解決 コミュニティ構築にも注目が 企業のビジネス拡大だけでなく、 地域活性化、関係人口創出、社内DX推進等にも有効
日本マーケティング協会のマーケティング 「新定義」(2024年)とのシンクロ部分 “(マーケティングとは)顧客や社会と共に価値を創造 し、その価値を広く浸透させることによって、ステーク ホルダーとの関係性を醸成し、より豊かで持続可能な社 会を実現するための構想でありプロセスである。” 注1)主体は企業のみならず、個人や非営利組織等がなり得る。 注2)関係性の醸成には、新たな価値創造のプロセスも含まれている。 注3)構想にはイニシアティブがイメージされており、戦略・仕組み・活動を含んでいる。 出典:公益社団法人日本マーケティング協会
https://www.jma2-jp.org/jma/aboutjma/jmaorganization
コミュニティ×マーケティング でおさえておくべき事項
コミュニティの4分類 成長する コミュニティ の領域 関心軸 所属組織 ・地域軸 クローズド オープン 町内会などの
領域 今回フォーカス する領域
Sell Through the Community ベンダー コミュニティ 単なる認知でなく、「想起」を促す! 想起の連鎖⇒行動の連鎖が、規模と 継続性をもたらす コミュニティマーケティングで目指すモデル
コミュニティが「盛り上がれば」行動の連鎖は起こる?
本日お話させていただきたいこと • コミュニティマーケティング、過去10年の変遷 • コミュニティマーケティングの本質 • コミュニティマネジメントとコミュニティマーケティングの「違い」
ベンダー コミュニティ コミュニティマネジメント「だけ」では不十分 ②コミュニティ(マネジメント)研究 の領域 ③口コミ(WOM)研究 の領域 ①リレーションシップ マーケティング研究の領域
焚き火に例えて考えてみると・・・
ベンダー コミュニティ “Sell Through the Community“ を焚き火の3ステップで説明 「種火」を作る よく乾燥した 「小枝」や
「着火剤」を投入 長く燃える 「薪」を投入
ベンダー コミュニティ “Sell Through the Community“ を焚き火の3ステップで説明
ダメ! 絶対!!
より火が つきやすくなる ためのレシピ
コンテキスト ファースト トラスト ファースト アウトプット ファースト コミュニティからの連鎖のポイント①: 連鎖を生むための、3つのファースト
= 商品、サービスのファン、かつ 「アウトプット」ができている人 = ロールモデルの「アウトプット」を 「フォロー」(追随)できる人 = 興味はあるが、インプットのみを要求 「アウトプット」も「フォロー」も しない人
リーダー フォロワー ワナビーズ 初期はここにフォーカス コミュニティからの連鎖のポイント②: 初期はリーダーとフォロワーにフォーカス
コミュニティからの連鎖のポイント③: 連鎖を生む=「共有」「拡散」しやすい情報パッケージ デジタルでの 拡散のし易さ コミュニティ 参加者の「生活 導線」上で流通 「同じ立場・関 心軸」の人 からの発信
「体験」に基づ いた情報 短時間で 理解できる 「わかり易さ」 「共感」 の得やすさ
コミュニティからの連鎖のポイント④: コミュニティリーダーとコミュニティマネージャーの関係 【コミュニティリーダー】 リーダーシップの体現者。 多くはユーザー側。 コミュニティマネージャーと共通のゴー ルに向けて、フォロワーを先導する 【コミュニティマネージャー】 コミュニティマネジメントの体現者。 多くはベンダー側。
コミュニティリーダーと共通のゴールをセット し、進みやすい環境を整える
更に火力を強める方法 「株分け」
コミュニティの「株分け」で、コミュニティへの入り口 やコミュニティ内の越境が増え、全体の「火力」が増加 テーマ、関心軸ごとに焚き火台を分けて、 →コミュニティへの 入り口が増加 近くに他の焚き火台がある →コミュニティ 越境が増加
コミュニティからの連鎖のポイント⑤: 関心軸 × 信頼軸で、参加→定着→越境しやすい場づくりを 「関心軸」(インタレストグラフ) でのつながり 「信頼軸」 (ソーシャルグラフ) でのつながり
これらを踏まえたうえで、 OWWHで コミュニティマーケティング 施策を設計
Objective、Who、What、Howの4要素で、マーケティング 施策を設計 Objective (目的・勝利条件) = Who (誰に) What (何を) How
(どうやって) × × Who (誰に) What (何を) How (どうやって) × × ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
Objectiveの重要性:ゴール設定がないと、分岐で迷いがち
全社Objectiveとアライン しないまま、コミュニティ施策 を行うと「ビジネス遭難」 の危険性が高まる 重要
確認事項:皆さんがホントにやりたいことは? コミュニティ「を」運営、維持したい コミュニティ「で」 近道 したい 〇 × 加速 拡大
でも、大事なのは・・・
ワクワク、ドキドキな “エモさ”が原動力! No Emotional, No Community
コミュニティ活用で ゴールへの近道を!
Thank You!! 協会へのお問い合わせは こちらのフォームから https://communitymarketing.jp/contact