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日本列島の移動速度に関する考察
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stonriver
July 09, 2018
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日本列島の移動速度に関する考察
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stonriver
July 09, 2018
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Transcript
日本列島の移動速度に関する考察 未曾有の大災害から考える 石川 陸
0.はじめに
この内容はフィクションです。 実在の世界、団体、情報工学とは関係ありま せんが、現実の物理学とは関係があります。
1.きっかけ
7/6の話 OSC(1日目)から帰宅した僕は、テレビを付 けて日本中が大雨に見舞われていることを 知りました。
7/6の話 なんだか大変そうです。
7/6の話 燦々たる災害映像が放送される中、僕はあ ることを思いました。
7/6の話 「特別警報ってなんかやばい定義な かったっけ?」
7/6の話 調べてみると、案の定物々しい定義が。
7/6の話 どうやら、特別警報は”数十年に一度”という のが重要なようです。
あれ?
数十年に一度?
7/6の話 「なんか結構な頻度で見るけど?」と僕は思 いました。
7/6の話 でも、気象庁は数十年に一度と言いますし、 きっとそれで正しいのでしょう。 逆に考えると、特別警報が発令される間隔が 正しい数十年間だということになります。
7/6の話 定義は正しいはずなので、定義に当てはまる ように僕は現実に起きている現象を考察して みました。
2.現実に起きていることへの考察
仮定 まず、気象庁の言う数十年に一度は絶対に 正しいとします。 つまり、気象庁の目線から見て、 現実時間(y)=特別警報発令回数*数十年(Δt) は常に正しいものと考えます。
仮定 詳しい考察に入るため、私は特別警報の発 令履歴を調査しました。
仮定 ちょっとググると、すぐにこんな情報がヒットし ます。
仮定 これは各特別警報の累計発令回数です。 なお、特別警報の施行は2013年です。
なるほど。
仮定 一瞬、流石にこれは時空歪みすぎなんじゃな いかと思いましたが、このデータは全国の全 地方における累計発令回数なので、一度の 災害でその影響範囲分の発令回数がカウン トされてしまいます。
仮定 仕方ないので、2013年移行の全国の警報・ 注意報統計から、”1度の災害”と認識される 災害の内、特別警報が発令された回数をカ ウントするスクリプトを作成しました。
仮定 判定方法としては、 ・同日に複数地点で発令された場合は1とカウント ・特別警報同士が1日以上離れていなければ1とカウント として抽出を行いました。
仮定 結果、以下のような値が得られました。 警報名 累計回数 大雨特別警報 7回 暴風特別警報 2回 波浪特別警報 2回
高潮特別警報 2回 累計13回
仮定 それでは、前述のy=Δtの各変数の値を求め ていきます。
仮定 まず、実際に我々の間隔で経過した時間とし て、初めて特別警報が発令された 2013-09-16から現在(2018-07-06)までの差 分を利用します。 (2018/07/06)-(2013/09/16) = 1,755日(4.8年)
仮定 次に、特別警報の発令回数から算出できる経過期 間を求めます。ここでは、気象庁が特別警報発令の 基準としている”50年に1度以上の大雨”に則って考 えます。 13*50[年] = 650[年] (237,250[日])
仮定 以上より、以下の式が求められます。 y = Δt 1,755[day] = 237,250[day]
なるほど。
仮定 残念ながら、この式は成り立ちません。 一体どこで計算を間違えたのでしょうか。 可能性が有るとすれば、y = Δt の式が単なる2変数 の等式ではなく、ΔtをΔt に何らかの演算を加えたΔt´ とした場合成り立つ等式であるということです。
仮定 熟考の結果、僕はこの式が成り立つ科学的に正しい 考察に至りました。
3.日本列島は地球上に存在しない
相対性理論のはなし かの有名なアインシュタインが提唱した代 表的な理論の一つに、相対性理論がありま す。相対性理論には、特殊相対性理論と、 それを一般化した一般相対性理論が存在し ます。
相対性理論のはなし 相対性理論では、時空は静的なものではなく、伸びたり縮んだ りする動的なものであるとされています。例えば、空間は質量 で歪み、その結果生み出されるのが重力であったり、重力の強 弱によって時間の進み方が異なったりなど、時空は全宇宙で絶 対的に存在するのではなく、あくまでもある点からある点を観察 したときに見える相対的なものであると定義されています。
相対性理論のはなし そして、この理論の上では、物体に流れる“時間”というものは、それ自身の移 動速度に伴って遅れていくとされています。 ざっくりとした例を挙げると、 1. A君が座っている 2. B君が時速1,000,000,000km(10億)で走っている 場合において、B君に流れる時間のほうが遅く流れるということです。
相対性理論のはなし この直感的には不思議な現象は、相対性理論にお いて光速が絶対速度であること、つまり光速度は(真 空下において)絶対的に不変であるという原理から 導かれるもので、実験でも証明されています。が、今 回の本題はここではないので興味のある方はググっ てみてください。 ポイントは、光は絶対速度であり、普段認識する速度は相対速度であるところ。 だけど量子力学ではまたちょっとち
相対性理論のはなし そして、その時間の遅れは以下の式で計算 可能であることが知られています。
相対性理論のはなし 先に例として挙げたA君とB君の場合で考えると、
相対性理論のはなし より、座っていたA君と比べて、Bくんの時間は 約0.38倍で経過するということがわかります。 B君がA君からみて1年間等速直線運動をした場合、移動していた B君にとっては4ヶ月程度しか経過していないことになります。
これを踏まえて
4.日本列島の移動速度
日本列島の移動速度 先の特別警報にまつわる不一致は、日本 列島は超高速で移動していることで説明が できると考えられます。
日本列島の移動速度 まず、日本列島をどれくらいの速度で等速 運動させれば先の不一致を修正できるか計 算してみました。
日本列島の移動速度 1,755[day] = 237,250[day] より、地球上と比較して日本列島の時間遅 延は、約0.007397倍です。 これを先の式に当てはめ、vについて解く と、
日本列島の移動速度
日本列島の移動速度 日本列島は 2億9868万1617.56[m/s] 移動していることがわかりました!! 時速換算で 1 075 253 823[km/h] です。
日本列島の移動速度 これはなんと、光速の 約99.63% です!!
日本列島の移動速度 これで特別警報の不一致を説明 することができましたが、まだこの 理論には穴があります。
日本列島の移動速度 相対性理論において、今回考えた時間の遅 れを発生させるためには、特別警報を発令 している気象庁は、日本列島と別の場所に ある必要があります。
日本列島の移動速度 なぜなら、観測する気象庁の速度を0とした とき、気象庁に対する日本列島の相対速度 が約3億[m/s]でなければならないからで す。 しかしこれも解決に成功しました。
5.日本列島は地球上に存在しない
日本列島の移動速度 今回考える速度系に於いて、地 球上を0[m/s]とします。そして、 気象庁は地球上にあるものとし ます。
日本列島の移動速度 そして、日本列島は地球外で超 高速の等速円運動しているもの とします。
日本列島は地球上に存在しない しかし日本列島は一応地図にありますの で、もし宇宙空間に存在するとすれば、地 図に描かれた日本列島は投影された像で あり、その直上に日本列島は浮遊している と考えられます。
日本列島は地球上に存在しない この場合、日本列島は超高速で 移動していますが、常に地図上 の日本の直上に観測されなけれ ばなりません。
日本列島は地球上に存在しない これらの条件を成り立たせるた めの値を、算出してみました。
日本列島は地球上に存在しない を使って、約3億[m/s]で24時間等速円 運動したとき、丁度地球を一周する地球か らの距離を求めます。すると、
日本列島は地球上に存在しない 日本列島は地球から 4107167065[km] (約41億km) 離れた位置で等速円運動してい ることがわかりました。
日本列島は地球上に存在しない この距離はだいたい太陽から海王星までく らいです。 この規模になると普通は 27.45[au] と言います。
6.結論
結論 日本列島は、はるか太陽系の外惑星系付 近に位置し、光速の99.63%で地球という惑 星の周囲を等速円運動している天体であ る。 (自立した星間飛行相当の動力を確保して いるものと思われる)
おわり