洪⽔・⼟砂災害リスク地域 →低リスクの都市で宅地開発・転⼊増。住⺠が防災⾯を重視。 4 既往研究 浅野純⼀郎,上⽥政道 (2016). 津波危険区域の市街化調整区域における開発許可制度運⽤と課題に関する研究. 都市計画論⽂集, 51(3):944–951. 坂本淳,佐伯進志 (2021). 地⽅⼩都市における洪⽔・⼟砂災害リス クと宅地開発・居住地選択・転出⼊⼈⼝の関係の変化分析. 都市計画論⽂集, 56(3):929–935. 坂本 淳, 津波リスクの⾒直しを受けた居住誘導の課題―⾼知市を対象としたケーススタディ―, ⼟⽊学会論⽂集F6(安全問題), 2019, 75 巻, 2 号, p. I_119-I_125 ⾼⽊朗義,森杉壽芳,上⽥孝⾏,⻄川幸雄,佐藤尚 (1996). ⽴地均衡モデルを⽤いた治⽔投資の便益評価⼿法に関する研究. ⼟⽊計画学研究・論⽂集, 13:339–348. Bier, V. M., Zhou, Y., and Du, H. (2020). Game-theoreKc modeling of pre-disaster relocaKon. The Engineering Economist, 65(2):89–113. Gorji, M.A., Hadavi, N., and Nahavandi, N. (2023). Improving urban resilience against climate change through government tax policies to housing companies: A game-theoreKc approach. Urban Climate, 49:101565. 坂本(2019)より、⾼台の宅地分譲 数理モデルによる災害リスク下の⽴地分析 • ⾼⽊ら(1996) ⽴地均衡モデルに災害リスク項を導⼊→治⽔投資の便益を評価 × 多主体の⽴地⾏動の相互作⽤の理論的分析と,メカニズムの理解 ⼟地の需要と供給の静学均衡 → ×⽴地主体が、⾃他の⾏動を予測して⽴地を決定する,動学的意思決定 • 気候変動による居住地事前移転のゲーム分析 Bier et al.(2020), Gorji et al.(2023) 政府と住宅購⼊者・政府と建設会社のゲーム → 移転補助、税制優遇の効果を確認 × ⽴地⾏動の動学的なモデル化、住宅購⼊者と開発者の相互作⽤の考慮