Upgrade to Pro
— share decks privately, control downloads, hide ads and more …
Speaker Deck
Features
Speaker Deck
PRO
Sign in
Sign up for free
Search
Search
ネタが作れなかったので、 本業の話に触れてみる
Search
ufoo68
October 13, 2020
Technology
0
440
ネタが作れなかったので、 本業の話に触れてみる
ufoo68
October 13, 2020
Tweet
Share
More Decks by ufoo68
See All by ufoo68
初めて開発リーダーをやってみた話
ufoo68
0
53
M5Stack用の指紋認証デバイスを試す
ufoo68
0
510
結婚式のクイズアプリを自作した話
ufoo68
0
500
M5Stack Core2とAlexaでインターフォンに自動で対応してくれるIoTデバイスを作りたかった話
ufoo68
0
570
KASHIKOIHAKO
ufoo68
0
470
LIFF通話をつくろう!
ufoo68
0
1.2k
KASHIKOIHAKO計画その4
ufoo68
0
250
AWS CDKで作るLINE bot
ufoo68
0
320
解説!LINE bot開発
ufoo68
0
240
Other Decks in Technology
See All in Technology
適材適所の技術選定 〜GraphQL・REST API・tRPC〜 / Optimal Technology Selection
kakehashi
1
690
FlutterアプリにおけるSLI/SLOを用いたユーザー体験の可視化と計測基盤構築
ostk0069
0
100
強いチームと開発生産性
onk
PRO
35
11k
エンジニア人生の拡張性を高める 「探索型キャリア設計」の提案
tenshoku_draft
1
130
Amazon CloudWatch Network Monitor のススメ
yuki_ink
1
210
SRE×AIOpsを始めよう!GuardDutyによるお手軽脅威検出
amixedcolor
0
170
日経電子版のStoreKit2フルリニューアル
shimastripe
1
140
Lexical Analysis
shigashiyama
1
150
EventHub Startup CTO of the year 2024 ピッチ資料
eventhub
0
120
マルチモーダル / AI Agent / LLMOps 3つの技術トレンドで理解するLLMの今後の展望
hirosatogamo
37
12k
第1回 国土交通省 データコンペ参加者向け勉強会③- Snowflake x estie編 -
estie
0
130
20241120_JAWS_東京_ランチタイムLT#17_AWS認定全冠の先へ
tsumita
2
300
Featured
See All Featured
Building a Scalable Design System with Sketch
lauravandoore
459
33k
Why You Should Never Use an ORM
jnunemaker
PRO
54
9.1k
A Modern Web Designer's Workflow
chriscoyier
693
190k
Raft: Consensus for Rubyists
vanstee
136
6.6k
Product Roadmaps are Hard
iamctodd
PRO
49
11k
Code Review Best Practice
trishagee
64
17k
Scaling GitHub
holman
458
140k
The World Runs on Bad Software
bkeepers
PRO
65
11k
No one is an island. Learnings from fostering a developers community.
thoeni
19
3k
Building Flexible Design Systems
yeseniaperezcruz
327
38k
Facilitating Awesome Meetings
lara
50
6.1k
The Power of CSS Pseudo Elements
geoffreycrofte
73
5.3k
Transcript
ネタが作れなかったので、 本業の話に触れてみる in IoTLT
自己紹介 • SNSでの名前 ◦ ufoo68(@ufoo_yuta) • 出身地 ◦ 滋賀県 •
やってること ◦ スポーツIoTLT主催 • 最近のできごと ◦ YouTube活動はじめた
本来話したかったネタ M5Stackでリモート発表をにぎやかすもの mp3とかで声援的なものを再生する 聴講する人 pub/sub通信
できなかった理由 • M5Stackのmp3再生ライブラリとwifiが一緒に動かせなかった ◦ 理由は不明 • WiFiModeをいじっていたらrebootを繰り返すようになってしまった ◦ 壊れた(?) •
詳しく調べる時間がなかった ◦ 手を付けだしたのがほぼ前日
さて困った
ここで追加の自己紹介 • 本名 ◦ 松永勇太 • 所属 ◦ 株式会社ACCESS ◦
IoT事業部(本当はもうちょっと長ったらしい) • 普段のお仕事 ◦ IoTが絡んだサーバーやフロントエンドの開発 ◦ 最近はクラウド(AWS)がメイン
不本意ながら変えた上でのネタ IoTでのクラウド開発で気をつけたいこと
IoTが絡む上での課題 • リソース制限 ◦ クラウド側が意図的にパフォーマンスの制限を設けているもの ◦ これは基本的には上限の引き上げでなんとかなる • パフォーマンス ◦
クラウドのリソースでの性能限界で起こったりする ◦ 場合によっては設計変更が必要 • コスト削減 ◦ クラウドを使う上での使用料金の問題 ◦ IoTが絡む場合は大量リクエストによって高額になったりする ざっとあげてみた感じこんなもの(おそらく他にもあるかも)
今回の話について • AWSを使った課題について2つ触れてみる ◦ DynamoDBとCloudWatch ◦ IoTが絡まなくても起こりうる課題かもしれない • 一部の元ネタは先日Qiitaに書いたけど1LGTMもつかなかった記事
DynamoDB
DynamoDBとは • AWSが提供するNoSQLのデータベース • フルマネージドで分散データベースの運用とスケーリングに伴う管理作業をまかせ ることができる • 高い可用性と耐久性が特徴 • Lambdaとの相性がいい
• 単純なデータの読み書きに強い
ここで気をつけたいこと DynamoDBは、 大量のデータの追加・読み取りには強いが大量のデータの更新に結構弱い ー>数千件単位のデータ書き込みになるとその性能差がもろに出る data1 data2 data3 data1 data2 data3
ここで気をつけたいこと API Gatewayが絡む場合、それのタイムアウトについても気をつける必要がある ー>最大でも30秒。これ以内に収められない場合は、別のLambdaを呼び出すなどの システム変更、もしくは別の工夫が必要 timeout
CloudWatch
CloudWatchとは • AWSリソースのモニタリングを行うためのサービス • とりあえず今回取り上げるのはCloudWatch Logs • CloudWatch Logsの中でもlambdaに関するlogの話 •
要はconsole.log()やprint()で表示するデータ
ここで気をつけたいこと CloudWatchのログは保存より取り込みにお金がかかる ->console.log()を呼び出した分のお金がGB単位でかかる IoTレベルの大量リクエストを捌いてい るとここが結構響いてくるので、 logで 表示するデータの取捨選択が重要に なる
以上です
まとめ • IoTに関する開発(主にサーバー)で意識すべきことは常に大量のリクエストが投げ られてくるということ • クラウドを使うと便利な反面、リソース上限や使用コストを別で気にすることになる • 結局のところ、システム構成・アプリケーションでの設計が重要