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FinOps_Demo

 FinOps_Demo

次のオンラインイベントの投影資料です。

<イベント名>
FinOps / GreenITについて学んでみた_デモ編

<イベントURL>
https://ibm-developer.connpass.com/event/347910/

<概要>
最近 FinOps というキーワードが日本でも少しづつトレンドになっています。 しかし、その概念についてはやや抽象的でどこから始めればいいか分からない方も多いのではないでしょうか。 そこで本勉強会では FinOps について解説編、デモ編の 2 回に分け、今回は座学を中心に GreenIT の紹介から FinOps の位置づけ、FinOps フレームワークの紹介や取り組む際のポイント、代表的な製品の紹介を通じて、FinOps を取り巻くトレンド感を解説します。

初めての方でも安心して参加できますので、GreenIT および FinOps に興味がある方、ぜひご参加ください。

今回は代表的な次の3つのFinOpsの技術(OSSや市場製品)をデモンストレーション形式でご紹介し、FinOpsの実践を体感してもらえるような会にしたいと考えています。

OpenCost
IBM Turbonomic
Apptio Cloudability

Takahiro Esaki

April 03, 2025
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Transcript

  1. スナップショット 録画 資料公開 SNS拡散 ◯ × 後日公開します ◯ ◯ #IBMTechXchange

    #Dojo #FinOps FinOps/GreenITについて学んでみた Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  2. 18:00-18:05 オープニング 18:05-18:10 前回のふりかえり (FinOps/GreenIT概要) 18:10-18:55 デモストレーション • Apptio Cloudability

    • IBM Turbonomic • OpenCost 18:55-19:00 QA・クロージング 本日のアジェンダ Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  3. 当イベントは日本IBMおよび日鉄ソリューションズの有志エンジニアによって企画された勉強会です。 クラウドネイティブやマイクロサービスなどのテーマを中心に、今後も色々な勉強会・イベントを開催する予定です。 本勉強会の内容は、エンジニア個人の見解であり、所属する企業の公式見解ではありません。 セッション中はマイクミュートでの参加にご協力お願いします。 本イベントは録画してアーカイブ公開する予定ですので、その点ご了承ください。 本発表で利用している製品の名称およびロゴは下記の個人、組織または企業の商標となります。 IBM、Apptio®、Turbonomic® は、 世界の多くの国で登録されたInternational Business

    Machines Corporationの商標です。 他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リス トについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。 Amazon Web Services、AWSは、Amazon.com, Inc.またはその関係会社の商標です。 Azureは、マイクロソフト グループの企業の商標です。 “Google Cloud” は、Google LLCの商標です。 Kubernetes, OpenCost, Prometheus は The Linux Foundationの登録商標です。 Grafana Labs MarksはGrafana Labsの商標であり、Grafana Labsの許可を得て使用されています。当社は、Grafana Labsまたはその関連会社と提携、承認、または後援していません。 NS(ロゴ)、NSSOL、NS Solutionsは、日鉄ソリューションズ株式会社の登録商標です。 その他本⽂記載の会社名及び製品名は、それぞれ各社の商標⼜は登録商標です。 はじめに Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  4. 目的 • GreenIT/FinOpsの概念を学ぶ • 今回はFinOpsの代表的なツールとして次の3つをデモでご紹介 ✓Apptio Cloudability ✓IBM Turbonomic ✓OpenCost

    ゴール • GreenIT/FinOps の勘所、技術トレンドを理解いただく このセッションについて Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  5. 喜多 司(きた つかさ) [email protected] <所属> 日鉄ソリューションズ システム研究開発センター <経歴> 2019年に日鉄ソリューションズに入社。 Azureのクラウドネイティブ案件に参画し、アーキテクト・DevOps・SRE等を経験。

    <趣味など> (フレッシュで酸のある)日本酒が好き (長崎県のスーパーで売られている、甘い)ごま豆腐が好き (マルチプレイで仲間とドキドキを共有できる)FPSが好き 自己紹介 Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  6. 江﨑 崇浩 (えさきたかひろ) <所属> 日本IBM テクノロジー事業本部 カスタマー・サクセス・マネージャー (CSM) <経歴> ビジネス/ITコンサルタント:BPR、SCM改革、システム刷新

    新規事業開発:コンサル社内やJVによる新規事業案件にてアジャイル開発 CSM:日本IBMに参画してAI・クラウドソリューションの活用促進やコミュニティ活動 (2021-) <趣味など> 筋トレ:年内目標はベンチプレス100kg お酒:ウィスキー、ブランデー、ジン、ビール…何でも 自己紹介 Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  7. FinOpsとは? 引用元: https://www.finops.org/introduct ion/what-is-finops/ (閲覧日 2025/3/18) Copyright ©2025 NS Solutions

    Corporation, IBM Corporation. (FinOpsとは何か?意訳すると・・・) • FinOpsは次の運用フレームワークおよび⽂化的な実践 • クラウドとテクノロジーのビジネス価値を最大限に引き出す • タイムリーなデータ・ドリブンの意思決定を可能にする • エンジニアリング/財務/ビジネスチーム間のコラボレーションを 通じて財務上の説明責任を確立する (なぜFinOpsをするのか?) • クラウド支出の加速に対応するため • DXの加速とともに、企業のクラウド利用も加速 • クラウドコストの変動性を加味した予算管理の必要性 • クラウドを適切に利用するため • クラウドがもたらすビジネス価値を経営陣に説明可能にする • 無駄な支出を削減し最適な投資を行うため
  8. • グリーンITとは、ITを用いて社会や企業の環境負荷低減につなげる技術のことをいい、 • 「情報システムそのものの環境負荷低減」と「情報システムによる環境負荷低減」の二つの側面がある GreenITとは Green by IT ITを駆使したグリーン化 Green

    of IT IT環境自体のグリーン化 ハードウェア 省電力化 無駄なリソース 削除・停止・最適化 電力消費量・ CO2排出量可視化 スマートビルディング 輸送経路最適化 AI Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  9. Scope 3 企業の活動によって間接的に排出された温室効果ガス サプライチェーン ~ 販売後の活動 Scope 1 企業が直接出している温室効果ガス 自社の活動を見直すことで排出量を直接減らすことが可能

    Scope 2 企業のエネルギー使用によって、間接的に排出している温室効果ガス 電力会社から購入した電気、他社から購入した熱 40% オンプレミスのデータセンターは 通常、20〜40%の使用率です 2 30% クラウドユーザーは通常、 30〜50% オーバープロビジョニン グ(過剰利用)しています。 2 1 Barclays Equity Research, Green Data Centers: Beyond Net Zero, 7 September 2021 2 Anecdotally what’s been seen among new Turbonomic customers and prospects. 70% 電力はデータセンターの総運用 コストの70%を占めています 1 1 5 カーボンニュートラルのスコープ1.2.3 → 自社データセンター →データセンサーで利用する電力による間接排出量 →クラウドサービスの利用 Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  10. Apptio Cloudability • IBMの提供する、FinOpsの先駆者的なIT財務管理ソフトウェア (2023年に買収) Copyright ©2025 NS Solutions Corporation,

    IBM Corporation. ▪ クラウドコストのきめ細かな配賦 ▪ 自動コスト割り当てエンジン ▪ 最新のデータと完全保持 クラウドの支出を予測 し、コストの説明責任 を高める データの取り込みと正 規化 コミットメントとカスタム 価格設定の計画、管理 クラウドとアプリケーショ ンの合理化のための設計 クラウド請求書 API および統合 Inform Operate コスト最適化のための ベスト・プラクティス の自動化 クラウド使用状況データ ▪ 統合マルチクラウド ▪ 統合コミットメント計画と自動化 ▪ インテリジェントな異常値検出 ▪ コンテナーのコスト管理と最適化 Optimize レポート作成、異常管理、 および分析 アプリケーションと利 用者へのクラウド・コ ストの割り当て ワークロードの適切なサイ ジング、ストレージの最適 化 クラウドの持続可能性 予測 計画および予算編成 ユニットエコノミクス: クラウド支出をビジネ ス価値に結び付ける KPI の追跡およびベンチ マーク …etc …etc …etc 各種APM、インシデント管理ツール AWS、Azure、Google Cloud Amazon CloudWatch、 Microsoft Cost Management、 Google Cloudオペレーションスイート
  11. IBM Turbonomic 運用高度化 (AIOps) • アプリケーション性能安定 化 • 運用/保守業務削減 •

    運用ガバナンス強化 コスト最適化 (FinOps) • インフラコスト適正化 • 人的運用コスト適正化 サステナビリ ティ(SDGs) • 電力削減 • CO2削減 安定稼働に必要なリソースの追加 パフォーマンス保証 余っている無駄なリソースの削減 コスト削減 + コア機能 得られるビジネス価値 必要投資額 削減可能額 • IBMの提供するITリソースとコスト最適化ツール (2021年に買収) • あらゆるプラットフォーム・クラウドのリソースを自動的に最適化 Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  12. IBM Turbonomic:リソース最適化のアクション(クラウド) 最適なAmazon EC2インスタンスへ変更 最適なストレージTierへ変更 大きなインスタンスへの変更で性能劣化を防止 $3,225/月 削減可能 $1,163/月 削減可能

    $55/月 削減可能 不必要なAmazon EBSボリュームの削除 $117/月 投資提案 信頼性のある、実行可能な最適化アクションを生成 Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.
  13. OpenCost • CNCF Incubation Projectに選出(2024年10月にSandbox Projectから昇格) • ベンダーニュートラルでクラウドおよびコンテナのコストを測定して割り当てることができるOSS Copyright ©2025

    NS Solutions Corporation, IBM Corporation. 主な機能 • Kubernetes Cluster, Node, Namespace, コントローラ、サービス、ポッドごとのリアルタイム のコスト配分 • AWS, Azure, Google Cloud上のすべてのクラウドサービスに対するマルチクラウドコスト監視 • 動的でオンデマンド Kubernetes アセットの価格設定 • CSVファイルによるオンプレミスKubernetesクラスタの価格設定 • CPU, GPU, メモリ, 永続ボリュームなどKubernetesリソースのアロケーション • 価格設定データをPrometheusにエクスポート • クラウドリソースのカーボンコスト • 外部製品のコストのサポート 引用元:GitHub - opencost/opencost: Cost monitoring for Kubernetes workloads and cloud costs
  14. OpenCost • コスト割り当ての仕組み Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM Corporation.

    1.リソース使用量の収集 2. リソース単価の定義 3. コストの計算 4. コストの割り当てと分解 5. アイドルコストの考慮 OpenCostがKubernetesクラスタ内のリソース(CPU、メモリ、GPU、スト レージ、ネットワークなど)の消費量をリアルタイムで収集。Prometheusが統 合されておりポッドやノードごとの使用量を詳細に記録する。 各リソースに単価を適用。この単価は、クラウドプロバイダー(AWS、Google Cloud、Azureなど)の課金APIから取得するか、オンプレミス環境ではカスタ ム価格(例: CSVファイルで定義)を設定する。 収集したリソース使用量に単価を掛けて、各ワークロードのコストを計算する。 例えば、あるポッドが「CPU 2コアを1時間使用(2 × 0.05ドル = 0.10ド ル)」「メモリ4GBを1時間使用(4 × 0.01ドル = 0.04ドル)」の場合、総コ ストは0.14ドルとなる。 Kubernetesの階層構造を基に、コストを適切な単位に配分。OpenCostは、リ ソース消費を追跡し、「どのネームスペース」「どのポッド」がコストを発生 させているかを特定。共有コストは、比例配分や均等配分で調整される。 クラスタ全体のリソースコストから、ワークロードに割り当てられたコストを 差し引いて、未使用リソース(アイドルコスト)を計算する。たとえば、ノー ドの総コストが100ドルで、ワークロードが60ドル分しか消費していない場 合、残りの40ドルがアイドルコストとなる。 参照元:GitHub - opencost/opencost: Cost monitoring for Kubernetes workloads and cloud costs
  15. OpenCost • Grafana Labsでの事例 Copyright ©2025 NS Solutions Corporation, IBM

    Corporation. 引用元:How Grafana Labs uses and contributes to OpenCost, the open source project for real-time cost monitoring in Kubernetes | Grafana Labs ◆課題: クラウドプロバイダーの固定価格リス トに依存しており、地域やインスタンスタイ プ(オンデマンドVMやスポットVM)のコス ト差を正確に反映できていなかった。これに より、リソースごとのコスト把握が不十分だ った。 ◆解決策: OpenCostを全クラスタに導入し、 Prometheusと連携してリアルタイムのリソー ス使用量を収集。クラウド課金APIから単価を 取得し、オンデマンドとスポットのコストを 区別して計算。これをGrafana Mimirに集約し 、Grafanaダッシュボードで可視化することで 、詳細かつ正確なコスト管理を実現。