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探せぇ! お薦めAWSセキュリティワークショップ!!〜 怒涛のワークショップ 48 連戦 〜

探せぇ! お薦めAWSセキュリティワークショップ!!〜 怒涛のワークショップ 48 連戦 〜

2023/8/26(土)
Security-JAWS【第30回】[Security-JAWS DAYS] ~Day1~
https://s-jaws.doorkeeper.jp/events/155024

Kento Suzuki

August 26, 2023
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Transcript

  1. ⾃⼰紹介 鈴⽊健⽃ @k_suzuki_pnx 所属 アイレット株式会社(東京) 業務 AWSのインフラ構築・運⽤ → 提案 (普段セキュリティをメインに業務をしている訳ではない)

    ・Japan AWS Top Engineer (2022, 2023) ・Japan AWS All Certifications Engineer (2022, 2023 ) ・ AWS Community Builder(Cloud Operations) ・iret テクニカルアンバサダー (2023)
  2. こんな悩みありませんか 資格で AWS のサービスに 関する知識は得たけど 実際に触ってないから よく分からない いざ、AWS のサービスを 触るといっても

    何から始めれば いいか分からない セキュリティが重要なのは 分かるけど、 業務の中でセキュリティを 専任でやってるわけでは無いし...
  3. AWS Workshops とは • AWS のチームが作成したワークショップが集約されているサイト • AWS サービスのタグでワークショップを絞ることが可能 •

    Networking, Analytics, AI/ML 等カテゴリーを絞ることも可能 今回は Security のカテゴリーを 全部やってみた上で 個⼈的にお薦めしたい Workshop を紹介 参照︓https://workshops.aws/
  4. ① IAM policy evaluation workshop AWS を触る上で避けては通れない IAM のポリシー評価を理解するためのワークショップ お薦めポイント

    • 「IAM ポリシーの評価フローはみたことあるけど、実際に触って理解したことない」という⼈にお薦め • ⼿を動かす部分もそこまで難しくないため、完⾛できる ← お馴染みのフロー 参照︓https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/6dc3124a-6bd4-46eb-b5c4-be438a82ba3d/en-US
  5. ① IAM policy evaluation workshop 1. アイデンティティベースとリソースベースのポリシー 2. アクセス許可の境界 (Permissions

    Boundary) 3. VPC Endpoint 4. KMS キーポリシー 5. IAM ポリシー条件 (Condition 句) ワークショップの流れ 参照︓https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/6dc3124a-6bd4-46eb-b5c4-be438a82ba3d/en-US
  6. ② AWS Networking Workshop AWS のネットワークリソースの構築を⼀通り体験できるワークショップ お薦めポイント • AWS のネットワークを基礎から学べる

    • ALB, NLB と⽐べてあまり親しみのない Gateway Load Balancer の⽤途や使い⽅が理解できる • 初⼼者向け、中級者向け、Gateway Load Balancer, Transit Gateway Multicast の 独⽴したワークショップがある。 • ネットワークのワークショップの⼀部にセキュリティグループや VPC エンドポイントといった ネットワークセキュリティに関するパートが含まれているイメージ • 全部やると8時間程度かかる超⼤作 参照︓https://catalog.workshops.aws/networking/en-US
  7. ② AWS Networking Workshop 1. VPC、サブネット、EC2 インスタンス 2. VPC Peering

    3. Transit Gateway 4. VPN 5. Route53 リゾルバ 6. ネットワーク監視(VPC Flow Logs, Cloudwatch, CloudTrail) 7. セキュリティ管理(Network ACLs, セキュリティグループ, VPC エンドポイント) ワークショップの流れ(初⼼者向け) 参照︓https://catalog.workshops.aws/networking/en-US
  8. ② AWS Networking Workshop 1. 初⼼者向けの Transit Gateway, VPN構成をここで作成 2.

    Route53 DNS エンドポイント 3. VPC エンドポイント ← 特におすすめ 4. VPC Peering 5. Transit Gateway Network Manager (ネットワークインサイト, ルートアナライザー) ワークショップの流れ(中級者向け) 参照︓https://catalog.workshops.aws/networking/en-US
  9. ② AWS Networking Workshop 1. Gateway Load Balancer の構築 2.

    ルートテーブルの設定 3. セキュリティアプライアンス製品による トラフィック監視とフィルタリング ( suricata, Fortinet, Palo Alto から選べる) ワークショップの流れ(Gateway Load Balancer) ※ Transit Gateway Multicast のワークショップもありましたが、マルチキャストをやってみよう程度 参照︓https://catalog.workshops.aws/networking/en-US
  10. ③ Securing Microsoft Windows Workloads on AWS • 6時間程度のワークショップ •

    AWS Config の費⽤が思ったより発⽣したので注意 (5時間のワークショップで$0.3) お薦めポイント • 幅広いサービスを触れる • Systems Manager による EC2 の管理に興味がある⼈は特にやった⽅がいい セキュアな Windows の EC2 インスタンスを構築、管理する⽅法を⼀通り学習できるワークショップ 参照︓https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/secure-windows/en-US
  11. ③ Securing Microsoft Windows Workloads on AWS 1. Amazon EC2

    Image Builder によるイメージ作成 2. Amazon EC2 Image Builder パイプラインの 作成と実⾏ 3. AWS Config と AWS Network Firewall Manager 4. AWS Systems Manager(Session Manager) 5. Amazon Inspector 6. AWS Systems Manager(Patch Manager) 7. AWS Managed Microsoft AD ワークショップの流れ 参照︓https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/secure-windows/en-US
  12. ④ AWS Network Firewall Workshop • 分散モデルと集中モデルの好きな⽅を選んでワークショップを進められる • 集中モデルにしか対応していないパートがあるので集中モデルがおすすめ •

    2時間程度のワークショップ お薦めポイント • ② 「AWS Networking Workshop」の Gateway Load Balancer のパートが AWS のマネージドサービスになったというイメージができて良かった • エンタープライズのマルチアカウント構成の環境で利⽤するケースを聞くので、興味がある⼈にはおすすめ Network Firewall を⽤いたアクセス監視、侵⼊防御と検出、Webフィルタリングを体験できる 分散モデル → 集中モデル → 参照︓https://catalog.workshops.aws/networkfirewall/en-US
  13. ④ AWS Network Firewall Workshop 1. CloudFormation で作成されたリソースの確認 2. Egress

    Web フィルタリング 3. オープンソース ルールの利⽤ 4. 脅威ハンティング 5. TLS 検査を使⽤した Ingress Web フィルタリング (集中モデル前提) ワークショップの流れ 参照︓https://catalog.workshops.aws/networkfirewall/en-US 分散モデル → 集中モデル →
  14. ⑤ Integration, Prioritization, and Response with AWS Security Hub •

    Security Hub の⾒⽅から始まり、通知や修復といった 応⽤まで⼀通り体験できる • 3時間程度のワークショップ お薦めポイント • Security Hub を実際に利⽤したことがない⼈にはおすすめ • 特に「AWS Security Hub による⾃動化」のパートがやりごたえアリ 参照︓ https://catalog.workshops.aws/security-hub/
  15. 1. AWS Security Hub の概要 2. ⾃動化(通知、修復) 3. 外部サービス(Cloud Custodian

    Slack)との統合 ワークショップの流れ ⑤ Integration, Prioritization, and Response with AWS Security Hub 参照︓ https://catalog.workshops.aws/security-hub/
  16. ① Zero Trust Episode 1 - The Phantom Service Perimeter

    お薦めできないポイント • CloudFormation で作成された EC2 に配置されているワークショップ⽤ python スクリプトが動かない 某映画を彷彿させるタイトルと説明画像... 参照︓https://catalog.us-east-1.prod.workshops.aws/workshops/dc413216-deab-4371-9e4a-879a4f14233d/en-US
  17. ② Terraform 系ワークショップ 対象は以下3つ • Cisco Secure Firewall Threat Defense

    Workshop • Automating Deployment of AWS Amplify Apps with Terraform • How to use Terraform to deploy AWS Security Solutions お薦めできないポイント • Terraform がエラーはいて詰む • トラブルシューティングできたとしても、基本コピペでコードを書いてリソースを作成し、確認するだけ → ワークショップをやっている実感がない • 2つ⽬のワークショップに⾄っては、もはやセキュリティという単語すら出てこない
  18. ③ Threat Detection and Response with Amazon GuardDuty and Amazon

    Detective • GuardDuty のワークショップ • GuardDuty の設定から、実際に検出されるような脅威を発⽣させ、調査、対策までの⼀通りを体験できる • Amazon Detective も触れる 今回外した理由 • セキュリティのカテゴリーで絞った際の⼀覧には出てこない 参照︓https://catalog.workshops.aws/guardduty/en-US
  19. ④ Security for Developers • AWS CDK を⽤いてセキュリティテストのパイプラインを構築していく • DEMO

    環境へ実際に攻撃を仕掛けることができる • 以前、 Security-JAWS のハンズオンイベントで利⽤されたワークショップ 参照︓とあるAWS SAとSecurity-JAWS#01 ~ほんと、退屈しないわねこのセキュリティは︕~ https://www.youtube.com/watch?v=8NIpg1uGUSk 今回外した理由 • 「Security」のカテゴリータグがついていないため 参照︓https://catalog.workshops.aws/sec4devs/en-US
  20. ⼀通りワークショップをやった上での所感 1. 深掘りできなかった → 分からない単語、理解できていない箇所が放置 2. AWS のクレジットにありがとう → AWS

    から配布してもらったクレジットのおかげで個⼈のお財布へはノーダメージ → クレジットは以下で貰ったものを利⽤ ・AWS Community Builders ・AWS 公式イベントのアンケート回答 ・公式ウェブマガジン「builders.flash」の抽選
  21. Big concept Bring the attention of your audience over a

    key concept using icons or illustrations 28 参加登録はこちら 懇親会登録はこちら #jawsfesta #jawsfesta2023 #実⾏委員⻑発⾒ ←この⼈ (@east_takumi) が実⾏委員⻑です︕ もし⾒かけたら 上のハッシュタグを付けて 通報 Post しよう︕︕