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Information management for a culture of speed: The story of Notion and LayerX

y_matsuwitter
November 10, 2022

Information management for a culture of speed: The story of Notion and LayerX

2022/11/09 Notion Japanイベントにて

y_matsuwitter

November 10, 2022
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Transcript

  1. © 2022 LayerX Inc. 3 自己紹介 松本 勇気 (@y_matsuwitter) 株式会社LayerX

    代表取締役CTO 株式会社三井物産デジタル・アセットマネジメント 取締役 日本CTO協会 理事 Fintech/PrivacyTechを主に管掌 趣味は筋トレと料理
  2. © 2022 LayerX Inc. 5 会社名 株式会社LayerX(レイヤーエックス) 代表取締役 福島 良典

    / 松本 勇気 創業 2018年 8月1日 従業員数 120名(2022年8月時点) 資本金 31億円 事業概要 バクラク事業、Fintech事業、Privacy Tech事業 関連会社 三井物産デジタル・アセットマネジメント (三井物産、LayerX、三井住友信託銀行、SMBC日興証券、JA三井リース、イデラキャピタルマネジメントに よる合弁会社) お取り組み実績 取得認証 情報セキュリティマネジメントシステム、JIIMA認証 一部抜粋 * 資本準備金含む  ** 全事業含む IS 747702 / ISO 27001 会社概要
  3. © 2022 LayerX Inc. 6 バクラク事業 企業活動のインフラとなる法人支出管理 (BSM)SaaSを開発・提供 LayerXの提供プロダクト Fintech事業

    ソフトウェアを駆使したアセットマネ ジメント・証券事業を合弁会社にて 展開 PrivacyTech事業 パーソナルデータの利活用とプライバシー保 護を両立するソリューションの提供
  4. © 2022 LayerX Inc. 8 爆速開発文化とは 企画を待って、デザインを待って、と いう工程を飛ばし、一人ひとりが仕様 策定〜開発まで一気通貫して責任を 持ち即座に作っていく。

    作ったものをデモを通じて即座に試 し、良し悪しを検証する。 爆速にリリースすることで、Fail Fastを実現する。 小さく、こまめにリリースすることで、 Failの影響を小さく抑え、素早く品質 を向上していく。 ユーザーの使わないものを正確に正 しく大きく作るリスクを避ける。 ユーザーの使うものを実際の声から 拾い上げ、裏の意図を汲み、そこから 必要なものを最小限シンプルに試して いく。 即座に作り、即座に試す デモ文化 スピードが品質を作る 正しいものを作る LayerXでは開発組織全体で開発スピードに偏った意思決定を取ることを良しとしている。
  5. © 2022 LayerX Inc. 13 ツールの選定方針とnotion 情報管理においてはその構造設計が重要。一個の情報に閉じずつながるツールであることを意識している。 社内の情報管理・コミュニケーションの中心はNotionとSlackで構成。 • 様々なツールや業務プロ

    セスと接続し、情報が流れ る仕組みを作る。 • 業務のあり方と1:1で対応 できるような柔軟性 • 単にテキストが並ぶだけで ない、対象に合わせた構造 化の柔軟性 • 後述する、ストックとフ ローの考え方 • 当然ながら、お客様の安 心、従業員の安心を作れる 情報管理体制 • SSOや権限管理など最低 限の機能 つながる 構造化 安心
  6. © 2022 LayerX Inc. 19 notionの情報設計方針 運用方針は各事業部やチームのページごとに独立。DBを基軸に整理し、情報の再利用が促進できる形を狙う。 各事業部や全社などの単位でストックとなるポータルを用意し、フローな情報の一部を整理して活用。 DB ストック系ページ

    フロー情報 事業部・チームなど大きい単位で データベースを一つないし少なめに用意 議事録・日報 調査メモ その他報告書 タスク・チケット 全社・事業部等のポータル 一覧等のツール オンボーディング資料 マニュアル
  7. © 2022 LayerX Inc. 25 LayerXとNotion 爆速開発文化 • 素早く施策を進め、Fact Baseに多くの知見を獲得する

    サイクルを回すことを重視 • 溢れる知識を整理し浸透させ ることがチーム全体の爆速に とって重要 Notionの活用 • Databaseを中心にストック とフローの情報を連携 • 全社や事業部ポータル、採用の ための候補者管理、個人のタス ク管理など幅広い場面で Notionが活用されている。 フローとストックの連携 • 大量の施策の中で生まれるフ ロー情報を半自動的に整理で きることがNotionの強み • DBなどを介してフロー情報を ストックに転換することで爆速 をNotionが支えている。 LayerXの爆速文化はNotionの情報再利用性をベースにした情報整理とコミュニケーションによって支えられている。 今後も様々な使い方を編み出しつつ組織全体で学習する環境を維持して行きたい。