Oracle AI Jam Session #38 『モデル + ハーネス』で読み解く AIエージェント入門 の登壇資料。
「ChatGPT に何か頼むと、まるで友達のように会話を覚えていて、調べものをして、答えてくれる。あれはどういう仕組みなの?」——本セッションは、AIエージェントをこれから触るエンジニアのための入門編です。
出発点はシンプルな事実です。LLM はステートレスで、記憶も状態も持ちません。「考える」「ツールを使う」「会話を覚える」「自分で終わりを判断する」——エージェントらしさはすべて、モデルを取り巻く設計(ハーネス)が生み出しています。この エージェント = モデル + ハーネス という視点を軸に、Function Calling、エージェントループ、メモリ、そして エージェントのデザイン・パターン(Tool Use/Reflection/Planning/RAG/Multi-Agent/MCP など)を整理します。 また、メモリのアーキテクチャの例として Unified Memory Core を、その実装例として Oracle AI Agent Memory や JSON Duality についてもご紹介いたします。
後半は、実際に開発したマルチモーダル RAG エージェントを題材に、設計判断・評価のしかた・つまずきと対処といった「現場の学び」を共有し、ライブデモで動きを体感していただきます。「分かった」で終わらず「作れそう」と思っていただくことがゴールです。