Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
書評: 単体テストの考え方/使い方
Search
mikan
August 26, 2023
Technology
0
210
書評: 単体テストの考え方/使い方
HACK.BAR 8/26の発表資料です
https://hackbar.connpass.com/event/290968/
mikan
August 26, 2023
Tweet
Share
More Decks by mikan
See All by mikan
Strong Skipping Mode によってrecompositionはどう変わったのか
mikanichinose
0
150
Modeling UiEvent
mikanichinose
0
32
UIの構成要素に関する考察
mikanichinose
0
36
再考: 監視可能オブジェクト
mikanichinose
0
50
マルチモジュール懐疑派だったかつての自分に送る マルチモジュールの効能
mikanichinose
0
190
ComposeでリストUIをDraggableにする方法
mikanichinose
0
1.1k
Composeのライフサイクル対応を支援するLifecycleEventEffectの紹介
mikanichinose
1
620
Composeでカスタムレイアウトを組むときの気持ち
mikanichinose
0
360
Other Decks in Technology
See All in Technology
プロダクト成長に対応するプラットフォーム戦略:Authleteによる共通認証基盤の移行事例 / Building an authentication platform using Authlete and AWS
kakehashi
1
150
端末が簡単にリモートから操作されるデモを通じて ソフトウェアサプライチェーン攻撃対策の重要性を理解しよう
kitaji0306
0
170
よくわからんサービスについての問い合わせが来たときの強い味方 Amazon Q について
kazzpapa3
0
220
バクラクにおける可観測性向上の取り組み
yuu26
3
410
visionOSでの空間表現実装とImmersive Video表示について / ai-immersive-visionos
cyberagentdevelopers
PRO
1
110
事業者間調整の行間を読む 調整の具体事例
sugiim
0
1.4k
生成AIと知識グラフの相互利用に基づく文書解析
koujikozaki
1
140
Forget efficiency – Become more productive without the stress
ufried
0
120
来年もre:Invent2024 に行きたいあなたへ - “集中”と“つながり”で楽しむ -
ny7760
0
470
CyberAgent 生成AI Deep Dive with Amazon Web Services / genai-aws
cyberagentdevelopers
PRO
1
480
一休.comレストランにおけるRustの活用
kymmt90
3
580
使えそうで使われないCloudHSM
maikamibayashi
0
170
Featured
See All Featured
Bash Introduction
62gerente
608
210k
Teambox: Starting and Learning
jrom
132
8.7k
Writing Fast Ruby
sferik
626
61k
Scaling GitHub
holman
458
140k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
692
190k
The Myth of the Modular Monolith - Day 2 Keynote - Rails World 2024
eileencodes
14
1.9k
Templates, Plugins, & Blocks: Oh My! Creating the theme that thinks of everything
marktimemedia
26
2.1k
Designing Experiences People Love
moore
138
23k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
19
3k
The Psychology of Web Performance [Beyond Tellerrand 2023]
tammyeverts
41
2.1k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
53
9k
Adopting Sorbet at Scale
ufuk
73
9k
Transcript
書評 : 単体テストの考え方 / 使い方 HACK.BAR 福岡 08/26 mikan( 一瀬喜弘)
自己紹介 object Mikan { val name = " 一瀬喜弘" val
company = "karabiner.tech" val hobby = listOf( " 漫画", " アニメ", " ゲーム", " 折り紙", "OSS 開発・コントリビュート", ) }
今日は この本の 紹介をします
まず始めに
エンジニア 全員 読んだほうがいい
None
t_wada さんもニッコリ 「この本を読めば私が言いそうなことが結構 載っている」 「失職の危機その1 」
この本を読むと以下のような疑問を解決してくれます " 単体" テストってどういう粒度なんだ? テストメソッドの命名ってなにが正しいんだ? " 良い" 単体テストを書くためには何を意識すればいいのか? モックとかスタブの使って良いとき/ 悪いときっていつだ?
前提認識 プロダクションコードもテストコードも全て 負債 書けば書くほど保守性は下がる = 次の開発はより時間がかかる確立が高くなる
テストの必要性
テストの必要性 開発を持続可能にする
持続可能とは?
持続不可能な状態 = 次の開発に 掛かるコストが無限大
None
無限大に発散しないようにする 戦略が 自動 テスト ` `
単体テストとは ?
単体と呼ばれる少量のコードを検証する 実行時間が短い 隔離された状態で実行可能
" 隔離された状態 " ?
" 単体 " ?
古典学派 vs ロンドン学派
古典学派
隔離 = 他のテストケースが影響 を与えないように隔離する 順番を変えても結果が同じ 依存はテストケース実行前に毎回作る
単体 = 振る舞い あるインプットを与えたときに期待したアウ トプットが出てくることを検証する 戻り値 or 状態 を検証
ロンドン学派
隔離 = テスト対象をそれ以外の 依存から隔離する 依存はすべてモックにする
単体 = クラス アウトプットが期待通りか 協力者オブジェクトのメソッドを決った回数 実行したか
この本は古典学派の立場を取っています → 理由は読んだら書いてあります
良いテストコードは 4 つの性質を持っている リファクタリング耐性 リグレッションに対する保護 迅速なフィードバック 保守性 → どのようなバランスで持つべきなのかが解説してある
最後に
全員読みましょう