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フェイズ別・スタートアップ企業への技術選定 シード編 #AWS #AWSStartup / S...
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Yuichiro SAITO
PRO
February 18, 2021
Technology
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480
フェイズ別・スタートアップ企業への技術選定 シード編 #AWS #AWSStartup / Startup Tech 101 for Seed
アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社
スタートアップソリューションアーキテクト
齋藤 祐一郎
2020/02/18 @ Webinar
Yuichiro SAITO
PRO
February 18, 2021
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Transcript
© 2021, Amazon Web Services, Inc. or its Affiliates. All
rights reserved. 齋藤 祐⼀郎 アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 スタートアップソリューションアーキテクト 2021/02/18 フェイズ別・スタートアップ 企業への技術選定 シード編
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rights reserved. Table of contents • はじめに • 技術組織の成⻑の道のり • 前提と選定基準 • ユースケース • AWSが持つ⽀援プログラム • ケーススタディ • まとめ
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rights reserved. はじめに 今⽇お話しすること
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rights reserved. 齋藤 祐一郎 (id:koemu) スタートアップ事業本部 技術統括部 ソリューションアーキテクト 過去、数々のスタートアップ企業に勤務。IPOなどを経験。 直近では、株式会社メルカリで、バックエンド ソフトウェ アエンジニアとして、FinTech(決済・出⾦)やフリーマー ケットのシステム開発を担当。 現在は、主にアーリーステージのスタートアップ企業様の 技術⽀援を担当している。
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rights reserved. 今⽇お話しすること • 技術選定の軸は、私の観点では「機敏性(Agility)」と「回復⼒(Resiliency)」 が⼤切だと考えています。 • 現在のクラウドサービスには多くの「低コスト」で「素早く⽴ち上げる」た めの仕組みとサービスが存在しています。 それらを活⽤するのが、MVPを成功に導く第⼀歩です。 • AWSをはじめとした技術サポートを受けられるサービスを活⽤して、⾃分た ちの技術⼒に梃⼦を効かせることも、とても有効です。
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rights reserved. ⾔葉の定義について • 「機敏性(Agility)」 • ⽇々変化する状況に応じて、素早く判断し⾏動できる特性。 • 「回復⼒(Resiliency)」 • 問題が発⽣した時も、煩雑な⼿続きや作業を経ずに、解決するために ⾏動できる⼒。 • 以上は、開発ばかりでなく、ビジネスの遂⾏にも当てはまります。
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rights reserved. 技術組織と成⻑の道のり
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rights reserved. 調達フェイズと技術選定表 Stage 起業直後 シード シリーズA シリーズB 以降 調達額 ¥1M〜¥10M ¥数M〜数10M ¥数10M〜 ¥数100M前半 ¥数100M ¥数100M 事業状況 企画〜 MVP(Minimum Viable Product) 開発開始 MVPリリース (前後) PMF(Product Market Fit)を達成 グロース 上場⽬前 技術者数 1⼈+知⼈・元同僚 が⼿伝っている フルタイムが 1〜数⼈ 責任者が1⼈ その配下に数名 CTOがいないとそ ろそろ困る CTO+管理職数名 +スタッフ 10〜 100名 技術選定 すぐ動く 学習最⼩限 ⼿間最⼩限 (前項に加え) 軽量な機械学習 簡単なデータ分析 (前項に加え) スケーラビリティ 可⽤性 機能拡張 (前項に加え) 効率 セキュリティ データ活⽤ (前項に加え) 統制 共通化 参考 • https://medium.com/@kurishi1204/%E5%9B%BD%E5%86%85%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%89%E6%9 C%9F%E3%81%AE%E8%B3%87%E9%87%91%E8%AA%BF%E9%81%94%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E3%82 %92%E8%AA%9E%E3%82%8B-eaae0bc081a6 • https://initial.inc/articles/6eDb1OkqwX1T0IO3sLKdlV
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rights reserved. S-Curve で⾒るフェーズごとの技術要件、特性の⼀例 (AWS Startup Day Tokyo 2020 – Biz 03 より引⽤) スピード コスト効率 AI/ML (API) カスタマーサポート バックオフィス スケーラビリティ、安定性、可⽤性 ログ分析 セキュリティ カスタマーエンゲージメント AI/ML (Custom) コンプライアンス
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rights reserved. シード期には何を考えておくと良いの🤔 • MVPがうまくいくことも、ピボットすることも、両⽅⾒据える。 • 2018年、スタートアップは約1,800社創業(※1)。 • 2017年、Exit件数は133件(※2)。 • 時間軸は違いますが、いかにExitが狭き⾨かが数値で分かります。 • Amazonの「one-way and two-way door decisions」(※3)。 • One-way door: ⼀度進むと後には戻れない決断。 • Two-way door: ⼀度進んでも⼊⼝に戻れる決断。 • その決断はOne-wayかTwo-wayかを確かめ、One-wayならTwo-way に分解していく。 ※1: https://www.mof.go.jp/public_relations/finance/202004/202004m.pdf ※2: https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/H30FY/000123.pdf ※3: https://aws.amazon.com/executive-insights/content/how-amazon-defines-and-operationalizes-a-day-1-culture/
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rights reserved. シード期には何を考えておくと良いの🤔 • 流⾏りの先例ではなく、⾃分たちに合った事例を参考にする。 • 必要なのは、敏捷性と回復⼒のある技術選定です。 • Microservices。今、必要な選択でしょうか︖(※1) • ⼯数・時間・お⾦を最⼩限にできる⾏動をとる。 • ⼿抜きと、作業の簡略化は意味が違います。例えば、テストコードの ないコードは、未来の⾃分たちを苦しませます(※2)。 • 特に規制業界の法務のことは必ず押さえてください。 • FinTech, ヘルスケア, etc. ※1: https://www.koemu.com/blog/2018/10/20/mtc18/ ※2: https://speakerdeck.com/twada/quality-and-speed-2020-autumn-edition
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rights reserved. 前提と選定技術
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rights reserved. ⼤前提 MVPの成功と、技術選択の成功の間には… 相関はありません︕
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rights reserved. MVPの開発後の状況はいかがですか⁉ • それぞれの象限に合わせて、議論を進めていきましょう。 技術の問題は出ていない 技術的な問題が出ている お客様がつかない お客様がつき始めた
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rights reserved. ユースケース
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rights reserved. MVPの開発後: お客様はつき始めたが技術に問題が出た • (再掲: MVP開発後の状況)アーキテクチャを変えるか or できるところから改 善するか 技術の問題は出ていない 技術的な問題が出ている お客様がつかない お客様がつき始めた
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rights reserved. MVP開発後、どんな技術的な問題が出ましたか︖ • リリースサイクルを上げていきたい(⽇に数回以上) • 新しい技術を導⼊しやすい基盤に切り替えたい 開発 • サーバの運⽤の⼿間を軽減したい • システムのパフォーマンスを改善したい 運⽤ • ITインフラの運⽤を担当できる⼈がいなくても回せるようにしたい 組織 • その上で、「どうしたい」というご希望はありますか︖
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rights reserved. AWS CodeStar – 開発の課題の解決策の⼀つ Developers AWS CodeCommit AWS CodePipeline AWS CodeBuild AWS CodeDeploy 1.git pushで リポジトリを更新 2.CodePipeline が更新を 検知しパイプラインを開始 4.CodeDeployがEC2に 新バージョンのアプリケーション アセットを統合テスト、 本番⽤環境にデプロイ 3.CodeBuildがソースをビルドし、ビルド アーティファクトをS3バケットに格納 S3 Bucket EC2 統合テスト⽤ 本番⽤ • CI(Continuous Integration)とCD(Continuous Delivery)の⾃動化を⾏う サービス。リリース作業⼯数の削減、標準化、そしてミスの軽減効果がある。 参考︓[AWS Black Belt Online Seminar] AWS CodeStar & AWS CodePipeline https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/webinar-bb-awscodestar_awscodepipeline-2020/
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rights reserved. AWSのサーバレスサービス – 運⽤の課題への解決策(1/2) AWS Fargate • コンテナ向け サーバレス実⾏環境 • ハードウェアばかりでなく、 インスタンスやOSの運⽤監視、 アップデートの操作が不要。 • きめ細やかに計算機資源を定義し て利⽤可能。 Subnet-1 AWS Cloud AZ-1 VPC AZ-2 Subnet-2 Fargate (実⾏環境) コンテナ コンテナ Applicatio Load Balancer イメージ の取得 Amazon Elastic Container Registry 参考︓ スタートアップのためのコンテナ⼊⾨ – AWS Fargate 編 https://aws.amazon.com/jp/blogs/startup/techblog-container-fargate-1/
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rights reserved. AWSのサーバレスサービス – 運⽤の課題への解決策(2/2) AWS Lambda • コードをデプロイし、リクエストやイベントを呼び出すだけで、実⾏可能。 • ハードウェアばかりでなく、インスタンスやOSの運⽤監視、アップデートの 操作が不要。 • 実⾏した計算機資源の分、課⾦。 モバイルアプリ部分 業務系 API VPC 参考︓ [AWS Black Belt Online Seminar] 形で考えるサーバーレス設計 サーバーレスユースケースパターン解説 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/webinar-bb-severless_usecase_pattern-2020/
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rights reserved. パフォーマンス改善の情報を得るためのツール(1/2) Amazon CloudWatch Container Insight • コンテナのパフォーマンスをモニタリング。 • 特に、Cloudwatchのデフォルト設定では⾒通しにくい、コンテナごとの負荷 を測定可能。 例︓ECS Service の場合 Task A Task B Task C CPU使⽤率: 25% CPU使⽤率: 99% CPU使⽤率: 25% • 主なメトリクス︓ • CPU使⽤率 • メモリ使⽤率 • N/W転送バイト数 • ストレージR/W • ECS Service内 実⾏Task数 ︓ EKS Cluster ECS Cluster メトリクス/ログ メトリクス/ログ 参考︓[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon CloudWatch Container Insights で始めるコンテナモニタリング⼊⾨ https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/webinar-bb-amazon-cloudwatch-container-insights-2019/
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rights reserved. パフォーマンス改善の情報を得るためのツール(2/2) RDS Performance Insight • データベースのパフォーマンスを モニタリング。 • 特に、処理に時間がかかっている SQLの検出、CPU負荷などを検出 可能。 • 問題のあるSQLを定量的に把握す ることで、ソフトウェアのパフォ ーマンス改善に役⽴てられる。 参考︓[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon Aurora MySQL Compatible Edition ユースケース毎のスケーリング⼿法 https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/webinar-bb-amazon-aurora-mysql-2020/
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rights reserved. AWS Amplify – モバイルアプリ開発プラットフォーム AWSのサービスを柔軟に取り込みながら、 ⾼速でWeb/モバイルアプリをリリースするための、 ITインフラ担当者不要の開発プラットフォーム。 Framework ライブラリやCLI、UIコンポーネントを含むOSSのク ライアントフレームワーク CLI AWSのビルディングブロックを簡単に利⽤すること ができるツールチェーン Developer Tools フロントエンドとバックエンドに対し、CI/CD、ホス トを容易に実現できるサービス群 参考︓[AWS Black Belt Online Seminar] AWS Amplify https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/webinar-bb-aws-amplify-2020/
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rights reserved. MVPの開発後: お客様がつかない… • (再掲: MVP開発後の状況)進めるか or ピボットかの項⽬ 技術の問題は出ていない 技術的な問題が出ている お客様がつかない お客様がつき始めた
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rights reserved. MVP開発後、お客様がつかない状況とのことですが… • 選択は3つです。 • 改修 (して、続⾏) • ピボット • 別のことで稼ぎつつ 続⾏ • サービスの改修で前に進めそうですか︖ • 事業は様々な要因で動きます。やるなら体⼒と相談の上で。 • 資⾦は問題ありませんか︖ • ⾝動きが取れるうちに、ピボットもまたひとつの選択です。 • 「時」の問題もあります。 • 現⾦を稼ぎつつ時が来るのを⾒定めるのもひとつの選択肢です(※1)。 ※1: https://logmi.jp/business/articles/60448
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rights reserved. 閑話休題 スタートアップでの思い出
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rights reserved. 皆さん、写真は撮られていますか︖ 奥平 和⾏, メルカリ 希代のスタートアップ、野⼼と焦りと挑戦の5年間, ⽇経BP, 2018 より引⽤ 節⽬に写真は撮られていますか︖ これは、単なる記念写真になるだけではな く、会社が成⻑したときに取材されること があり、そのときに「創業当時は…」の題 材で取り上げられるケースがあります。 ぜひ撮影してください︕ (私はメルペイのリリースの時にカメラマ ンをやっていた際、集合写真に⾃分が写っ ていないことに後で気づきました😅) https://mercan.mercari.com/articles/26940/
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rights reserved. MVPの開発後: サービスも開発も順調に進んでいる • (再掲: MVP開発後の状況)次の機能実装の⼀⼿を考える 技術の問題は出ていない 技術的な問題が出ている お客様がつかない お客様がつき始めた
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rights reserved. MVP開発後、順調ですばらしいですね👍 • 企画を強化する新しい技術を導⼊したい • 企画を検証する新しい技術を導⼊したい 開発 • 障害からの回復⼒を上げたい • 監視を強化したい 運⽤ • ⼈を増やしてもスケールする開発組織にしていきたい • ⼊った⼈がすぐに開発を始められる状況を作りたい 組織 • 未来に発⽣する問題の芽を摘むのか、より前進するのか、選択できます。
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rights reserved. 新企画を⽀えるAWSのサービス(1/2) 企画を強化するサービス Amazon Pinpoint • メール、SMS、Push通知を はじめとしたインバウンドマ ーケティングコミュニケーシ ョンサービス。 • 送信ばかりでなく、送信後の パフォーマンスを測定するツ ールも充実しています。 参考︓Amazon Pinpoint でユーザーを掴んで離すな 〜Amazon Digital User Engagement〜 https://pages.awscloud.com/rs/112-TZM-766/images/A3-01.pdf
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rights reserved. 新企画を⽀えるAWSのサービス(2/2) 企画を検証するサービス Amazon QuickSight • インタラクティブなダッシュボ ードを作成できるAnalyticsサ ービスです。 • 機械学習を活⽤した予測(ML Insight)をはじめとした分析も 可能です。 参考︓[AWS Black Belt Online Seminar] Amazon QuickSight アップデート https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/webinar-bb-amazon-quicksight-update-2020/
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rights reserved. 回復⼒をあげるMulti AZとAuto Scaling • 複数のAZ(Availability Zone)にインスタンスを構築することで、AZで障害が 発⽣しても別のAZにあるインスタンスでサービスを続⾏できます。 • Auto Scalingを定義することで、負荷に応じてインスタンスを増減でき、サ ービスのスケーラビリティを担保します。 VPC for Production Amazon EC2 Amazon Aurora (RDB) Application Load Balancer AZ 1 AZ 2 AZを2つに分け、可⽤性を担保。 利⽤者 (アプリ) Auto Scalingを定義して、⾼まる負 荷に対して柔軟に対応。 参考︓リージョンとアベイラビリティゾーン https://aws.amazon.com/jp/about-aws/global-infrastructure/regions_az/
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rights reserved. サービスの監視を⾏う Amazon CloudWatch CloudWatch • AWS 上で稼働するシステム監視 サービス • 状態監視 / 性能監視 / キャパシ ティ監視…etc CloudWatch Logs • ログ管理プラットフォームサービス • EC2 上の OS, APP のログ • AWS マネージドサービスのログ CloudWatch Logs Insights • ⾼速でインタラクティブなログ分析 CloudWatch Events • AWSリソースの状態監視サービス • AWSリソースに対するイベントを トリガーにアクションを実⾏する機 能
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rights reserved. AWS Budget による利⽤料⾦監視と通知 AWS Budget では予算計画を⽴てその消化状況をモニタリングし、閾値を超え た場合にはEメールやSNSに通知することができます。 また複数のアラートを設けて(予算の33%、67%、100%など)、早期に異常に 気づけるようにします。 参考︓予算の通知に関する Amazon SNS トピックの作成 https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/awsaccountbilling/latest/aboutv2/budgets-sns-policy.html サービス毎やアプリケーション毎(コスト配分タグ毎) アカウント毎など様々な単位で予算と実績を管理
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rights reserved. 新しい仲間を迎え⼊れるにあたってのキーワード • スケーラブルな組織へ • 標準化 • ⾃動化 • 統⼀化 • 開発環境 • 開発環境のパッケージング化 (コンテナ化など) • Why/Whatのドキュメント化 (Design Doc, Working Backwards) 参考1︓サービス企画〜リリースまでを AWS Amplify と Working Backwards をフル活⽤して爆速でやってみた https://aws.amazon.com/jp/builders-flash/202005/amplify-working-backwards/ 参考2︓Working Backwards (by Werner Vogels) https://www.allthingsdistributed.com/2006/11/working_backwards.html
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rights reserved. AWSが持つ⽀援プログラム
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rights reserved. サポートプランラインアップ ベーシック 開発者 ビジネス エンタープライズ フォーラム 課⾦ Q&A フォーラム 課⾦ Q&A 最短12時間 (平⽇ 9-18 時通算) 技術 Q&A - Web フォーム (メール) - 営業時間対応 (平⽇ 9-18 時) フォーラム 課⾦ Q&A 最短 1 時間 技術 Q&A - Web フォーム (メール) - 電話 - チャット - 24/365 対応 Trusted Advisor フォーラム 課⾦ Q&A 最短 15 分 技術 Q&A - Web フォーム (メール) - 電話 - チャット - 24/365 対応 Trusted Advisor TAM 最優先対応 開発環境 プロダクション環境 • すべての AWS サービスが対象 • 24 時間 365 ⽇ (ビジネスプラン以上) の⽇本語サポート • 電話、チャット、E メール • ⻑期のコミットメントは不要 • お問い合わせの回数は無制限 商⽤環境ではビジネスサ ポート以上を推奨します
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rights reserved. AWS Activate – スタートアップを⽀えるプログラム https://aws.amazon.com/jp/activate/
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rights reserved. ケーススタディ
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rights reserved. 株式会社スナックミー様 – AWS Pinpointを⽤いたCRM https://note.com/miyoshihayato/n/n4bf04ad0680b
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rights reserved. ユニファ株式会社様 ー Well-Architectedに沿った事例 https://aws.amazon.com/jp/blogs/startup/aws-startup-architecture-of-the-year-japan-2020-unifa-case-study/
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rights reserved. CUICIN株式会社様 – AWSサポートの活⽤ 「まるで社内にエンジニアが1⼈増えたかのような感覚」(為藤⽒) https://aws.amazon.com/jp/blogs/startup/cuicin-aws-case-study1/
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rights reserved. まとめ
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rights reserved. まとめ (今⽇お話しすること、の再掲) • 技術選定の軸は、私の観点では「機敏性(Agility)」と「回復⼒(Resiliency)」 が⼤切だと考えています。 • 現在のクラウドサービスには多くの「低コスト」で「素早く⽴ち上げる」た めの仕組みとサービスが存在しています。 それらを活⽤するのが、MVPを成功に導く第⼀歩です。 • AWSをはじめとした技術サポートを受けられるサービスを活⽤して、⾃分た ちの技術⼒に梃⼦を効かせることも、とても有効です。
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rights reserved. ありがとうございました アンケートにご協⼒ください