Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
リモート時代のグローバルPython/Ploneコミュニティの変化と最新Plone6の動向
Search
Manabu TERADA
October 23, 2021
Technology
0
260
リモート時代のグローバルPython/Ploneコミュニティの変化と最新Plone6の動向
OSC Fall 2021 Plone研究会の発表
Manabu TERADA
October 23, 2021
Tweet
Share
More Decks by Manabu TERADA
See All by Manabu TERADA
Python Web UIフレームワークのススメ
terapyon
0
670
LLMを用いたPloneベクター検索 アドオンの開発の説明
terapyon
0
62
PyCon APACの軌跡
terapyon
0
1.5k
Pythonエンジニアになるためのテクニカルハイライトと学習方法
terapyon
0
79
Multi lingual Vector search using LLM
terapyon
1
73
メモリプロファイラMemrayのススメ
terapyon
3
950
PoC for LLM search on Plone
terapyon
1
85
LLMを用いたPloneベクター検索 アドオンの開発状況の紹介
terapyon
0
94
オープンセミナー香川 Pythonの現状・データ分析・LLM
terapyon
0
550
Other Decks in Technology
See All in Technology
実践的なバグバウンティ入門
scgajge12
4
2.1k
#Zenoh 完全に理解した 〜組込み純情篇〜
takasehideki
1
450
自社開発した大規模言語モデルをどうプロダクションに乗せて運用していくか〜インフラ編〜
pfn
PRO
4
660
Azure Cosmos DB での時系列ログの運用と改善
sansantech
PRO
0
190
SHIFTの課題と目指したい組織像 / 20240827 Rinto Ikenoue
shift_evolve
0
140
エンジニアリングマネージャーが紐解く、事業視点から組織文化まで、包括的アプローチの探求 / READYFOR
9ma3r
13
2.2k
開発者体験を意識した開発チームの生産性向上の取り組み
ham0215
3
650
FastConnect の冗長性
ocise
0
7.1k
目標設定と習慣化で今よりも一歩生産性を上げる
sansantech
PRO
7
2.3k
Namespace, Now and Then
tagomoris
0
170
Binary Authorizationと友達になろう / Let's be friends with Binary Authorization
iselegant
2
130
プロデザ! BY リクルートvol.22_様々なプロダクト経験の中で活きたPdMのスキル
recruitengineers
PRO
3
170
Featured
See All Featured
Sharpening the Axe: The Primacy of Toolmaking
bcantrill
33
1.7k
Navigating Team Friction
lara
183
13k
How to Ace a Technical Interview
jacobian
275
23k
Building Adaptive Systems
keathley
36
2.1k
Speed Design
sergeychernyshev
18
400
KATA
mclloyd
27
13k
From Idea to $5000 a Month in 5 Months
shpigford
378
46k
Making the Leap to Tech Lead
cromwellryan
128
8.8k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
135
6.5k
Thoughts on Productivity
jonyablonski
65
4.2k
Mobile First: as difficult as doing things right
swwweet
220
8.8k
Faster Mobile Websites
deanohume
304
30k
Transcript
CC BY 4.0 リモート時代のグローバル Python/Ploneコミュニティの変化と最 新Plone6の動向 Plone Users Group Japan
寺田 学 「オープンソースカンファレンス2021Fall 」 2021年10月23日
CC BY 4.0 セッション中の諸注意 • スライドは公開済み • 写真撮影可能、録音・録画可能 • 質問
◦ Sli.do (https://bit.ly/OSC2021Spring_slidoD) ◦ またはZoomコメントで • Twitterなどでのつぶやき 歓迎
CC BY 4.0 自己紹介 寺田 学 (Manabu TERADA) • Pythonエンジニア
• Podcast 「terapyon channel」(https://podcast.terapyon.net) • 主な関連書籍(共著・監修・監訳) ◦ 機械学習図鑑(翔泳社 : 2019年4月) ◦ Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書(翔泳社 :2018年9月) ◦ スラスラわかるPython(翔泳社:2017年8月) ◦ Pythonハッカーガイドブック(マイナビ : 2020年5月)【最後にプレゼントあります】
CC BY 4.0 本日のトークと関連組織 Plone Users Group Japan として、トークします。 •
一般社団法人PyCon JP Association代表理事 • 株式会社 CMSコミュニケーションズ 代表取締役 • 一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会顧問理事 • Plone Foundation Ambassador • PSF Fellow member 2019Q3 & Contributing member
CC BY 4.0 Plone Foundation Plone Foundationは、グローバルに導入されているCMSフレームワーク「Plone」の普及・ 開発を支援することを目的に2004年に設立された非営利組織です。主な活動内容は、 Ploneソフトウェアの知財管理と、カンファレンスや開発スプリントの開催を通じたコミュニ ティへの支援です。
• Plone ・・CMSツール • Guillotina ・・次世代ヘッドレス非同期サーバフレームワーク • Pyramid ・・汎用Webフレームワーク • Zope ・・Webアプリケーション基盤 • Volto ・・SPAツールキット
CC BY 4.0 本日のトーク内容 「コミュニティ活動について」 「最新Plone動向について」 ことについて説明します。
CC BY 4.0 コミュニティ活動について グローバルPythonコミュニティの動向と変化 グローバルPloneコミュニティの動向と変化 日本における活動
CC BY 4.0 紹介するコミュニティ • US PyCon • PyCon APAC
• Plone Conference • PyCon JP • Plone研究会 • Python mini hack a thon
CC BY 4.0 US PyConは、北米のPythonイベント https://us.pycon.org/2022/ 年に1回の世界最大級のPythonイベント Python開発者が多く集まるイベント Sprintで開発を促進する役割もあった US
PyConとは
CC BY 4.0 US PyCon 2019の様子
CC BY 4.0 US PyConの変化 2019までは 3000人規模 の現地開催イベント 2020は Zoomオンラインイベント
2021は 専用システムオンラインイベント 2022は 現地開催?イベント
CC BY 4.0 PyCon APACは、アジア地域のPythonイベント https://th.pycon.org/ 年に1回のアジアのどこかで開催 2021年はタイ・バンコクで開催 2013年に日本・東京で開催した PyCon
APACとは
CC BY 4.0 PyCon APACの変化 2019までは SG ・JP・TW・KR・MY・PH でイベント 2020はMY・
YouTubeオンラインイベント 2021はTH・ オンラインと部分的に現地?イベント
CC BY 4.0 PloneConfは、Ploneの国際イベント https://2021.ploneconf.org/ 年に1回のPlone Foundation主催のPloneイベント PloneやZopeなどの話題を扱うイベント 世界中から一同に集まるので、ディスカッションやさまざまな決定・ 開発が行われていた
Plone Conferenceとは
CC BY 4.0 PloneConf 2019会場入り口の様子
CC BY 4.0 PloneConfの変化 2019までは 300人規模 の現地開催イベント 2020は 専用ツールでオンラインイベント 2021も
専用ツールでオンラインイベント
CC BY 4.0 PyCon JPは、国内Pythonイベント https://2021.pycon.jp/ 年に1回の日本最大級のPythonイベント 国際色豊かにさまざまなPythonの話題を扱うお祭り PyCon JPとは
CC BY 4.0 PyCon JPの変化 2019までは 1000人規模 の現地開催イベント 2020は Zoomオンラインイベント
2021は Zoomオンラインと部分的に現地イベント
CC BY 4.0 PyCon JP 2021現地開催の様子
CC BY 4.0 PyCon JP TV
CC BY 4.0 Plone研究会は、Ploneに関する情報交換 https://plonejp.connpass.com/ 月に1回のPlone全般情報交換や翻訳などを行う 20年近くの歴史がある Plone研究会とは
CC BY 4.0 Plone研究会の変化 2020年3月までは 都内の会議室 で現地開催イベント 2020年4月以降は Zoomオンラインイベント 2022年には
現地イベントを復活させたい
CC BY 4.0 pyhackは、Pythonなどを自由に開発等 https://pyhack.connpass.com/ 月に1回のもくもく会 Python関連だけでなく自由に参加可能 Python mini hack
a thonとは
CC BY 4.0 pyhackの変化 2020年3月までは 都内の会議室 で現地開催イベント 2020年4月以降は Zoomオンラインイベント 2022年には
現地イベントを復活させたい
CC BY 4.0 CM
CC BY 4.0 Plone 6のCMを作った
CC BY 4.0 最新Plone動向について Ploneの現状 Plone 6のコンセプト説明 Voltoの現状Voltoの事例紹介(国内外)
CC BY 4.0 Ploneの現状
CC BY 4.0 Plone(プローン)は、約20年の歴史 オープンソースCMS エンタープライズ対応の高度な機能を備えており、多くの人と組織が 関わるウェブサイトの管理に力を発揮します。 規模に関わらず、社内情報の共有・蓄積も得意分野です。 Ploneとは
CC BY 4.0 Ploneのスナップショット
CC BY 4.0 Ploneが提供する主な機能 • エンタープライズ環境との統合 • 柔軟なワークフロー・強固なセキュリティ • すぐれた拡張性
• 高いスケーラビリティ • 多言語対応 • アクセシビリティ対応 • 認証とシングルサインオン
CC BY 4.0 Ploneが提供する主な機能詳細 詳細 を知りたい方は OSC2019 東京秋 老舗CMS PloneとReactの融合
https://speakerdeck.com/terapyon/lao-pu-cms-plonetoreactfalserong-he?slide=17
CC BY 4.0 Ploneの最新バージョン Plone 5.2.6 2021年10月リリース https://plone.org/download/releases/5.2.6
CC BY 4.0 Plone 5.2 のリリース • Plone 5.2 は2019年11月
• Python 3対応 • UI/機能は既存を踏襲
CC BY 4.0 Plone 5.0 のリリース • Plone 5.0 は2015年9月
• 現在のUIを採用 • 内部も大きく変化した
CC BY 4.0 Plone 5.0 の過去資料 詳細 を知りたい方は OSC2015 東京秋
Plone 5 & アクセシビリティ https://www.slideshare.net/terapyon/plone-5-at-osc-2015-tokyo-fall
CC BY 4.0 Plone 6のコンセプト
CC BY 4.0 Plone 6 • 次期メジャーバージョンアップ • リリース時期は未定だが、アルファバージョンが出た •
2つのUI
CC BY 4.0 Plone 6にはUIが2つ Volto: a new ReactJS-based frontend
The “core” Barceloneta-based frontend https://plone.org/roadmap/plone-6-roadmap.pdf
CC BY 4.0 Plone 6 core • クラシックとも呼ばれている • 既存のUIをベース
• いままで通りの使い方を想定
CC BY 4.0 Plone 6 Volto • 現在別パッケージととして提供されているVolto • ReactベースのSPAツールキット
• Ploneの新UIとして採用が決まった • 大きな変化がある
CC BY 4.0 SPAツールキットVoltoとは ─ 1 • Plone専用のフロントエンドアプリとして開発がスタート • 当初は、plone.reactと言われていた
• ReactベースのCMS用のフロントエンド実装 • MITライセンス • Ploneやguillotina CMSに対応しているSPAを作る為のもの
CC BY 4.0 SPAツールキットVoltoとは ─ 2 • 編集画面等のCMS管理もすべてVoltoで行う想定 • Blockでページを構成する
• Semantic UI ベース https://semantic-ui.com/ • カスタマイズを行うことで見た目や機能拡張が可能な仕組みを 提供
CC BY 4.0 Volto編集画面
CC BY 4.0 Volto表示画面
CC BY 4.0 SPAツールキットの良さ • Webページが、アプリ化 • 編集画面の変容 ◦ TinyMCEなどのWYSIWYGで書いて良いの?
◦ WordPressやMediumなどの編集画面 • Webサイトは、スマホやタブレットからの閲覧がますます多くな り、スマホアプリとの差を減らす
CC BY 4.0 Plone 6 を一言で Plone 6は SPA CMS
Volto (Reactベース) と Ploneを完全融合
CC BY 4.0 Voltoの現状
CC BY 4.0 Voltoの最新バージョン Volto 13.15.1 2021年9月リリース https://github.com/plone/volto/releases
CC BY 4.0 Volto のリリース • 積極的にバージョンアップ・機能アップを実装中 • 数ヶ月でメジャーバージョンアップしている •
ヨーロッパ中心で開発が進んでいる
CC BY 4.0 Volto / SPA なぜ SPA と思った方は OSCオンライン2020
東京春 SPA CMSツールVolto for Ploneの紹介とPWAへの展望 https://speakerdeck.com/terapyon/spa-cmsturuvolto-for-plonefalseshao-jie-topwahefalsezhan-wang
CC BY 4.0 Volto のリリース • 積極的にバージョンアップ・機能アップを実装中 • 毎月のようにメジャーバージョンアップしている •
ヨーロッパ中心で開発が進んでいる
CC BY 4.0 Voltoの事例紹介
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0
CC BY 4.0 Volto事例一覧 事例がドキュメント内にある https://github.com/plone/volto#demo
CC BY 4.0 ご清聴 ありがとうございました。
CC BY 4.0 Q&A