「毎週ふりかえりやってるんだけど、チームが本当に良くなってるのか分からないんだけど…」
「ふりかえりはずっと継続してるけど、この頃は改善に繋がる活動になっている気がしなくて…」
こんな風に感じている方向けのセッションになります。
言いたいこと
AIと一緒に自分たちのビジネスに合わせた改善の軸を作ろう
ふりかえりは「感想戦」で終わらせず、改善の軸に基づいた事実ベースで採点しよう
AIを"独立採点者"にして、自己採点とのズレを認知し、対話の起点にしよう
課題感
私たちは株式対価でスタートアップの新規プロダクトを開発する事業を行っています。チームで開発を行っているため、良いチームになっていることも重要ですし、その上でスタートアップと共に成功することが非常に重要です。成功しないと1円もお金が入らないからです。
スタートアップの成功とは何か?この答えは複数の視点があると思います。ユーザーに価値を届けること、儲けること、社会の常識をアップデートすること…
それらはもちろんありますが、最終的にはエグジット(IPOやM&Aなど)を目指しているスタートアップが多く、私たちの事業観点でもエグジットのタイミングで株を売却することで初めて利益が出ます。
ただし、エグジットは数年先の結果です。そのため我々の活動がエグジットという成功に近づいているのかを高頻度で評価することが難しいという側面があります。スタートアップと我々の成功に向けて、我々の活動を改善していきたいけど何を基準にアップデートしたら良いか分からない。そもそも我々は今うまくやれているのか評価することも難しい。という課題を持っていました。
やったこと
相談し放題の頼りになる相棒AIと相談しながら「エグジットに向けた価値創造6原則」を定め、その6原則に沿った活動ができているかを判断するための採点基準(ルーブリック)を定めました。基準を決めただけでは前に進まないため、毎週のふりかえりとは別に毎月のふりかえりとして「価値創造6原則ふりかえり」を実施することにしました。
その上で、半期のチーム目標・KPIとして「価値創造6原則ふりかえりの点数:80点以上」を設定し、そこに向けて改善を繰り返しています。
やったことの補足
エグジットに向けた価値創造6原則(キーワード):ゴール/情報/関係性/体制/技術/効率・工数
採点基準:6原則毎に6つの基準を設定
工夫:人によるふりかえり&採点と、AIによるふりかえり&採点を独立させ、評価や改善の視点を増やす
ふりかえりのこの流れ
事実を書き出す
メンバー視点で対話
自己採点 ‖ AI採点(独立・並行)
両者を突き合わせて統合
改善アクション決定
で、結果はというと…30点!
ポイントとなる考え方
AIは正解を出す審判ではなく、「もう一人の視点」として使う
自己採点とAI採点のズレこそが、チームの対話のネタであり、視点を増やす学習のチャンス
評価軸自体のアップデートも合わせて行うことでメンバーの方向性も合っていく
本セッションでは、ルーブリックの作り方、AI採点プロンプトの設計、3ヶ月回して見えた良かった点・困った点を、実際の点数と一緒に赤裸々にお話しします。
「ふりかえりがマンネリ化してるかも…」と感じている方が、次の一歩を見つけるきっかけになると嬉しいです!